【目次】

【「ハーゲンダッツの日」とは? 制定の由来と8月10日になった理由】

■「ハーゲンダッツの日」制定の由来

「ハーゲンダッツの日」は、ハーゲンダッツ ジャパン株式会社が制定し、2017年8月に一般社団法人日本記念日協会によって認定・登録された記念日です。制定日は8月10日。ハーゲンダッツのおいしさやブランドの魅力をより多くの人に知ってもらい、アイスクリームを囲む幸せな時間を楽しんでもらうことを目的としています。記念日には、限定キャンペーンやイベントなどが実施されることもあります。

■8月10日になった理由

この日が記念日に選ばれた理由は、1984(昭和59)年8月10日がハーゲンダッツ ジャパンの設立日だから。さらに、8月10日は語呂合わせで「ハートの日」とも呼ばれています。ハーゲンダッツ ジャパンでは2016年から「幸せだけで、できている。」というブランドメッセージとともに、ハートにちなんだ企画を展開してきました。


【ハーゲンダッツとは? ブランド名の意味と誕生の歴史】

■「ハーゲンダッツ」は実在しない言葉

ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)は、1961(昭和36)年にアメリカ・ニューヨークで誕生したプレミアムアイスクリームブランドです。ブランド名はデンマーク語のように見えますが、実は特定の言語に由来する言葉ではありません。創業者ルーベン・マタス氏が、高品質なミルクをイメージさせる北欧の都市・コペンハーゲンの「ハーゲン」と、響きを合わせた「ダッツ(意味はないそうです)」を組み合わせて考案した造語なのです。ヨーロッパの伝統や品質の高さを感じさせるブランド名として名付けられました。

■「品質で勝負するアイスクリーム」を目指して誕生

ハーゲンダッツを創業したのは、ポーランド出身のルーベン・マタス氏と妻ローズ氏です。1950~1960年代のアメリカでは、子ども向けのアイスクリームが広く親しまれていました。そんななか、ルーベン氏が目指したのは、大人も満足できる高品質なアイスクリームでした。厳選した素材を使い、味わいに妥協しないものづくりを追求する姿勢は、「Dedicated to Perfection(完璧を目指す)」というブランド理念にも受け継がれています。

こうして誕生したハーゲンダッツは、品質を重視するブランドとして世界中で親しまれ、現在ではプレミアムアイスクリームブランドの代表格のひとつとなっています。


【日本のハーゲンダッツはいつ発売された? 世界との違いも紹介】

■日本での販売は1984年から

日本でハーゲンダッツが発売されたのは、1984(昭和59)年です。同年8月10日にハーゲンダッツ ジャパン株式会社が設立され、翌年の秋から首都圏を中心に販売が始まりました。発売当時、日本では「高級アイスクリーム」という新しいカテゴリーとして注目を集め、素材や品質にこだわったブランドとして認知を広げていきます。その後、販売エリアは全国へ拡大し、現在ではスーパーマーケットやコンビニエンスストアでも気軽に購入できる身近なブランドとなりました。

■日本ならではの商品開発も魅力

ハーゲンダッツは世界共通のブランドですが、日本では日本市場に合わせた商品開発も積極的に行われています。例えば、抹茶やほうじ茶、華もちシリーズなど、和の素材や食文化を取り入れたフレーバーは、日本ならではの人気商品です。また、四季を意識した期間限定商品も数多く発売され、季節感を楽しめることも日本市場の特徴となっています。世界共通の品質を大切にしながら、日本の消費者の嗜好に寄り添った商品づくりを続けていることも、日本で長く愛される理由のひとつといえるでしょう。


【ハーゲンダッツが愛される理由とは? 素材や製法へのこだわり】

■厳選した素材のおいしさを生かす

ハーゲンダッツは「素材そのもののおいしさ」を大切にしたアイスクリームづくりを目指しています。ミルクやクリーム、卵などの原材料は品質を重視して選び、それぞれの素材が持つ風味を引き出せるよう、商品ごとに配合を工夫しています。必要以上に素材を増やすのではなく、シンプルな組み合わせだからこそ、ひとつひとつの味わいが際立つのも特徴です。

■品質を追求するものづくり

創業以来掲げる「Dedicated to Perfection(完璧を目指す)」という理念のもと、原材料の選定から製造、品質管理まで、一貫して品質を追求しています。フレーバーごとに最適な製法を採用し、素材本来の香りや食感を生かせるよう細やかな工夫を重ねています。こうした妥協のないものづくりが、世界中で長く愛されるブランドとしての信頼につながっています。


【人気フレーバーにはどんな種類がある? 定番・期間限定商品も紹介】

■長く愛される定番フレーバー

ハーゲンダッツには、発売以来多くの人に親しまれてきた定番フレーバーがあります。代表的なものが「バニラ」「ストロベリー」「グリーンティー(抹茶)」です。素材の風味を生かしたシンプルな味わいは、ハーゲンダッツを象徴する存在として長く愛されています。特に「グリーンティー」は、日本の茶文化に着目して開発されたフレーバーで、海外でも展開されるなど、ハーゲンダッツを代表する味のひとつとなっています。

■季節感を楽しめる期間限定フレーバー

ハーゲンダッツの魅力のひとつが、季節やトレンドを取り入れた期間限定商品です。夏にはフルーツやジェラートをイメージした爽やかな味わい、秋冬には濃厚なチョコレートや和素材を使った商品など、その季節ならではのおいしさを楽しめます。

2026年夏には、新シリーズ「Gelati(ジェラーティ)」が登場しました。素材の味わいは濃厚ながら、後味はすっきり。1カップで異なるふたつのフレーバーを楽しめるのが特長のミニカップです。「トロピカルリッチ&ココナッツ」は南国フルーツの果実感とココナッツの風味を、「ソルティキャラメル&ピスタチオ」は塩キャラメルとピスタチオの組み合わせが楽しめます。また、「華もち」シリーズのように、日本の食文化から生まれた人気シリーズもあり、定番の安心感と新しい味との出合いの両方を楽しめることが、ハーゲンダッツの魅力となっています。


【「ハーゲンダッツの日」に知っておきたい豆知識|ブランドのトリビアや意外なエピソード】

■アイスクリームには「賞味期限の表示がない」って知ってた?

ハーゲンダッツアイスクリームには、賞味期限の表示がありません。これは、アイスクリームが−18℃以下で適切に保存されていれば、長期間にわたって品質変化が起こりにくいためです。法律でも、アイスクリーム類は賞味期限表示を省略できる食品とされています。一方で、温度変化を受けると、ハーゲンダッツならではのなめらかな食感が損なわれることがあります。おいしさを保つためには、購入後も冷凍庫で適切に保存することが大切です。

■シンプルな素材から生まれる、ハーゲンダッツの味わい

ハーゲンダッツが大切にしている考え方のひとつに、「キッチンフレンドリー」というポリシーがあります。これは、家庭のキッチンにあるような、誰もが知っているシンプルな素材を使うというもの。例えばミニカップ「バニラ」では、主な素材としてミルク、砂糖、卵を使用し、素材本来の味わいを生かしたアイスクリームづくりを続けています。「誰もがおいしいと感じるアイスクリームは、シンプルな素材からしか生まれない」という創始者ルーベン・マタス氏の考えは、現在のハーゲンダッツにも受け継がれています。

■なめらかな食感の秘密は「オーバーラン」に

ハーゲンダッツの特徴である濃厚でクリーミーな口当たり。その秘密のひとつが、アイスクリームに含まれる空気量「オーバーラン」です。一般的にアイスクリームは、製造時に空気を含ませることで、なめらかな食感を生み出します。ハーゲンダッツでは、この空気の量を20〜30%程度に抑えることで、密度を高め、小さなカップでもずっしりとした満足感のある味わいに仕上げています。また、空気含有量が少なく密度が高いため、冷凍庫から出した直後は少し固く感じられることがあります。少し時間を置き、カップの外側を押してわずかにへこむ程度が、なめらかな食感を楽しめる食べ頃の目安です。普段何気なく味わっているハーゲンダッツのひと口にも、こんな細かな工夫が込められているのですね!

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「ハーゲンダッツでいちばん好きなアイスは何?」という質問に、迷わず答えられる人は多いのでは? それ程、ハーゲンダッツは私たちにとって、身近なブランドです。「ハーゲンダッツの日」をきっかけに、小さなカップに込められた工夫を知ることで、「いつものひとくち」が、より深い味わいに感じられるのではないでしょうか。まだまだ暑い日が続きます。お気に入りのハーゲンダッツをゆっくり味わいながら、パワーをチャージしてくださいね。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
参考資料:ハーゲンダッツジャパン公式ホームページ(https://www.haagen-dazs.co.jp) /PR TIMES「ハーゲンダッツ ジャパンが創業した “8月10日”を【ハーゲンダッツの日】に制定!『Häagen-Dazs SUMMER RESORT』にて「ハーゲンシェイブ」を8月10日から数量限定で無料配布!」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000012760.html) /日経BizGate「ハーゲンダッツのブランド戦略」(2026年) https://bizgate.nikkei.com/article/DGXZQOLM293ZT029052026000000 :