映画「007シリーズ」でジェームズ・ボンドが愛用するオメガ「シーマスター ダイバー300M」が昨年、誕生から25周年を迎えるとともに、「シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター」へフルモデルチェンジを果たしたのはご承知の通り。ダイビングベゼルがセラミック製となり、ダイビングスケ⁠―ルには、電鋳処理で18Kゴールドの装飾を施すセラゴ⁠―ルド技術を用いるなど、オメガの誇る最新素材とテクノロジーを駆使した極上級のフィニッシュ。長年の“シーマスター使い”ですら驚くほど劇的な変貌を遂げた。

クロスオーバーする最新素材でよりスタイリッシュに、そして端正に

「シーマスター ダイバー300Mマスター クロノメーター ブラックセラミック&チタン」ブラックラバー ストラップ モデル

●ムーブメント:Cal. 8806 ●自動巻き(パワーリザーブ55時間)、コーアクシャル脱進機、COSC認定クロノメーター取得 ●サイズ:ケース径43.5mm ●防水機能:300メートル ●耐磁性能:1万5000ガウス 国際保証:5年 ¥870,000
●ムーブメント:Cal. 8806 ●自動巻き(パワーリザーブ55時間)、コーアクシャル脱進機、COSC認定クロノメーター取得 ●サイズ:ケース径43.5mm ●防水機能:300メートル ●耐磁性能:1万5000ガウス 国際保証:5年 ¥870,000

「シーマスター ダイバー300Mマスター クロノメーター ブラックセラミック&チタン」NATOストラップ モデル

●ムーブメント:Cal. 8806 ●自動巻き(パワーリザーブ55時間)、コーアクシャル脱進機、COSC認定クロノメーター取得 ●サイズ:ケース径43.5mm ●防水機能:300メートル ●耐磁性能:1万5000ガウス 国際保証:5年 ¥870,000 ※3月発売予定
●ムーブメント:Cal. 8806 ●自動巻き(パワーリザーブ55時間)、コーアクシャル脱進機、COSC認定クロノメーター取得 ●サイズ:ケース径43.5mm ●防水機能:300メートル ●耐磁性能:1万5000ガウス 国際保証:5年 ¥870,000 ※3月発売予定

その進化は2019年も続く。新たに登場した「シーマスター ダイバー300Mマスター クロノメーター ブラックセラミック&チタン」は、ベースにブラックセラミックとチタンを組み合わせる斬新なスタイリングで魅せる。

外装の素材パートも独特だ。ややサイズアップされやケースは、ポリッシュ&ブラッシュ仕上げのブラックセラミック製で、10時位置には円錐型のヘリウムガスエスケープバルブを搭載。ケースバックに高い強度と耐食性をもつグレード5チタンを採用する。逆回転防止ベゼルにもグレード5のチタンを使用しており、その上にはホワイトエナメルのダイビングスケールが付いたブラックセラミック製リングがセットされるという緻密さだ。

ダイアルは、ブラッシュ仕上げのブラックセラミック製で、PVDコーディングされたチタン製のインデックスとスケルトン針にはスーパールミノヴァを塗布。インデックスと時・秒針はブルーに、分針はグリーンに発光する。初代モデルにも採用されたアイコニックなレーザー加工の波模様が施されている。大きな特徴として、波の部分が盛り上がるようにエングレーブされた“ポジティブ・レリーフ“を取り入れ、ダイバーズウォッチにふさわしい躍動的な表情を創出している。

チタンを採用したケースバックの周囲にはウェーブパターンが施され、特許取得済みのナイアードロックシステムによって、文字を確実に正位置で固定できる。
チタンを採用したケースバックの周囲にはウェーブパターンが施され、特許取得済みのナイアードロックシステムによって、文字を確実に正位置で固定できる。
初代モデルのスタイルを受け継ぎながらも最新の素材によって、よりシャープかつ端正に整えられている。
初代モデルのスタイルを受け継ぎながらも最新の素材によって、よりシャープかつ端正に整えられている。

シースルーケースバックのサファイアガラス越しに見えるのは、スイス連邦計量・認定局(METAS)認定のマスター クロノメーター キャリバー 8806。METASの認定は業界最高の精度、パフォーマンス、そして耐磁性の証でもある。

ストラップは、ブラックセラミックのバックルが付いたブラック ラバーストラップと、ブラック&グレーのストライプのNATOストラップの2種類を用意。ファッションやシーンによって選べるはからいがなされている。

このタイムピースが腕に馴染む頃、季節は夏へと変わる。

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※価格はすべて税抜きです。

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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WRITING :
安藤政弘
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