ジャケットと言うとカッチリとした印象を持つかもしれないが、近年では着心地が軽くそれでいて清涼感のあるカジュアルなジャケットが数多く出ている。オフの日だけではなくゴールデンウィークや夏休みなど、休暇が多い夏の時期こそ、使い勝手がよくいざという時に役立つカジュアルなジャケットを押さえておくべきだ。今回は、今買って初夏まで使えるジャケットを紹介する。

初夏の装いに大人らしく見えるカジュアルなジャケット

リゾートにも映えるパイル地のジャケット

左/ジャケット¥59,000(SANYO SHOKAI カスタマーサポート〈ポール・スチュアート〉)、カットソー¥15,000(ポール・スチュアート 青山店) 右/ジャケット¥59,000・ニット¥23,000(SANYO SHOKAI カスタマーサポート〈ポール・スチュアート〉)
左/ジャケット¥59,000(SANYO SHOKAI カスタマーサポート〈ポール・スチュアート〉)、カットソー¥15,000(ポール・スチュアート 青山店) 右/ジャケット¥59,000・ニット¥23,000(SANYO SHOKAI カスタマーサポート〈ポール・スチュアート〉)

タオル地のように柔らかく身体を包みこむパイル地のジャケットは、街着だけでなく海の映えるリゾートにもぴったりな1着。ダブルブレストの重厚な印象をパイル地の柔らかい生地感が中和し、メタルボタンをあしらうことでモダンに仕上げた。リゾートならボーダーのカットソーでマリンな雰囲気を楽しんでもいいし、街着ならざっくりとしたリネンのニットでラフに着こなすのもいいだろう。

ストレッチの効いた軽い着心地が魅力のニットジャケット

左/ジャケット¥46,000(アマン〈アルテア〉) 中/ジャケット¥59,000(三喜商事〈ティージャケット〉)、シャツ¥25,000(オリアン) 右/ジャケット¥36,000(コロネット〈アンドレア フェンツィ〉)、カットソー¥6,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ユナイテッドアローズ〉)、スカーフ¥10,000(トゥモローランド〈キンロック〉)
左/ジャケット¥46,000(アマン〈アルテア〉) 中/ジャケット¥59,000(三喜商事〈ティージャケット〉)、シャツ¥25,000(オリアン) 右/ジャケット¥36,000(コロネット〈アンドレア フェンツィ〉)、カットソー¥6,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ユナイテッドアローズ〉)、スカーフ¥10,000(トゥモローランド〈キンロック〉)

オフの日の万能型ジャケットといえばニットジャケットだ。芯材がほとんどなく、どんな動きにも対応してくれる着心地はまさにストレスフリー。シワになりにくいため、折りたたんで鞄の中に入れて持っていくことも可能だ。ドライブや旅行、ディナーなどいざという時の1着として持っておけば強い味方となる。

サラリとした清涼感が魅力的なシアサッカージャケット

左/ジャケット¥49,000(トゥモローランド)、ポロシャツ¥20,000(カヴァレリア〈ヘリテージ〉)、チーフ¥7,800(ニッキー〈シップス 銀座店〉)右/ジャケット¥82,000(ビームス 六本木ヒルズ〈タリアトーレ〉)、ポロシャツ¥29,500(スローウエアジャパン〈ザノーネ〉)
左/ジャケット¥49,000(トゥモローランド)、ポロシャツ¥20,000(カヴァレリア〈ヘリテージ〉)、チーフ¥7,800(ニッキー〈シップス 銀座店〉)右/ジャケット¥82,000(ビームス 六本木ヒルズ〈タリアトーレ〉)、ポロシャツ¥29,500(スローウエアジャパン〈ザノーネ〉)

暑い時期を快適に過ごすなら、夏の素材シアサッカーが賢い選択だ。肌への接地面が少なく、ドライな質感が涼しさを与えてくれる。他の素材に比べるとカジュアルになりすぎないため、夏の正装にはうってつけのアイテムだ。カットソーなども良いがポロシャツなど襟付きのインナーを合わせればそれだけで大人らしい印象となる。

以上、初夏に役立つカジュアルなジャケットを紹介した。年々暑くなる日本ゆえジャケットを着たくない気持ちは察するが、大人ならTPOに合わせてジャケットを着ることも大事なのだ。どれも使い勝手がよく着心地も良い。一度袖を通してみれば実感するはずだ。

※価格はすべて税抜きです。

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PHOTO :
島本一男
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊