ある日私宛に届いた、展示会の案内

一見すると、テーラードに洗いをかけた

いわゆるポール・ハーデン系のブランドかな?

なんて思ったんですが、

目を凝らすと腑に落ちない点がいっぱい。

なんだか気になって見に行ったのですが

度肝を抜かれました。

つまり、、、洗いでよれていたのではなく

すべてをガタガタに歪めて裁断し、

縫っているという。。。

そういうシロモノ。

それは例えば、

狂人がその白昼夢のままに

スーツを仕立ててしまったような・・・。

そんな恐ろしい想像すら

頭に思い浮かんでしまう、

とんでもないスーツだったのです。

目の前にいるスリーピーススーツを着た

紳士なデザイナー、中澤さんが

ちょっと恐く見えてしまうほどの、

執念が宿ったこのスーツ、

すべてご本人による手縫いにより、

受注生産とのこと。

神々しいまでのオーラを放つ

このスーツ、

僕もほしいです。

着てみたいし、

家に飾ってほくそ笑みたい。

EESETT&Co

お見知りおきを。

この記事の執筆者
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
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