ベージュニットを使ったおしゃれな着こなしを、ラグジュアリーマガジン『Precious(プレシャス)』(毎月7日発売)より12スタイル、ピックアップしました。ライトベージュニットを使ったコーデや、アウター、スカートとの組み合わせなど、ぜひ冬のおしゃれの参考にしてみてください。

レディース冬のベージュニットコーデ


【1】ベージュニット×ピンク柄コート×カーキパンツ

【1】ベージュニット×ピンク柄コート×カーキパンツ
コート(デザインワークス ドゥ・コート銀座店〈デザインワークス〉)、ニット(ジャンポールノット 青山店)、サポート サーフェスのパンツ・メゾン ボワネのベルト(ストラスブルゴ)、ピアス(ADORE 六本木ヒルズ店〈ホルヘ モラレス〉)、ファーストール(ADORE)、バッグ(キートン 銀座店)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

ドレスライクなジャカードコートを、ベーシックなINとパンツに合わせたコーディネート。フラワージャカードのコートになじむような、ニュアンスカラーでニットとパンツを統一。

【2】ベージュニット×グリーンパンツ×ストール

【1】ベージュニット×グリーンパンツ×ストール
ニット(VINCE 表参道店)、パンツ(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、ピアス・バングル(ウィム ガゼット 青山店〈フィリップオーディベール〉)、バッグ(モワナメゾン GINZA SIX)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

グレージュの柔和な表情とカシミヤの上質なテクスチャーで魅せる、ストールを小粋に巻いたニットスタイル。程よい光沢感のあるボトルグリーンのテーパードパンツが、着こなしに透明感を生んでくれます。

【3】ベージュニット×グレーパンツ

【2】ベージュニット×グレーパンツ
ニット・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

ラグランスリーブのタートルニットにケープをレイヤードしたかのようなデザインニットは、カシミヤ100%のうっとりするほどの肌触りが自慢です。細身パンツとのグレージュの濃淡に、さらなる品格を与えるのがこくのあるボルドーのワンハンドルバッグ。上品な配色、クラシカルな小物使いで、ワンランク上のリッチカジュアルが完成します。

【4】ベージュニット×ダブルフェースコート×グレーパンツ

【3】ベージュニット×ダブルフェースコート×グレーパンツ
カシミヤウールのダブルフェースコート・カシミヤのタートルニット・パンツ・バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

暖かそうに肩まで覆うたっぷりとした襟と、愛らしい丸みを帯びた袖が、今年らしいソフトなボリューム感を印象づけるコート。その優しいアイボリーを主役に、サンドベージュ系のニットやパンツ、バッグを濃淡で重ね、甘みを抑えたクールなバニラグラデーションに仕上げましょう。

【5】ベージュニット×グレーカーディガン×ベージュパンツ

【4】ベージュニット×グレーカーディガン×グレーパンツ
フォックスファー付きカーディガン・カシミヤのタートルニット・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、ピアス・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

アウター感覚で着られるざっくりとしたカシミヤのカーディガン。袖部分のファーは、毛の色に濃淡があるため、きれいなグラデーションが楽しめます。カーディガンはグレーでも、ファーひとつでグレージュの可能性が広がって。またグレーにベージュ系のニットとパンツを合わせるのも、グレージュ・グラデーションをやわらかく、上品に仕上げる秘訣です。

【6】ベージュニット×モカグレージュマント×グレーパンツ

【5】ベージュニット×モカグレージュマント×グレーパンツ
マント(HAUNT代官山〈HAUNT〉)、ニット(アオイ〈ポール カ〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、イヤリング(三越日本橋本店 本館3階ミグジュアリー〈ドナテラ・ペリーニ〉)、手袋(ebure〈ガーラ グローブ〉)、ミンクのバッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

モカグレージュが女らしいマントはシルエットと色の特別感で、まとうだけで洗練されて見える一着。中に軽やかな色を重ねたら、ニュアンス色をぼんやりさせない、上質素材の締め色小物で仕上げましょう。

【7】ベージュニット×グレージュニットコート×ベージュパンツ

【6】ベージュニット×グレージュニットコート×ベージュパンツ
ニットコート(コロネット〈アバティ〉)、ニット(オルドス ファッション ジャパン)、パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、カシミヤのストール(ボーダレス〈ベグアンド コー〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

黄みグレージュのコートを主役に、赤みのモカグレージュや、辛口のグレーを加えた上級センスの着こなし。そんな多色使いも、ブロンズ小物の輝きで華やかにまとまります。

【8】ライトベージュニット×タイトスカート×スカーフ

【7】ライトベージュニット×タイトスカート
ニット(三崎商事〈チヴィディーニ〉)、スカート(ebure)、スカーフ・バッグ・バングル(ブルガリ ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

ドロップショルダーのボリューミーなリブニットと、センタースリットがセクシーなタイトスカートを合わせて、憧れのヴィクトリア・ベッカム風のこなれ感を。ボルドー配色だからこそ、カジュアルなローゲージニットもぐっと女らしく! 首からのぞかせたボルドーのスカーフで、顔周りをきりっと引き締めましょう。

【9】ベージュニット×黒ケープ×グレーパンツ

【8】ベージュニット×黒ケープ×グレーパンツ
ケープ・カシミヤのタートルニット・ストレッチカシミヤ×シルクフランネルのパンツ・ファートリミングのバッグ・別売りファーストラップ(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス・リング・バングル(ブルガリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

肩がけした瞬間にわかる、類いまれなやわらかさと軽さ。最高品種の誉れ高いヒルカス子山羊のうぶ毛を梳すいて採取した希少なベビーカシミヤは、高級カシミヤブランドならではのエクスクルーシブ素材。存在感あるケープにこそ、この心地よい軽やかさが欠かせません。大人カジュアルの仕上げにそろえるべき名品です。

【10】ベージュニット×黒コート×黒パンツ

【9】ベージュニット×黒コート×黒パンツ
コート・ニット(アオイ〈ポール カ〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、靴(オンワード樫山/R〈ペリーコ〉)、その他/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

ダブルラペルが特徴的なメンズライクなコートなのに、どこか可憐で女らしいのは、襟元に配した異素材ミックスと品のあるページュタートルのせい。フワフワのループツイード×ベロア素材が、地厚ながら軽量ウールの黒に華やぎを与えてくれます。

【11】ベージュニット×白コート×ベージュパンツ

【10】ベージュニット×白コート×ベージュパンツ
エキップモンのニット・カレント エリオットのパンツ(サザビーリーグ)、コート(ebure)、ペンダント・リング(ミミ GINZA SIX 店)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

メランジュ調のグレージュニットからニュアンスホワイトをコートにつなげて、全身の明度をアップ。アルパカウールのシャギー生地で仕立てたオーバーサイズシルエットのコートで旬の空気感をまとえば、着映え力満点の着こなしに。足元は軽快な白のレザースニーカーで清潔感漂うスポーティーさをプラスしましょう。

【12】ベージュニット×ベージュパンツ×ストール

【11】ベージュニット×ベージュパンツ×ストール
ニット(アパルトモン〈ドゥーズィエム クラス〉)、パンツ(ブルネロ クチネリ)、ストール(エルメス)、バッグ(フェンディ)、サングラス(スーパー バイ レトロフィーチャー)、靴(ニナ リッチ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

グレージュはコントラストをつけて着るよりも、洋服はあくまでもニュアンスカラー同士のグラデーションでまとめるのが気分です。