老化は目の形を変えてしまうから、マイナス10歳の印象づくりにはアイラインで修正が必要。面倒だから、うまく描けないから、というのは論外だし、描いても若返り効果がなければ意味がないのです。
はたして今のアイラインは正解なのか・・・。横顔も伏し目にしたときも、どの角度から見ても美しく見える若返りアイラインの描き方特訓は大人の必須課題です。
「目を開けた正面顔」がキレイなだけでは若返り効果なし
私たちがメイクするときに、目を開けた正面顔しかチェックしていないけれど、他人からは正面だけでなく、目を伏せたときや横顔など、あらゆる角度から見られています。そのことを意識してメイクするのが大人のたしなみ。アイラインが太すぎれば、伏し目にしたときに真っ黒なまぶたに見えるし、はね上げすぎ、長すぎのアイラインは横顔がまるで魔女のように怖く映ってしまいます。
伏し目も横顔も美しいアイラインに仕上げるには、まつげの隙間をきっちり埋める、そして目頭側は細く繊細に、目尻側は太く、さらに下まぶたラインで引き上げの錯覚効果を演出しましょう。このポイントを網羅した、だれでも美しいラインが完成する描き方をご紹介します。ルーティンでも描けるくらい練習してみましょう。
NGアイラインにならない、正しい描き方特訓プロセス
上まぶたのラインはにじみにくく濃い黒のリキッドが最適ですが、細くまっすぐ引く「ひと筆描き」は必要ありません。左右に小刻みに動かしながら、まつげの隙間の白い粘膜をちょこちょこと埋めていけばいいので不器用な人でも失敗なし。
Step1: 黒目の中心から目尻、目尻から中央へと小刻みに埋めながら往復
小刻みに動かしながら、まつげとまつげの隙間を埋めましょう。往復することで2度塗りになり、しっかりと埋まります。
Step2:中心から目頭に向かい、小刻みに動かしながらまつげの隙間を埋める
描くのは目頭から約5mmほど空けた、まつげが生えているところまで。目頭まできっちり塗るときつい印象になります。
Step3:まつげの上から筆先を当てて、中央から目尻に向かって太さと長さを足す
目尻ラインは目のフレームどおりに描かず、真横にスッと描くのがコツ。このとき8mmほどはみ出し横幅を広げましょう。
Step4:目尻ラインの端から下まぶたラインにつなげるように描き足す
3で描いたラインの端から下まぶたの際に向かって描くと、目尻に小さな三角ができるので、これを塗りつぶします。
Step5:下まぶたにはネイビーを。目尻から目頭方向に小刻みに動かしながら塗る
黒よりもやわらかく、白目がキレイに見えるネイビーを目尻側1/3に。きつくならずに目尻がキリッと引き上がります。
Step6:アイラインの入れ方しだいで自然に引き上がり大きな目に。-10歳の若返り効果あり
ポイントは目頭側はできるだけ細く、目尻側は太く描く、そして下まぶたの目尻側1/3にネイビーをのせること。目が自然と縦に横に大きく変わります。
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- Precious.jp編集部
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- 『Precious4月号』小学館、2019年
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