ジル・サンダーの1週間コットンシャツ

眩しいほどの清潔感を湛えて、ずらりと並んだ7枚の白シャツ。これが自分のクローゼットだったら、どんなに幸せでしょう。これは、1週間の生活シーンや気分に合わせて、さまざまな白シャツが楽しめるジル・サンダーの「7デイズ・シャツ」。昨年の春、クリエイティブ・ディレクターに就任したルーシー&ルーク・メイヤー夫妻が真っ先に手がけたものです。

白シャツは、シンプルすぎると生真面目に見えるし、装飾的なドレスシャツも日常には浮いてしまう。流行シルエットに頼りすぎると、翌年はもう時代遅れに…。

夫妻はブランドのアイコンでもある「白のコットンシャツ」を見直すにあたり、たくさんの歴史的なシャツを研究し、何が時代を超えて愛されるのかを考えたといいます。紳士服から始まったシャツは、やはり時代を超えて日々の生活に心地よく、美しく寄り添う定番としての完成度が求められるもの。この7枚が優れているのも、まさにそうした「名品」の視点が込められているからなのです。

ベーシックな白シャツがこんなにも表情豊かに7Days!

左から/シャツ「MONDAY」¥86,000・シャツ「TUESDAY」¥98,000・シャツ「WEDNESDAY」¥105,000・シャツ「THURSDAY」¥88,000・シャツ「FRIDAY」¥90,000・シャツ「SATURDAY」¥108,000・シャツ「SUNDAY」¥114,000 ※サイズ展開:32~38、「SUNDAY」のみ32、34(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) [Precious2018年10月号068-069ページ]
左から/シャツ「MONDAY」¥86,000・シャツ「TUESDAY」¥98,000・シャツ「WEDNESDAY」¥105,000・シャツ「THURSDAY」¥88,000・シャツ「FRIDAY」¥90,000・シャツ「SATURDAY」¥108,000・シャツ「SUNDAY」¥114,000 ※サイズ展開:32~38、「SUNDAY」のみ32、34(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉) [Precious2018年10月号068-069ページ]

小ぶりな襟と、適度なフィット感のあるシルエットをベースに、毎日さまざまな表情のディテールや、丈のバリエーションが楽しめます。素材は、ソフトなポプリン(=平織り)で、超長繊維の上質な「スーピマコットン」を使用。シルクのような光沢としなやかな風合いが魅力です。

「MONDAY」クラシックでアイコニックな基本の一枚。

「TUESDAY」スタンドカラーのプルオーバータイプ。

「WEDNESDAY」チュニックでもウエストインでもアレンジ自在な長め丈。

「THURSDAY」唯一のショート丈は、華やかなディテールで一番人気。

「FRIDAY」ポロ襟に4分の3丈のそでで、こなれ感のある人気の一枚。

「SATURDAY」前飾りがポイントの辛口な華やぎチュニック。

「SUNDAY」 ドロップショルダーの洗練ビッグシルエット。

  • イニシャルすべてのシャツにジル・サンダーのイニシャル「JS」が、クロスステッチで刺しゅうされています。小さいながらも、老舗シャツ専門店のアトリエを思わせる刺しゅうロゴは、職人の誇りと自信の証です。
  • 曜日入りタグ襟裏のタグには、曜日が記されている丁寧さです。クリーニングから戻ったら、だれでも曜日順に並べられるというのは、ヨーロッパの上流社会の生活スタイルをかいま見るようで、ちょっと楽しい!
  • 曜日別カバークリーンな白をキープするためにも、丁寧なケアと保管は欠かせません。一枚ごとに専用のガーメントケースとハンガーが付いているだけでなく、ロゴの下には曜日も書かれているので、見分けやすい!

※掲載した商品の価格はすべて税抜です。

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PHOTO :
戸田嘉昭・小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー)