大人の女性のためのテーパードパンツを使ったコーディネートのまとめ記事です。ラグジュアリーファッション誌『Precious』のこれまでの記事から、黒やベージュのテーパードパンツ、テーパードパンツとカーディガンのコーデなどを厳選しました。

スリムパンツやスキニーと違って、ややゆとりがあるテーパードパンツは、体型が気になるときにも安心のアイテム。この春のファッションに取り入れていきましょう!

【目次】

黒テーパードパンツのコーデ


【1】黒テーパードパンツ×黒トップス

【1】黒テーパードパンツ×黒トップス
撮影/Christian Vierig/getty images Entertainment BY:『Precious8月号』小学館、2018年

黒トップス+黒テーパードパンツのオールブラックの着こなしの差し色として注目したいのが、鮮やかな赤。サングラスとサンダルでピリッと効かせるのが小粋さの秘密です。

ベージュテーパードパンツのコーデ


【1】ベージュテーパードパンツ×黒ニット

【1】ベージュテーパードパンツ×黒ニット
パンツ・ニット(Theory luxe)、肩にかけたカーディガン(サポートサーフェス)、ウノアエレのピアス・ネックレス・ワンエーアールバイウノアエレのバングル(ウノアエレ ジャパン)、バッグ・靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

洗練された美意識を感じさせる黒×グレージュの着こなし。そこに、幅広ストラップ付きのストライプバッグで縦ラインを強調しつつ、つま先に視線を集めるバックル付きヒールパンプスで黒をリフレイン。統一感とスタイルアップ効果を加速させましょう。

テーパードパンツとカーディガンのコーデ


【1】ドゥロワーのミントグリーンテーパードパンツ×黒カーディガン

【1】ドゥロワーのミントグリーンテーパードパンツ×黒カーディガン
パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉、カーディガン・ニット(スローン〈スローン〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、時計・別売りのレザーストラップ(ヴァシュロン・コンスタンタン〈ヴァシュロン・コンスタンタン〉)、バッグ(マルティニーク丸ノ内〈カパフ〉)、 靴(クリスチャンルブタン ジャパン〈クリスチャンルブタン〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のカラーパンツは裾に向かって細めに絞ったラインが美脚と評判のモデル。ハリのあるコットンストレッチ素材です。着こなしはジャッキーをイメージしたパンツスタイル。遠目からでも印象的な色だからこそ、シックな黒と合わせてクラシカルにまとめましょう。

【2】ユナイテッドアローズの白テーパードパンツ×黒カーディガン

【2】ユナイテッドアローズの白テーパードパンツ×黒カーディガン
パンツ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、カーディガン・ニット(スローン)、ネックレス(ボン マジック)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(アマン〈イルサンダロ オブ カプリ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

「甘×辛」ミックスの最もシンプルな方法は、装いに品格を加える黒のアンサンブルニットと、颯爽としたムードを添える白のテーパードパンツを合わせること。さらに小物で端正なハンドバッグと華やかなトングサンダルを合わせたら、きちんと感も抜け感もあるおしゃれが完成します。

【3】サポートサーフェスのピンクテーパードパンツ×ベージュロングカーディガン

【3】サポートサーフェスのピンクテーパードパンツ×ベージュロングカーディガン
パンツ(サポートサーフェス)、カーディガン(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ブラウス(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

きれいなピンクのパンツを楽しみつつすっきり見せるために、淡いベージュのロングカーディガンでⅠラインシルエットを演出。小物やジュエリーもベージュ系で統一して優しい奥行きを表現しましょう。パンツはリネン混素材の自然な艶と風合いで、ピンクも気負いなく着こなせます。中央に向けてたたんだ浅めのウエストタックが、程よいゆとりがありつつ広がりすぎないシルエットの秘密です。

【4】ユナイテッドアローズの赤テーパードパンツ×黒カーディガン

【4】ユナイテッドアローズの赤テーパードパンツ×黒カーディガン
パンツ(ユナイテッドアローズ 有楽町店)、カーディガン(スローン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、カットソー(ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉)、ピアス・ブレスレット(ミキモト) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

注目の鮮やか色のテーパードパンツをワードローブに加えたら、着こなしのハッピー感が大幅に高まります。こうしたインパクトの強い色は、シンプルな黒のカーディガンと白のカットソーに合わせるのが、大人のバランス感覚。辛口なバッグと時計が、フレッシュかつラフになりすぎない着こなしを完成させます。

テーパードパンツとパンプスのコーデ


【1】白テーパードパンツ×白パンプス

【1】白テーパードパンツ×白パンプス
撮影/Afro BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ディオールのこのトートを持つ姿をいく度かキャッチされているジェシカ。旅行中のイタリアで娘と一緒のこの日は、白のワントーンに色鮮やかなバッグをポイント使い。ショルダーバッグとの2個持ちもリアルで参考になります。

【2】インコテックスのネイビーテーパードパンツ×グレーパンプス

【2】インコテックスのネイビーテーパードパンツ×グレーパンプス
パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ブルゾン・シャツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ブルゾンは、コクーン風シルエットがポイント。気になる腰周りを自然にカバーしながら、テーパードパンツの美脚ラインを印象的に。大ぶりの白バッグで抜け感を授ける一方、足元はあえて肌になじむニュアンスカラーを選択するのが上品さの決め手です。パンツは合わせるトップスを選ばないネイビー×ブラウンのシャドーチェック。ヒップを小さく見せつつ、ほっそりとした脚線を印象づける端正な仕立てが魅力です。

テーパードパンツとスニーカーのコーデ


【1】ユナイテッドアローズの赤テーパードパンツ×白スニーカー

【1】ユナイテッドアローズの赤テーパードパンツ×白スニーカー
パンツ(ユナイテッドアローズ 有楽町店)、ジャケット(マディソンブルー)、靴(J.M. WESTON 青山店)、カットソー(ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉)、ピアス・バングル(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

鮮やか色のパンツの日は、ほかの色はできるだけ引き算してモノトーンとシックカラーに限定。カットソーやスニーカーなどで白の分量を多めに加えることで、インパクトの強い色を取り入れた着こなしも、爽やかかつクールな印象に仕上がります。

テーパードパンツのおすすめコーデ


【1】M・filのイエローテーパードパンツ×ブラウンニット

【1】M・filのイエローテーパードパンツ×ブラウンニット
パンツ(オールウェイズ〈M・fil〉)、ニット(スローン〈スローン〉)、ネックレス・ブレスレット・リング(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、バッグ(トリー バーチ ジャパン〈トリー バーチ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のカラーパンツは2010年の登場以来、ウエストゴムを採用した仕様で人気の高いイージートラウザー。彩度の高い軽やかなイエローと織地の質感が上品なきれいめパンツを印象づけます。着こなしはミラネーゼをイメージしたビターブラウン×イエローの配色。シルク素材ならではの艶があるニットが大人っぽさを醸し出します。

【2】Theoryの白テーパードパンツ×黒トップス

【2】Theoryの白テーパードパンツ×黒トップス
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

忙しい日常でシーンレスに活躍するフェミニントップス+テーパードパンツは、この春の新定番の着こなし。この夏なら、REYCのトップスとTheoryのパンツのモノトーンの装いが大活躍します。この組み合わせをベースに、辛口のバッグと涼やかな甘口ジュエリーをトッピングしましょう。

【3】トム フォードの白テーパードパンツ×黒シャツ

【3】トム フォードの白テーパードパンツ×黒シャツ
シャツ・パンツ・バッグ(トム フォード ジャパン)、サングラス(トム フォード アイウエア)、サイモンアルカンタラのピアス・ソフィー ブハイのチョーカー(ストラスブルゴ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

前立てにピンタックを施したメンズライクな黒シャツを白のテーパードパンツにあわせて。シャツは袖を思いきりロールアップさせるのがミラノ風。深めに開けたVゾーンにゴールドのチョーカーを輝かせ、妖艶な艶をプラスすれば、辛口なのにたまらなくセクシーな、大人のためのカジュアルに。

【4】アルトの白テーパードパンツ×白トップス

【4】アルトの白テーパードパンツ×白トップス
バッグ『レクシー』・靴(JIMMY CHOO)、トップス・パンツ(三喜商事〈アルト〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ベルテッドディテールが魅力の『レクシー』。クロージャー部分は、フラップをベルトに差し込むだけのシンプルなつくりで使い勝手も抜群です。ストラップはスナップボタンで容易に長さ調節ができる。白のトップス、白のテーパードパンツという、クリーンな上下白の装いに、こっくりとしたナツメグブラウンで深みを与えましょう。

【5】エミリオ・プッチの白テーパードパンツ×白ブラウス

【5】エミリオ・プッチの白テーパードパンツ×白ブラウス
パンツ・ブラウス(エミリオ・プッチ ジャパン)、ピアス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(エストネーション〈カテリーナベルティーニ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

フリル袖にカットワーク刺しゅうを施したコットンブラウスは、昼下がりのパーティーなどにぴったり。テーパードパンツは足首がのぞく丈ですっきり女らしく。ストレッチのきいたコットン素材なので、細身ながら着席シーンでも快適なはき心地がうれしいポイントです。

【6】アンスクリアのブラウンテーパードパンツ×白シャツ

【6】アンスクリアのブラウンテーパードパンツ×白シャツ
パンツ(アマン〈アンスクリア〉)、バンフォードのシャツ ・アリュードのストール(三喜商事)、ピアス(カドー伊勢丹新宿店)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

白シャツ+テーパードパンツで旬バランスの知的スタイルを完成。ストイックな印象になりすぎないように小物で遊ぶのが、おしゃれの鍛錬を積んだ大人の流儀です。型押しレザー×リネンの対比が爽やかなボストンバッグと、たっぷり配したフリンジが足元を彩るサンダルを投入し、質感にもシルエットにもメリハリを。パンツはしなやかでストレッチのきいたビスコース混素材。シンプルなウエスト周りには白いステッチが抜け感をプラス。センタープレスがまっすぐな脚線を後押ししてくれます。

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