38㎜のケースに搭載された伝説の名機
ゼニス『クロノマスター エル・プリメロ―38㎜』
40㎜オーバーの時計があたりまえになった今、小ぶりともいえる38㎜のケースに名機「エル・プリメロ」を搭載。ブルーダイヤルに赤いクロノグラフ針という、個性的なカラーリングにスポーティなデザイン。それでもどこか品を感じさせるのは、そのクラシカルともいえるサイズのせいだろう。
20周年を記念して待望のブルーダイヤル登場
パテック フィリップ『アクアノート 5168』
人気モデル『アクアノート』の誕生20周年を記念するブルーダイヤル。これまでなかったことが不思議に思えるほど、その深いブルーと丸みをおびた八角形ケースは相性がいい。サテン仕上げのベゼルが静かに存在感を主張。 42ミリのサイズが男らしさを感じさせる。
ゴールド×ブルーが新鮮!
オメガ『スピードマスター レーシングマスター クロノメーター』
クロノグラフの大定番『スピードマスター』が60周年を迎え、さまざまなスペシャルモデルが登場。オメガ独自の渋さをたたえたセドナゴールドのケースに、やはり抑えのきいたブルーの文字盤が映える。「もう一度、スピードマスター」と思わせてくれる、大人の色気漂う一本に仕上がっている。
シンプルなデザインの主役はブルーダイヤル
ジャガー・ルクルト『マスター・ウルトラスリム・スモールセコンド』
極限のシンプルさにマニュファクチュールの自信を感じる。厚さ7.58㎜という薄型ケースに、文字はブランドロゴだけの文字盤。すべてを削ぎ落としたオーソドックスな時計だけに、サンレイ仕上げのブルーダイヤルの美しさが際立つ。糊の効いた白シャツのそで口から見えたとき、これほど映える時計はないだろう。
繊細なクロスが紺碧の文字盤に映える
ピアジェ『アルティプラノ』
まっすぐに伸びた針とインデックスは、夜の海面に浮かぶ航跡のような美しさを感じさせる。ピアジェの真骨頂ともいえる極薄のホワイトゴールドのケースに、深いブルーが見事にマッチ。シンプルながらも気品あふれるデザインは、フォーマルシーンでも使えるブルーダイヤルだ。
※価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious 2017年夏号スイスの2大時計フェアから厳選した男の手元を飾るべき「名品時計」の結論より
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- クレジット :
- 撮影/武田正彦(静物)、唐澤光也(静物/パイルドライバー)、川田有二(人物) スタイリスト/大西陽一(RESPECT) ヘア&メーク/星 隆士(SIGNO) モデル/Trayko 構成/川上康介、岡村佳代