数年前まで乳液よりも美容液に頼っていた大人世代ですが、最近「大人は乳液に立ち返ってきている」というのが美容賢者の意見。
その理由は、年齢を重ねて油分不足になり肌は繊細に変化。乳液なら効率よく水分と油分を同時に送り込み、炎症や小ジワなどの乾燥トラブルを速やかに解決できるからなのです。
また、昔と比べて、テクスチャーは格段によくなり、ベタつきはなく、癒やされる使用感になったのも人気再燃の理由に。ここで紹介する美容賢者のセレクトには、すでに名品級の「エイジングケア乳液」がそろっています。
今回は、ビューティエディター近藤須雅子さんが愛用する「エスティ ローダー」の乳液をご紹介いたします。
最旬乳液のすごさを実感。細かいシワが和らぎ艶が増す、弱点ケア力が見事
最近、気になるのがスキンケア製品のボーダーレス化。こっくりとした質感で美容液級の実力の化粧水や、肌の上でするっと溶けるみずみずしいクリームなど、従来の枠組みに収まらないアイテムが年々増えているのです。
このエスティ ローダー「シュープリーム プラス ミルキーローション」も、そんな新世代マルチエマルジョンの代表格。 のびやかに肌になじむ感触は古典的な乳液にはない軽やかさですが、濃厚な潤いに満ちた後肌は、乳液ならでは。
そのうえ、日に日に目元の細かいシワが和らぎ艶が増して、ケア力は上質クリーム並みです。実際、レシピには先進のエイジングケア成分や抗酸化成分などが満載で、「う~ん」とうなるほど贅沢。
なんとなく「弱点ケアには美容液やクリーム」と思い込み、乳液には保湿しか期待していなかったけれど、認識不足でした。時代遅れの先入観を一掃し、最旬乳液のすごさを教えてくれる逸品です。
エイジングケア能力を再起動。コラーゲンを増やしシワを解消
生命の木と呼ばれるモリンガから抽出したエキス、コラーゲン生成を高めるエキスなど贅沢成分を配合。失いかけたエイジングケア能力を再起動し、ダメージでシワが深くなった肌が弾むようなハリを取り戻します。
\エスティ ローダー「シュープリーム プラス ミルキー ローション」の使用感/
【テクスチャー】
とろりとしたやわらかな感触で、しっとりとした薄膜で包み込む。カラカラに乾いたシワ肌もシルクのようになめらかに。
【使用手順】
朝晩、化粧水、美容液のあとに使用。適量を手にとり、顔とデコルテになじませる。
【賢者の発見】
ポンプ式で1回の使用量が美容液クラス。乳液と美容液とクリームを兼ねる1品3役で、ライトに仕上げたい夏のケアに最適。
問い合わせ先
- TEXT :
- 近藤須雅子さん 美容エディター
- BY :
- 『Precious6月号』小学館、2019
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)