高級住宅街としてあまりにも有名な兵庫県・芦屋。セレブな雰囲気漂うこのエリアには、特別な日にもぴったりの高級レストランはもちろんのこと、肩肘張らないカジュアル店まで、舌の肥えたマダムも通うハイクオリティなお店が点在しています。

そんな芦屋のレストランの中から、本記事ではフレンチに絞り込んでご紹介。プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』内の口コミ評価で評判の高いお店と、料理人の顔が見えるグルメ・レストランサイト『ヒトサラ』でシェフがオススメするお店の中から、芦屋のフレンチ・レストランのおすすめを6軒、まとめてお届けします。

【目次】

ランチが人気|芦屋フレンチ


【1】カジュアルフレンチkuro96(クロクロ)

カジュアルフレンチkuro96
カジュアルフレンチkuro96 情報提供:一休.com

住宅街の一角に立つ「カジュアルフレンチkuro96」は、かわいらしい佇まいが目を引く、入りやすい雰囲気のフレンチレストラン。こじんまりとした店内はアットホームな空気に満ち、立ち寄りやすいカウンター席やゆったりとしたテーブル席、半個室などシートの使い勝手もよく、日常の中で気軽にフランス料理を楽しめるスポットとなっています。

カジュアルフレンチkuro96
カジュアルフレンチkuro96 情報提供:一休.com

肩肘張らないムードとは言え、提供されるのは、その見た目からして本格的な上質フレンチ。数々の名店で経験を持つシェフが腕を奮い、特選A5ランク飛騨牛やフォアグラを使用したスペシャリテといったハイクオリティな料理の数々を、カジュアルスタイルで提供してくれます。

ワインとのマリアージュを気軽に楽しんでほしいとの思いから、ドリンクもリーズナブルな価格帯で取りそろえ。敷居が高いイメージのフレンチを普段着で存分に楽しむ…そんな贅沢を満喫させてくれます。

おすすめのランチプランは「【アップグレード】ソフトドリンク付!肉&魚のWメイン、アミューズ、デザートなど全6品!食後カフェフリー 3,100円」。

たとえば、アミューズ「有機生野菜のスティック 西京みそのソースで」、前菜「ホワイトアスパラと魚介の盛り合わせ 赤パプリカソース」、スープ「新じゃが芋のポタージュ ペッパーのアクセント」、本日のお魚料理「愛知蒲郡直送鮮魚のポワレとムール貝・真牡蠣の盛り合わせ 貝のクリームソース」、お肉料理「スペイン産イベリコ豚のロースト つぶマスタードソース」、デザートの盛り合わせといったお料理に、特別にソフトドリンクを一杯サービス。

さらに自家製ライ麦パンと食後のドリンクは好きなだけいただけるという、お値打ちの内容になっています。

問い合わせ先

  • カジュアルフレンチkuro96
  • 営業時間/11:30~15:00、18:00~23:00
    定休日/月曜日
    予算/ランチ 2,000円~2,999円 、 ディナー 4,000円~4,999円
    席数/20席(半個室1室)
    喫煙可否/全面禁煙
    TEL/0797-38-9617
    住所/兵庫県芦屋市津知町11-15 アルトレナガサワ1F

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【2】芦屋モノリス

芦屋モノリス
芦屋モノリス 情報提供:一休.com

昭和4年に建てられたクラシカルな洋館風の佇まいが、高級住宅街・芦屋にあって憧憬の対象となっていた旧逓信省芦屋別館。その品格は残しつつ、気鋭の空間デザイナー・佐藤一郎氏の手によりフレンチレストラン「芦屋モノリス」としてリニューアル。歴史ある建物だけが持つ、重厚さとモダンさを融合させた優れたデザインは、BELCA賞など数々の受賞歴を誇り、特別な一日を彩るにふさわしいレストランとして、この地で親しまれています。

芦屋モノリス
芦屋モノリス 情報提供:一休.com

料理を手掛けるのは、かつてスイス日本国大使館にてグランシェフを担当し、各国の大使や皇族をもてなしてきた北田 悟シェフ。多くの賓客を満足させてきたその腕を惜しみなく発揮し、各地の契約農家から仕入れた旬の野菜を1コースで40種以上も使用するなど、目にも鮮やかな記憶に残るフレンチを展開します。

人気のランチプランは「【平日限定】文化財のモダンな歴史的建造物でご堪能!前菜、スープ、選べるメイン、デザートプラン2,500円」。前菜、スープ、魚料理もしくは肉料理、デザートで構成される、より気軽に楽しめるハーフコースです。

内容はたとえばある秋の日なら、前菜「レモンペッパー風味 戻りカツオの炙り 香りのエルブとルッコラグリーンの山葵ソース」、スープ「高冷地キャベツのクリームポタージュ 繊細な泡と生ハムクランブル」、メイン「ポーク肩肉のラグー ポワローを添えたマレシェール風」もしくは「真鯛のポッシェ 野菜ブイヨンを絡めたレンズ豆のクリームソース」、デザート「プラリネグラスとほっくりカボチャのカソナード クルスティアン飾り」など。

問い合わせ先

  • 芦屋モノリス
  • 営業時間/11:30~15:00
    定休日/第2水曜日・土日祝、
    予算/ランチ 3,000円~3,999円
    席数/64席(個室1室)
    喫煙可否/全面禁煙 ※外に喫煙スペースあり
    TEL/050-5306-8501
    住所/兵庫県芦屋市大桝町5-23

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ミシュランが認めた味を楽しめる|芦屋フレンチ


【1】KOSHIMO PLUS(コシモプリュス)

KOSHIMO PLUS
KOSHIMO PLUS 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

「リーガロイヤルホテル」グループにて、史上最年少の33歳で「グランメゾン・シャンボール」のシェフに就任するなど、長く活躍した小霜浩之氏。シェフが自らの名を冠しスタートさせたのがこの「KOSHIMO PLUS(コシモプリュス)」、その独創的な一皿が訪れる者の心を掴んでやまない、芦屋屈指の人気店です。

店内の設えはモダンでスタイリッシュ。ちょっとおしゃれして集いたい大人の隠れ家のようでありつつ、オレンジの照明がどこかあたたかく、肩の力を抜いてじっくりと、シェフの世界観を堪能することができます。

KOSHIMO PLUS
KOSHIMO PLUS 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

「笑顔になるフレンチ」をモットーにシェフが展開するのは、驚きに満ちた少量多皿のイノベーティブなフレンチコース。

たとえば、毎年春に提供しているというスペシャリテ「鮎とショコラ」。鮎の生息する風景をイメージしたというそのビジュアルもユニークですが、口に含めば肝の苦さとカカオマスのほろ苦さ、チョコレートの濃厚さが絶妙にマッチする意外な組み合わせに、再び感動を覚えることでしょう。

ほかにも、シャキシャキ食感がやみつきになる「えのきサラダ」や、噛めば噛むほど味わい深い秋冬の一皿「ホロホロ鶏のロースト」など、遊び心あふれる逸品の数々が、至福の時間を彩ります。

どんな料理とも合わせられるようにと、ワインも幅広く150種のラインナップ。高級なものから思わずつくり手の人物像を想像してしまう個性的なアイテムまで、シーンや気分に合わせてシニアソムリエの支配人がチョイスしてくれるので、是非相談し、ここでしか体験できないマリアージュを堪能しましょう。

問い合わせ先

  • KOSHIMO PLUS
  • 営業時間/11:30~15:00、日/12:00~15:00 18:00~22:30
    定休日/水曜日
    予算/ランチ 6,000円、ディナー 12,000円
    キャパシティ/20人
    喫煙可否/完全禁煙
    TEL/0797-25-0040
    住所/兵庫県芦屋市業平町7-16

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【2】芦屋フレンチ北じま

芦屋フレンチ北じま
芦屋フレンチ北じま 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

星獲得の一流店でありながら、時に箸を使って楽しめるその気取らなさも魅力の「芦屋フレンチ北じま」。店内はコンクリートと木が心地よく調和する、静かで、それでいてあたたかな設え。ゆったりと配置されたテーブル席から見渡す窓の外には、情緒あふれる中庭が広がります。

心癒される開放的な空間はまるで友人宅に招かれたようで、自然と寛ぎを覚えるはず。夜になれば中庭はライトアップされ、昼とは趣の異なる幻想的なムードに包まれます。この日常を離れた雰囲気は、大切な人と特別なディナーを楽しむのにも最適です。

芦屋フレンチ北じま
芦屋フレンチ北じま 情報提供:ヒトサラ『シェフがオススメするお店』

多くのホテルで研鑽を積み、ここ芦屋に自身の店を開店。素材の香りや旨みを大切にしたフレンチを追求し、2016年にはミシュランで星を獲得するに至った北島 恭シェフ。毎朝欠かさず市場で調達する魚介や丹波篠山産を中心とする完全有機野菜など、使用する食材には、すべてが主役と言っていいほどのこだわりを貫きます。

厳選食材の旨みや彩りを余すことなく集約した一皿は、まるで鮮度抜群のお寿司や繊細な懐石のようで、日本人の心にしっとりと染み入ることでしょう。

そんな中でも、訪れたゲストのほとんどが注文するというメニューが「当店人気 No.1 のオマール海老のクリームスープ」。給仕された瞬間、オマール海老の香りがふわりと鼻腔をくすぐり、口に含めば濃厚な旨みがなめらかに口内に広がる逸品です。また、オードブルの人気メニューは「徳島県阿部(あぶ)の活あわびのポワレ ソースプロバンサル」。さっと火を通した活アワビのレアに近い程よい歯ごたえも絶品、トマトソースの酸味と甘みがアワビの味を一層引き立てます。さらに「ココナッツと黄桃のムース フルーツの泡を添えて」などデザートに至るまで、心尽くしの珠玉のフレンチで魅了してくれます。

問い合わせ先

  • 芦屋フレンチ北じま
  • 営業時間/12:00~15:00、18:00~21:30
    定休日/毎週月曜日と第三火曜日(祭日の場合は営業して次の日が代休)
    予算/ランチ 5,000円、ディナー 11,000円
    席数/28人(宴会・パーティー時着席:28人)
    喫煙可否/完全禁煙
    TEL/0797-26-7774
    住所/兵庫県芦屋市東芦屋町2-14 エクセレント芦屋1F

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芦屋のおすすめフレンチレストラン


【1】Embrace(アンブレイス)

Embrace
Embrace 情報提供:一休.com

抱擁を意味する店名を持つ、ぬくもりあふれるフレンチビストロ「Embrace(アンブレイス)」。大きな窓から自然光が降り注ぐ店内は穏やかそのもの。窓はフルオープンにすることも可能で、天気の良い日にはテラス感覚で季節の風を感じることもできます。

広々としたカウンター席には低めの椅子が設置されており、その居心地の良さについつい長居してしまいそう。二階の個室はまるで自宅のリビングのようで、親しい人とワイン片手に時を過ごせば、自然と優しい気持ちに包まれます。

Embrace
Embrace 情報提供:一休.com

淡路由良をはじめ、全国各地から直送される魚介類や有機野菜。日々届く旬を食材に、たとえば野菜をふんだんに取り入れたストウブ料理など、素材に適した調理法で、様々なお料理が振る舞われます。食材の美味際立つ料理は、やはりワインとともにいただきたいもの。フランスを中心に、イタリア、日本、オーストラリアなど常時200種類以上のラインナップの中から、その日のおすすめも提案されているので、是非気軽に楽しんで。

おすすめのプランはディナーコース「【3ドリンク付ペアリング】前菜2品、パスタ、お魚・お肉のメイン2品、デザートのシェフのおまかせ全6品 11,000円」。前菜×2皿、パスタ、魚料理、肉料理、デザートといった充実の内容に合わせた、3ドリンク付き。じっくり堪能したい、ペアリングプランです。

問い合わせ先

  • Embrace
  • 営業時間/11:30~15:00、17:00~24:00 木金/17:00~24:00
    定休日/水曜日
    席数/21席(個室1室)
    喫煙可否/分煙(テーブル席のみ可能、個室は不可)
    TEL/0797-57-1488
    住所/兵庫県芦屋市宮塚町12-19 ブルーノ芦屋 1F

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【2】Chez Mori(シェ・モリ)

Chez Mori
Chez Mori 情報提供:一休.com

芦屋界隈で長く親しまれる「Chez Mori(シェ・モリ)」。清楚な白を基調とした空間は、たとえば特別な日にもふさわしい上品な面持ち。それでいて、いつも変わらぬ真心で迎えてくれる、やわらかな空気に満ちています。店内には最大10名まで利用できる個室の用意も。デートや家族の記念日、パーティーまで、さまざまなシーンで至福のひとときを約束してくれる、街の上質なフレンチレストランです。

Chez Mori
Chez Mori 情報提供:一休.com

テーブルを彩るのは、旬の天然食材にこだわった季節感あふれる本格フレンチ。シェフ自ら市場に赴きその日最高の食材を厳選、長年培った技法をベースに、素材のおいしさや彩りを最大限に引き出した、華やぎの一皿へ昇華します。

専属スタッフにより絶妙なタイミングで給仕されるコースを、ワインとともに目で舌で堪能すれば、忘れられない思い出がまたひとつ増えそうです。

おすすめのプランはディナーコース「【特別コース】シェフが厳選した最高の食材をふんだんに使用した特別コース!至福の時間をご堪能ください 18,144円」。ゆったり食事を楽しみたい特別な日にもうってつけの、シェフとっておきのフルコースです。

問い合わせ先

  • Chez Mori
  • 営業時間/12:00~15:00、18:00~22:00
    定休日/水曜日
    予算/ランチ 3,000円~3,999円 、 ディナー 8,000円~9,999円
    席数/40席(個室1室)
    喫煙可否/全面禁煙
    TEL/0797-23-6464
    住所/兵庫県芦屋市楠木町7-16

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※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2018年10月22日(月)時点での情報をもとに作成しています。

この記事の執筆者
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