桜の季節もいいけれど、
個人的にはちょっぴり物悲しくて
しみじみ街を歩ける
それは、僕のクルマが最も素敵に見える1週間!
だって、
桜の季節に着たい服ってあまりないけれど、
紅葉の季節には
着たい服だらけ!
ツイードやコーデュロイ、スエードを着て
いちょう並木を歩く初冬の午後・・・。
トリッカーズの分厚いソールで
踏みしめる枯葉の触感。
ピオンボの長くて肉厚な
マフラーを通して
吸い込むちょっと湿った空気・・・。
しゃらクサい表現ではありますが、
あーもう最高です。
この日は昨年買ったケイスリーヘイフォードの
ツイード製セットアップを着用。
でも、しかし、
こんな最高の休日にふさわしいのは、
もっと普通のジャケットやスーツ、
そしてブルゾンなんだよなぁ・・・。
なんて気分にもなってきました。
例えば彼らが着ていたような・・・。
ウディ・アレンの
ツイードジャケット。
ウェス・アンダーソンの
コーデュロイスーツ。
ビリー・クリスタルの
スエードブルゾン。
(だったかな?)
いわゆる二枚目でもないし、
凝ったモノを着ているわけではない。
しかも着こなしだってちょっと野暮ったい。
でも、それがかえってこの詩的な季節には
絵になるんです! 都会的なんです!
こういう普通の服、
探してみたら
意外となかったなぁ・・。
今年はもう散財しすぎてお金がないから、
来年こそは僕も、
こんな野暮で粋な一着を
仕立てたいものですね!