世間一般的には6月から衣替えだ。お住いの地域にもよるが、すでにジャケットを脱いで通勤されている方は多いことだろう。それでも、TPOに応じてジャケットを着用しなくてはならないときはある。困るのはそのあとだ。汗をかいたジャケットを(パンツもだが)いちいちクリーニングに出していてはキリがない。そこで、トータル5分でできる夏服のケア方法を伝授しよう。
つくりのいいブラシを使ってホコリを取り繊維の流れを整える
本来、ジャケットの下に着用するシャツは下着であり、人前で見せる(ジャケットを脱ぐ)ものではないとされている。だから、本当は真夏でもネクタイを締めて涼しい顔で歩きたいものだが、無理は禁物。体調を崩さない程度にしておこう。ただし、日本特有の「ネクタイを外しただけのクールビズ」スタイルはいただけない。清涼感があり、肌触りにも秀でた夏向きの生地や柄を選び、シャツは長袖をまくり、ジャケットは手に持って移動。さらにネクタイをバッグに忍ばせておけば、急な打ち合わせなどにも対応できる。
着用後も大事だ。夏はとても汗をかくし、たまたま立ち寄った場所が喫煙可のスポットだったり、ホルモン焼きレストランだったり、単に自分の臭い=加齢臭だった場合、ケアの有無で気分も服の寿命も違ってくる。なので、これは夏を問わずやっておくべきことだが、とにかく帰宅してジャケットを脱いだら、まずはブラッシング。目に見えないホコリを取り、服の繊維の流れを整えるうえで、ブラシはとても重要。だからいいものを使おう。
ブラシ選びのポイントは、細くて柔らかな性質をもつ馬毛素材で、なるべく毛足の長いもの。できれば抜けにくい手植えがいい。毛足が長いブラシを、手首のスナップを効かせるようにして使う。
衣類スチーマーでしわと臭いを除去
ブラッシングが済んだら、衣類スチーマーの出番だ。高温の水蒸気を当てて服のしわや臭いを取る衣類スリーマーは、現在いくつかのメーカーから販売されている。深いしわを取るなら断然アイロンのほうがいい。だが、衣類スチーマーでも軽いしわは簡単に取れるし、何よりも手軽に扱えるのが魅力。繊維のハリと輝きを取り戻し、よれっとした感じも数分の手間で見違えるほどに。多忙なビジネスパーソンにとって、これほど便利なアイテムはない。
締めにシュッとひと吹き!
前項までの作業でも十分だが、いいものを長く着るためにも、考えうることはすべてやっておきたい。そこでおすすめなのが、消臭と香りを同時に得られるアイテム。効能の違いはともかく、こちらも複数のアイテムがあるが、メンズケアブランドのプラウドメンが手がける「スーツリフレッシャー」は、消臭成分のカキタンニンを配合し、汗やたばこなどの臭いを効果的に抑える。
カキとはすなわち果物の柿。強力なタンパク質凝固作用をもつタンニンを含むことから、古くから剣道部具などの消臭用に使われてきた。「スーツリフレッシャー」は、このカキタンニンによって不快な臭いを抑えつつ、ほのかな香りを与える。これで、夏服のデイリーケアは完璧だ!
プラウドメンスーツリフレッシャーGW(グリーン・ウッドの香り)
問い合わせ先
- プラウドメン TEL:0800-1111-636
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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