季節の端境期に何かと頼れるレザージャケットのコーディネートを、ラグジュアリーマガジン『Precious(プレシャス)』(毎月7日発売)よりピックアップします。黒ライダースジャケットなど、革ジャンのコーディネートのお手本を13パターンご用意しました。
【目次】
レザージャケットの冬コーデ
【1】リビアナ・コンティの黒レザージャケット×グリーンワイドパンツ×黒タートルニット
鮮やかなグリーンもたっぷりとした分量感も今年らしい、ウィークエンド マックスマーラのパンツで華やぎスタイルをアップデート。ボリュームボトムをバランスよく見せる秘訣は、ウエストを意識させること。トラデュイールの黒タートルをインにし、リビアナ・コンティの黒レザーのショート丈ブルゾンをはおってコントラストをつけると、理想のメリハリが生まれます。
【2】トラデュイールの黒レザージャケット×グレーワンピース
レザージャケットでキリリとした辛口スパイスを添えて、キャリア感を演出。女性らしい一着が新鮮でこなれた表情に仕上がります。
【3】MOGAの黒レザージャケット×ブルーワンピース
ワンピースのやわらかなシルクとまったく異なる素材感のレザージャケットで、ハンサムさをミックス。こなれたムードが高まって、旬のバランスが完成します。
【4】ブルーガールの黒レザージャケット×柄スカート
主役のスカートは起毛感のある素材が、アニマル柄をまろやかに演出。シンプルなボックスプリーツだから、応用力も高く着こなしやすいのが特徴です。インパクトのあるスカートの柄を生かすには、レザージャケットを合わせてシンプルにまとめましょう。
【5】yoshie inabaの黒レザージャケット×ネイビーワンピース
ノーカラーのレザージャケットをはおって、やや辛口に仕上げたスタイル。主役のワンピースはしなやかな落ち感がエレガントなものをチョイス。ウエスト部分はゴムになっているので、着心地も抜群です。
【6】ザ ロウのレザージャケット×黒パンツ
薄手のストレッチレザーが、肌と一体化するようなフィット感を実現したレザージャケット。ウエスト下にはフロントとバック、左右4か所にジップが配されており、開けるとペプラム風に早変わりします。アウター1枚をトップス感覚で着るときは、このデザインを生かして着るのがストイックになりすぎないポイントに。小物まで黒~グレーで全身をまとめたスタイルものっぺり見えないのは、ジャケットの艶が自然な立体感をもたらしているおかげです。
【7】ザ ロウの黒レザージャケット×デニムパンツ
カットソー×デニムというおなじみの合わせも今どきに導く、レザージャケットの実力を感じて。袖口を開け、素肌をのぞかせてラフさを加味すると、デニムのカジュアル感とちょうどいいバランスに仕上がります。
【8】アクリスのスミグレーレザージャケット×グレースカート
こっくり深みのあるスミグレーのレザージャケットは、黒よりも優しくグレーよりもリッチな絶妙色。裏地はボンディングタッチのビスコース素材で、ラペルや折り返した袖口に軽やかなリズムをもたらしてくれます。深いグリーンのニットやシルバーアクセサリーでクール感のある色を配するのも、軽やかにバランスよく着こなす秘訣です。
【9】ラルフ ローレンのボルドーレザージャケット×黒タートルネックニット
深みのあるスエードのレザージャケット。合わせのコーディネートをネイビーでシックにまとめたら、アクセサリーもジャケットにあしらわれたメタルと同じくゴールドを重ね、艶やかなリュクス感を意識しましょう。
黒ライダースジャケットのコーデ
【1】アッパーハイツの黒ライダースジャケット×白シャツ
黒のライダースジャケットとデニムでエッジのきいた着こなし。モノトーンスタイルの日には、印象が重たくならないようにしたいもの。チェーンバッグや、パテントローファーで、艶めきを添えましょう。
【2】アッパーハイツの黒ライダースジャケット×黒ワンピース
黒のライダースジャケットやスタッズ付きのパンプスで、辛口なテイストをトッピング。仕上げにファーのバッグで遊び心をオンしましょう。
【3】アストラットの黒ライダースジャケット×柄スカート
黒ライダースジャケット×ジャカードスカートの甘辛ミックスのインパクトに負けないように、仕上げのネックレスアレンジで華やぎをプラス。バッグに付けたブローチ使いもセンスのいいアプローチになります。
ライダースジャケットのコーデ
【1】アッパーハイツのブラウンライダースジャケット×黒タートルネックニット
ライダースジャケットのインに黒のタートルニットを着て、波打つような艶をたたえたタイトスカートを合わせた装い。配色でコントラストを効かせつつも、アイテムの組み合わせでも緩急をつけると、奥行きが生まれて、おしゃれ感が倍増します。