「ちょっとリッチなアイスクリームが食べたい」「ちょっとした手土産にアイスクリームを」などのときにハーゲンダッツのアイスクリームは重宝します。コンビニやスーパーをはじめ、さまざまなところで販売されており、手に入りやすいのにリッチだから。
そんなハーゲンダッツのアイスクリームには、ミニカップ、クリスピーサンド、バー、ミニカップ・マルチパック、パイント(大きいカップ入り)などがあり、フレーバーも豊富。
そして、2019年6月1日(土)からのパッケージデザインリニューアルで、さらに華やかに! ハーゲンダッツのアイスクリームから、大人女性におすすめのアイスクリームを10種類、ハーゲンダッツ ジャパンのブランド戦略本部マネージャー・黒岩俊介さんにピックアップしていただきました。
それぞれのフレーバーの特徴はもちろん、こだわりも必見です!
大人の女性におすすめの「ハーゲンダッツのアイスクリーム」10選
黒岩さんによると、大人の女性には「ハーゲンダッツらしい濃厚な味わいが感じられるもの」が人気だとか。また期間限定商品では「季節感が感じられる素材を使用したもの」も人気だそう。
そんな、大人の女性に人気があり、おすすめのアイスクリームを10種類教えていただきましょう!
■1:ミニカップ「バニラ」
「1961年のハーゲンダッツ誕生以来変わることのないロングセラーフレーバーである『バニラ』は、乳牛の食む牧草にまでこだわった北海道根釧地区のミルクと、マダガスカル産のバニラビーンズを使用し、ハーゲンダッツ独自の技術によりリッチでクリーミーな味わいが楽しめます」
●こだわり
「8時間しかもたないバニラの花の受粉作業から、1本1本色を見ながらの収穫作業、バニラビーンズの湯漬けする時間や温度も、職人の手によって行われています。
また、マダガスカル産の複雑で深い香りが特長のレッドビーンズを使用。日本で主流なのは芳醇で甘い香りを放つブラックビーンズですが、ハーゲンダッツでは濃厚な味わいのクリームに合わせて、複雑で深い香りが特長のレッドビーンズを選んでいます」
■2:ミニカップ「グリーンティー」
「ハーゲンダッツの日本市場向けフレーバー第1号である『グリーンティー』は、1996年の発売以来多くのお客様から愛され続け、今では常にハーゲンダッツの人気ベスト3にランクインするハーゲンダッツ ジャパンを代表する人気フレーバーとなり、海外のハーゲンダッツでも発売されるまでになりました。
“クリーミーな味わいのハーゲンダッツアイスクリーム”と“香り高くほろ苦い抹茶”を両立させるために、試行錯誤を重ね、現在の『グリーンティー』が完成しました」
●こだわり
「厳選されたハーゲンダッツ専用ブレンド茶葉を使用し、茶葉の管理を徹底しています。またグリーンティーアイスクリームは光に非常に繊細で、それまでのカップでは品質劣化につながるため、『グリーンティー』の開発に合わせて光を通しにくい遮光カップを開発しました」
■3:ミニカップ「ライチ&ラズベリー」(期間限定)
「ライチの豊潤な香りとミルクのコクが合わさった、濃厚で甘やかなライチアイスクリームに、ライチを引き立てる、程よい酸味のラズベリーソルベ(※)を合わせた期間限定フレーバー。ピンクと白の鮮やかなマーブル模様と春夏にぴったりの甘酸っぱく心華やぐ味わいが特徴です」
※ソルベ(Sorbet):「シャーベット」のフランス語
●こだわり
「ライチアイスクリームの芳醇な甘さと香りが引き立つようにラズベリーソルベとの酸味のバランスにこだわって何度も試作を繰り返しました。ラズベリーの程よい甘酸っぱさが、濃厚ながらも全体を爽やかにまとめています」
■4:ミニカップ「紅茶ラテ」(期間限定)
「ミルクと相性がよく、まろやかな甘さのアッサム茶葉を使用した濃厚でコクのあるアイスクリームと、スリランカ・ディンブラ地方で生産される、香りや独特の渋味が特徴のディンブラ茶葉を使用した香り高くすっきりとした後味のアイスクリームを、マーブル状に組み合わせた期間限定フレーバー。
華やかな紅茶をコク深いミルクが引き立てる、2種の紅茶ラテアイスクリームのコントラストと味わいが楽しめます」
●こだわり
「味わいの異なる紅茶ラテアイスクリームをそれぞれ食べても、一緒に食べてもお楽しみいただける商品を目指しました。アッサム紅茶ラテアイスクリームには隠し味にキャラメルを加え、濃厚さをより引き立てました。
ディンブラ紅茶ラテアイスクリームには紅茶本来がもつうま味・渋味・香りを楽しめる、すっきりとした味わいになっています」
■5:ミニカップ「ほうじ茶ラテ」(期間限定)
「ほうじ茶本来の上品なうま味と豊かな香りを表現するために、2種類のほうじ茶ラテアイスクリームを組み合わせました。苦味や渋味の少ない初摘み茶葉のみを使用し、上品なうま味がありながらもミルクのコクもしっかりと感じられる濃厚な味わいに仕上げました」
●こだわり
「ほうじ茶の抽出温度と抽出時間にこだわり、キレのある爽やかな後味と香り高いほうじ茶の風味を感じていただけるよう工夫しました」
■6:クリスピーサンド「キャラメルクラシック」
「クリスピーサンドの定番フレーバーです。甘さと苦味のバランスが絶妙なキャラメルアイスクリームを、ビターでキレのあるキャラメルコーティングで包み込み、サクサクのウエハースでサンドしました。
発酵バターを使用することで、コク深くなったキャラメルアイスクリームの濃厚な味わいを、贅沢な食感と共に楽しめます」
●トリビア
「クリスピーサンドは2001年に日本市場向けに開発された商品です。お客様に今までにない驚きと感動を与える商品を日本のお客様にご提供したい、とプロジェクトチームが発足。
片手で気軽に、パリパリの食感が楽しめるアイスクリームがあったら楽しい、とメキシコ料理のタコスをヒントに7年の歳月をかけて開発しました。いまではヨーロッパ、アジアでも人気のある商品となっています」
■7:クリスピーサンド「抹茶のクレームブリュレ」(期間限定)
「抹茶カスタードとカラメルの相性のよさが人気の抹茶のクレームブリュレの味わいを、“贅沢感のある濃厚な味わいのかじりつけるスイーツ”であるクリスピーサンドで楽しめます」
●こだわり
「香り高い抹茶カスタードアイスクリームは、抹茶の豊かな香りと上品な甘さに、クレームブリュレのようなカスタードのクリーミーさを加えた、濃厚で風味豊かな味わい。
また、クレームブリュレ独特のほろ苦いカラメルの風味を引き出すため、カラメルパウダーの量を何度も調整しました。コーティングにカラメルパウダーを加えたことで、カラメルの香ばしくパリッとした食感と後味にほんのりとカラメルの苦味を楽しめるように仕上げました」
■8:クランチーバー「バニラチョコレートマカデミア」
「バーの定番商品です。甘く香り豊かなバニラアイスクリームを、マカデミアナッツをふんだんにちりばめたパリッとした食感のミルクチョコレートコーティングで包みました。バニラアイスクリームとチョコレートコーティングというアイスクリームバー定番の味わいを、カリカリとしたマカデミアナッツの食感とともに楽しめます」
●こだわり
「バニラアイスクリームとチョコレートコーティングという王道の組み合わせに、カリカリとした食感のマカデミアナッツを組み合わせた食べ応えのあるバーです。
食べ応えがありながら、コーティングに隠し味として塩を効かせたことで、後味がすっきりとし何度も食べたくなる味わいに仕上げた点がポイントです」
■9:ジューシーバー「マンゴー&ブラッドオレンジ」(期間限定)
「ハーゲンダッツ ジューシーバーは、アイスクリームを2層のフルーツコーティングで包むことで、これまでにないあふれる果汁感・果肉感を実現したアイスクリームバーシリーズです。
期間限定のジューシーバー『マンゴー&ブラッドオレンジ』は、芳醇でトロピカルな味わいのアルフォンソマンゴーを使用したマンゴーアイスクリームを、やわらかな食感のマンゴー果肉と、色鮮やかで酸味豊かなブラッドオレンジ果汁の2層のコーティングで包んだもの。濃厚ながらも爽やかな酸味が楽しめ、夏を感じるジューシーな味わいです」
●こだわり
「内側のアイスクリームから外側のコーティングにかけての色のコントラストにこだわり、色あざやかな見た目のブラッドオレンジを使用。また、芳醇な香りのブラッドオレンジ果汁にオレンジペーストを加えることで、より爽やかな酸味に仕上げたことがポイントです。
マンゴーのトロピカルな甘味、ごろごろとした果肉感と、ブラッドオレンジのあざやかな見た目、芳醇な香りと酸味をお楽しみいただけます」
■10:ミニカップ・マルチパック「クラシック コレクション」
「マルチパックの定番商品です。長年愛されてきたバニラ、ラムレーズン、グリーンティーという大人向けフレーバーを組み合わせたセットです」
パッケージが新デザインに!背景やこだわりは?
ところで、2019年6月からの新パッケージデザインには、どんな背景やこだわりがあるのでしょうか?
「海外ではすでに新デザインになっており、日本でも新しいハーゲンダッツの世界観を順次切り替えて伝えていきたいと考えています。
新デザインは、『ハーゲンダッツはフレーバーごとに単純に味が違うだけではなく、体験そのものが違う』と考えていることを具現化したもので、それぞれの背景デザインの部分が、それぞれのフレーバーの体験をイメージしています」
深い世界観が感じられる新デザインのパッケージも楽しみながら、気になったアイスクリームを選べば、ますます満足のいく上質な時間を過ごせそうです。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利