うう・・・またしても久々の更新となってしまいました。

怒濤たる春号の進行の中、心の支えになったのは

「春コートがほしい!の一念。

ということで、入稿が終わった瞬間ショップへダッシュ。

実は今季狙っていた春コートはこちら。

MP di マッシモ ピオンボ。

これ、なんとシルクツイル製なのです!

今季のコレクションが異常に格好よくて、

もう辛抱たまらなくて・・・。

しかし、ユナイテッドアローズに行く前に、

たまたま訪れた浅草橋で事件は起こりました。

大好きな佃煮を買いに訪れた浅草橋。

佃煮といえば小松屋。

小松屋といえば柳橋。

柳橋といえば・・・

アナトミカ!

そう、アナトミカ。

フレンチトラッドの伝説的人物、

ピエール・フルニエさんが手がけるパリのセレクトショップ。

その日本店がなぜかここにあるのです。

買うつもりなんてまったくなかったのに・・・。

つい魔が差してしまい、買ってしまったのがこちらです。

オリジナルのバルカラーコート。

ラグラン袖で

シルエットはゆったりしており、

かなりのAライン。

以前買ったアルニスのコートにちょっと近いです。

日本製なのが残念と言えば残念なのですが、

硬い芯が入っていて、バチッと立つ襟とか

洒落た裏地とか

コットンギャバジンの素晴らしい質感とか・・・!

着込んだら映画『ブリット』で

マックイーンが着ていたコートのような

質感になりそうで、

今から待ち遠しいです。

それにしてもまさか佃煮を買いに行って

105,000円のコートを買ってしまうとは・・。

しばらくゴハンのおともは

「生のり佃煮」と「生あみ佃煮」だけになりそうです。

でも美味!

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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