スクエアバックルがモチーフのアイコンシューズ『ベル ヴィヴィエ』は、飽きることなく履きこなせるから、色違いで何足も欲しくなります。靴を愛してやまない私は、シーズンごとに新作を買い足すほど、ロジェ ヴィヴィエの虜。クラシカルなデザインも好きな理由ですが、いちばんの魅力は、エスプリが香る小粋な色使い。
ピンクや赤といったビビッドな色も、深みのある落ち着いたトーンだから上品です。だから『ベル ヴィヴィエ』の靴を足元に合わせるだけで、がらりと印象が変わり、エレガントで品格のあるたたずまいに。
いつもはモノトーンのシックな着こなしを得意としていますが、夏の太陽の下では、カラーパレットのように、2色、3色ときれい色を重ねて、思いっきりおしゃれ気分を盛り上げたいですね。
■1965年、イヴ・サンローランのためにデザインされ、映画『昼顔』でカトリーヌ・ドヌーヴが履いて一世を風靡した『ベル ヴィヴィエ』。昨年登場した新しいモデルは、バックルのラインが細くなり、ヒールも下に向かって広がるトランペットヒールに。
問い合わせ先
- ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン TEL:0120-957-940
- TEXT :
- 戸野塚かおるさん スタイリスト
- BY :
- 『Precious8月号』小学館、2016年
- クレジット :
- 撮影/小池紀行(パイルドライバー) スタイリスト/戸野塚かおる 文/小林 綾