化粧品は日々進化し、その勢いを最も実感し感動するのが若返り成分を多く配合しやすい形状である「エイジングケアクリーム」なのです。そのことを熟知している賢者たちは、「1品使いよりも2品使いするのが常識」。
なぜなら、有効成分の肌へのアプローチが複数になり、効き目に幅が出て、シワ、たるみ解消効果が2倍にも3倍にもはね上がるからです。
そこで、今回はエイジングケアクリームは、なぜ2個必要? どれを選ぶべき? その理由をビューティ エディター・栗原 緑さんが教えてくれました。
至福のルーティンクリーム&肌に活を入れる絶品クリームの二刀流で、肌の土台から底上げ!
自分を引き立てるスカート丈や着こなしを熟知するように、プレシャス世代の女性たるもの、クリームの2個使いはもはや常識。朝と夜、季節対応と、取り入れ方はさまざまでしょうが、私が信頼するのはディオールの『プレステージ ラ クレーム』。溶け込むように肌になじみ、使い心地や香りも極上。朝&夜のケアもこれさえあればというルーティンアイテムです。
でも毎日溌剌と生きていても、ときには気弱になることもある。肌だって同様。そこで登場させるのがメナードの『オーセント クリームⅡ』。肌疲れが解消できない、エイジングが進んで見える、そんなときには肌の源に働きかけて力を与えてくれるこのクリームを夜用に据え、肌の土台から底上げ。2〜3週間集中的に使い続けることで、輝きやハリ感など、再び活力を実感。そんな使い方がマイブームです。(文・栗原 緑)
栗原 緑さんセレクトの「エイジングケアクリーム」2選
■1:集中ケア用、メナード「オーセント クリームⅡ」
細胞研究から生まれた至高のクリーム。肌細胞類似成分を2種類利用した微細なカプセルにエイジングケア成分を包み込み、肌のすみずみにまで、しっかりといきわたります。
■2:日常使いの、パルファン・クリスチャン・ディオール「プレステージ ラ クレーム」
特別なバラ「グランヴィルローズ」から抽出した美肌成分を贅沢配合し、肌老化を加速させる炎症性老化を対処してくれるため、キメの整った明るい艶肌を育む効果が。ローズの優雅な香りも秀逸です。
\エイジングケア効果を高めるひと手間/
洗顔&化粧水後にオイルを数滴クリームに加え、マスクのように厚めに塗布。軽くマッサージしたら、ホットタオルで浸透させ、なじませます。乾燥やくすみ、肌疲れ解消に効果ありの方法です。
問い合わせ先
- TEXT :
- 栗原 緑さん ビューティエディター
- BY :
- 『Precious4月号』小学館、2019年
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT :
- 荒川千佳子、長田和歌子、五十嵐享子・佐藤友貴絵(Precious)