ベージュニットを使ったおしゃれな着こなしを、ラグジュアリーマガジン『Precious(プレシャス)』(毎月7日発売)より12スタイル、ピックアップしました。ライトベージュニットを使ったコーデや、アウター、スカートとの組み合わせなど、ぜひ冬のおしゃれの参考にしてみてください。
レディース冬のベージュニットコーデ
【1】ベージュニット×ピンク柄コート×カーキパンツ
ドレスライクなジャカードコートを、ベーシックなINとパンツに合わせたコーディネート。フラワージャカードのコートになじむような、ニュアンスカラーでニットとパンツを統一。
【2】ベージュニット×グリーンパンツ×ストール
グレージュの柔和な表情とカシミヤの上質なテクスチャーで魅せる、ストールを小粋に巻いたニットスタイル。程よい光沢感のあるボトルグリーンのテーパードパンツが、着こなしに透明感を生んでくれます。
【3】ベージュニット×グレーパンツ
ラグランスリーブのタートルニットにケープをレイヤードしたかのようなデザインニットは、カシミヤ100%のうっとりするほどの肌触りが自慢です。細身パンツとのグレージュの濃淡に、さらなる品格を与えるのがこくのあるボルドーのワンハンドルバッグ。上品な配色、クラシカルな小物使いで、ワンランク上のリッチカジュアルが完成します。
【4】ベージュニット×ダブルフェースコート×グレーパンツ
暖かそうに肩まで覆うたっぷりとした襟と、愛らしい丸みを帯びた袖が、今年らしいソフトなボリューム感を印象づけるコート。その優しいアイボリーを主役に、サンドベージュ系のニットやパンツ、バッグを濃淡で重ね、甘みを抑えたクールなバニラグラデーションに仕上げましょう。
【5】ベージュニット×グレーカーディガン×ベージュパンツ
アウター感覚で着られるざっくりとしたカシミヤのカーディガン。袖部分のファーは、毛の色に濃淡があるため、きれいなグラデーションが楽しめます。カーディガンはグレーでも、ファーひとつでグレージュの可能性が広がって。またグレーにベージュ系のニットとパンツを合わせるのも、グレージュ・グラデーションをやわらかく、上品に仕上げる秘訣です。
【6】ベージュニット×モカグレージュマント×グレーパンツ
モカグレージュが女らしいマントはシルエットと色の特別感で、まとうだけで洗練されて見える一着。中に軽やかな色を重ねたら、ニュアンス色をぼんやりさせない、上質素材の締め色小物で仕上げましょう。
【7】ベージュニット×グレージュニットコート×ベージュパンツ
黄みグレージュのコートを主役に、赤みのモカグレージュや、辛口のグレーを加えた上級センスの着こなし。そんな多色使いも、ブロンズ小物の輝きで華やかにまとまります。
【8】ライトベージュニット×タイトスカート×スカーフ
ドロップショルダーのボリューミーなリブニットと、センタースリットがセクシーなタイトスカートを合わせて、憧れのヴィクトリア・ベッカム風のこなれ感を。ボルドー配色だからこそ、カジュアルなローゲージニットもぐっと女らしく! 首からのぞかせたボルドーのスカーフで、顔周りをきりっと引き締めましょう。
【9】ベージュニット×黒ケープ×グレーパンツ
肩がけした瞬間にわかる、類いまれなやわらかさと軽さ。最高品種の誉れ高いヒルカス子山羊のうぶ毛を梳すいて採取した希少なベビーカシミヤは、高級カシミヤブランドならではのエクスクルーシブ素材。存在感あるケープにこそ、この心地よい軽やかさが欠かせません。大人カジュアルの仕上げにそろえるべき名品です。
【10】ベージュニット×黒コート×黒パンツ
ダブルラペルが特徴的なメンズライクなコートなのに、どこか可憐で女らしいのは、襟元に配した異素材ミックスと品のあるページュタートルのせい。フワフワのループツイード×ベロア素材が、地厚ながら軽量ウールの黒に華やぎを与えてくれます。
【11】ベージュニット×白コート×ベージュパンツ
メランジュ調のグレージュニットからニュアンスホワイトをコートにつなげて、全身の明度をアップ。アルパカウールのシャギー生地で仕立てたオーバーサイズシルエットのコートで旬の空気感をまとえば、着映え力満点の着こなしに。足元は軽快な白のレザースニーカーで清潔感漂うスポーティーさをプラスしましょう。
【12】ベージュニット×ベージュパンツ×ストール
グレージュはコントラストをつけて着るよりも、洋服はあくまでもニュアンスカラー同士のグラデーションでまとめるのが気分です。