【目次】
1月の平均気温は?
東京を例にして2022年1月を振り返ると、平均最高気温は10.2度、平均最低気温は1.6度でした。1か月を通して寒さが厳しいのが1月で、最低気温がマイナスになることも珍しくありません。そのため、高い防寒力と保温力を重視するのがおすすめ。暖かいのはもちろん、お洒落感もしっかり確保した着こなし実例を海外セレブのスナップからご紹介します。
気温1度〜10度の「上旬」服装ポイント3つ
新たな年がスタートする1月上旬。年末年始にパワーチャージして、いざ仕事始め! 寒さに負けないコーディネートポイントをご紹介します。
【1】「厚手コート×ニット」で防寒力アップ
寒さの厳しい1月上旬。厚手コートで防寒力を高めつつ、アウターを脱いだときにも暖かいようニットトップスをインに着ておくのがおすすめです。
明るいカラーのニットでポジティブに
外に出るのも億劫になるような、寒さの厳しい1月。気分を上げるべく、ブライトオレンジのタートルニットで生き生きと。そこにアイスブルージーンズと白スニーカーを合わせ、色のメリハリをつけて。仕上げにベージュのウールロングコートを重ね、防寒力アップ。
ベージュと白でニュアンスたっぷりに
重量感があり、見た目にも暖かそうなムートンコートは、優しげなベージュをセレクトし表情を明るく。首元を寒さから保護してくれるタートルニット、それ以外のアイテムをすべて白で統一し、あか抜けたニュアンスコーデをメイク。
ニット×ボアのぬくもりに包まれて
首周りをカバーしながら、適度な抜け感を授けてくれるオフタートルニットに、ゆったりとしたボアコートを合わせぬくもりに包まれて。白とブラウンの色合わせで、温感を上乗せ。仕上げに小物で黒を散らし、引き締めを実行。
【2】「ブーツ」で足元を寒さから保護する
足元の冷えも気になる、冬。足首が出ていると寒さを感じやすくなるので、定番の「ブーツ」で外気が侵入するのを防ぎましょう。
レディな黒小物でシックに誘導
爽やかなブルージーンズを、コンパクトなタートルニットとスクエアトゥのブーツで挟み、きちんと感をプラス。さらにバッグもスタイリッシュなスクエアシルエットを選ぶとモダンさが高まります。チェック柄ロングコートを加え、華やぎアップ。
程よく重厚感のあるブーツで今のムードをオン
寒くともスカートが穿きたい…! そんなときにはロングブーツが役立ちます。ぴたっとしたタートルニットとIラインスカートのすっきりシルエットに、あえて重厚感のあるブーツを投入すれば今っぽい表情に。グレーコート、レザーグローブをプラスすれば、都会派ムード満載。
ムートンブーツでぬくもりを感じさせて
あたたかみのあるベージュアイテムを上下に迎え、ぬくもり感じるコーディネートへ。ボアコート、ストール、ムートンブーツなら見た目にもしっかり暖か。さらにボルドーのバッグで暖色を上乗せし、温度のある装いをコンプリート。
【3】新年は「きれいめ」コーデを意識
仕事始めや新年会のタイミングである1月上旬。そんなシーンに相応しい、防寒力も重視したきれいめコーディネートをご紹介します。
黒とモカブラウンで知的に魅せて
冬コーディネートの主役となるコートは、上品なモカブラウンをセレクトし優雅さをアピール。そこに黒のタートルニット、スウェードブーツ、レザートートバッグを合わせ知的な表情へ。柔らかな色味のチークとルージュで、表情を華やかに彩ればパーフェクト。
シックなオールブラックは異素材ミックスが鍵
シックな佇まいが叶う、オールブラックコーディネート。同色が間延びしないよう、ウール、レース、パテントレザーの異素材ミックスでリズミカルに。ブーツは甲から立ち上がるような、筒幅広めのシルエットを選ぶとモードにきまります。
暖色に白黒をかけ合わせ凛とする
マスタードイエローのタートルネックトップスに、ブラウンのチェスターコートを合わせたぬくもり感じる組み合わせ。黒レザーパンツで程よいスパイスを加えつつ、シャープな真っ白小物を散らしキレよく整えて。
気温0度〜9度の「中旬」服装ポイント3つ
最高気温も10度を下回り、日に日に寒さが厳しくなる1月中旬。上半身だけでなく、下半身の防寒力アップも意識してみましょう。
【1】「ロングコート」で全身を保護
底冷えも強まる1月中旬。地面からの寒さから身を守るために、ロングコートを活用するのがおすすめです。ロング丈なら、Iライン効果でスタイルアップも両得できるのが高ポイント。
端正なモノトーンはゆとりシルエットで抜け感を授ける
グレーのコートを主役に、黒アイテムを合わせた端正な着こなし。それぞれややゆとりのあるシルエットをセレクトすると抜け感を両立できます。さらにコートは丸みのあるカラーのものを選び、親しみやすさを加味。
構築的なロングコートでエレガントに
全身を包むタートルネックロングニットワンピースに、ウエストがきゅっと絞られた構築的なロングコートを重ね、エレガントな装いへ。カーキとダークブラウンという落ち着いた色合わせには、シックな黒小物がお似合い。
洗練の宿る配色で大人顔へ
トップスからシューズまで黒で繋いだ着こなしは、ニットとレザーの異素材合わせで抑揚をプラス。さらにスニーカーはハイカットを選ぶことで、足首周りが冷えるのを保護。そこにセージグリーンのロングコート、キャメルのレザーバッグを合わせ、大人の洗練配色へ。
【2】「アウター×アウター」のレイヤードを活用
防寒力、保温力アップのためにアウターの重ね着テクニックを活用。コーディネートに奥行きが生まれ、着映えが叶うのでぜひ参考にしてみてくださいね。
ライナーコートならかさばらない
ハイネックニットとロングコートの間に忍ばせたのは、キルティング加工が立体感を生むライナーロングコート。保温性がしっかりありながら、薄手なので重ねてもかさばらないのが嬉しいです。
アウターの重ね着と防寒小物をフル活用
シンプルな白トップスに、ブラウンのニットカーディガン、ベージュロングコートをレイヤードしあたたかみのある着こなしへ。さらに黒のマフラーと手袋で防寒力をアップさせながら、引き締めも両得。
襟を重ねて立体感アップ
ショールカラーがアクセントのロングキルティングコートのインに、ロングシャツをオン。シャツの襟をコートの上に出せば、顔周りの立体感が高まります。アウトからインにかけて色が薄くなるようにすると、奥行きがしっかり効いた着こなしに。
【3】アクセントになる「靴下/タイツ」で足元を保護
足元を保護できる靴下やタイツは、コーディネートのさりげないアクセントにもなってくれる頼り甲斐のあるアイテム。ミニ丈のボトムスやスカートの日にもおすすめです。
黒タイツにくしゅっとさせた白靴下を合わせて
定番モノトーンコーディネートは、キルティングロングダウンを取り入れることでメリハリと防寒力の高さを確保。足元を軽やかに整える白スニーカーに、黒タイツとくしゅくしゅとさせた白靴下を合わせ、小気味よく。
パンツとスニーカーの繋ぎ目に靴下を加えて素肌を出さない
アンクル丈の黒レザーパンツとローカット白スニーカーの繋ぎ役として、グレーの靴下を投入。ニット、ファーコート、ストールをかけ合わせ、ぬくもり感じる着こなしへ。さらに太縁のアイグラスを使い、キャッチーさを足し算。
タイツとニットキャップを頼りに
冬の街中で映える、チェック柄ロングコートを活用。ふわっと広がるワンピースのようなコートには、黒で繋いだタイツとブーツを合わせメリハリシルエットを形成。さらにニットキャップを加え、耳、顔周りの冷えも防止。
気温マイナス1度〜9度の「下旬」服装ポイント3つ
1年でもっとも寒い時期である大寒がやってくる1月下旬。防寒力、保温力がいちばん高いアウターを活用したり、防寒小物のフル装備で寒さから身を守って。
【1】「ロングダウン」があれば安心
防寒力や保温力に優れたダウンコートは、ロング丈を選ぶことで全身をしっかりカバー。着膨れせず、スタイリッシュにまとまる着こなし実例をご紹介します。
白のロングダウンで華やかさを手に入れる
定番の白黒コーディネートも、膨らみがあり、ぱっと明るい白のロングダウンコートを取り入れれば華やかにまとまります。地面の冷たさを感じにくいトラックソールブーツを合わせれば、厳しい寒さもこわくない!
ネイビーと白でクリーンにきめて
ボリュームのあるロングダウンコートは、ネイビーを選ぶことでノーブルなムードを確保。タートルニットからブーツまで白で繋ぎ、クリーンなオーラを醸しつつキレの良さをプラス。
ウエストマークでメリハリを手に入れる
着膨れが気になるロングダウンコートは、引き締め効果のある黒を選びつつ、ウエストマークすることでくびれを出現させて。そこに黒スキニーパンツとブーツを繋ぎ、メリハリシルエットを形成。赤をバランスよく散らし、鮮度をプラス。
【2】「ロングブーツ」で膝下からしっかりカバー
冬に欠かせないブーツも、ロング丈を選ぶことで膝下をしっかりカバー。防寒力だけでなく、品の良さも宿ったコーディネートをピックアップ。
グレーを基調としてスタイリッシュに
共布マフラーがセットになったコートは、チャコールグレーを選び知的な雰囲気へ。そこにグレーのスキニーデニムパンツ、黒ロングブーツを合わせ、スタイリッシュさと防寒力をアップ。
ベージュロングブーツで軽やかにまとめる
真っ白なパンツにベージュのロングブーツを繋ぎ、寒い冬でも軽やかな印象をクリア。淡いベージュのムートンコートで保温性を高めたら、ネイビーのボウタイブラウスで上品さをトッピング。
スカートにロングブーツを繋ぐのが今っぽい
寒さの侵入が心配な真冬のスカートコーディネートは、タートルニット、ロングコート、ロングブーツを組み合わせれば安心。モカブラウンとクリームホワイトの優雅な色合わせは、スカートの裾にロングブーツを繋ぐことでモード感を両立。
【3】「防寒小物」を使ってとことん暖かく
一年の中で最も寒い1月下旬は、防寒小物をフル活用し外出時も暖かく。マフラー、ニットキャップ、手袋、そしてイヤーマフラーを使った、野暮ったくならないコーディネートをお届けします。
華やかなチェック柄マフラーで気分を上げて
寒くとも気持ちが上がりそうな、高揚感のあるマルチカラーのチェック柄マフラーを活用。ボアコート、ジーンズ、スニーカー合わせでも幼く見えないのは、スタイリッシュなグレーを取り入れているから。
ニットキャップで耳、顔周りをカバー
耳が痛くなるほど寒さが厳しい1月下旬。ニットキャップを使って耳、顔周りを保護しておけば快適。さらにムートンコートとトラックソールブーツで防寒力をアップ。黒とカーキのかけ合わせなら、ハンサムにまとまります。
防寒小物を3点配置
イヤーマフラー、マフラー、手袋をフル活用すれば、長時間外にいるような時でも安心。ブラウンのチェック柄コート、ベージュのコーデュロイパンツで温感を高めてもほっこりしすぎないのは、モダンなレザーグローブがあるからこそ。