7月8日から放送スタート、フジテレビ系月9ドラマ『監察医朝顔』とは?

女優の上野樹里さんが、大ヒットした音楽ドラマ『のだめカンタービレ』以来、13年ぶりに”月9”ドラマで主役を演じるとあって、放送前より話題になっているフジテレビ系ドラマ『監察医朝顔』。いよいよ2019年7月8日夜9時よりスタートします。

気になる内容は、法医学者の娘・万木朝顔(上野樹里さん)と、その父であるベテラン刑事・万木平(時任三郎さん)が、遺体の死因の謎を解き明かすだけでなく、遺体から見つけ出された「生きた証」を通じて、残された人たちの心を救っていくさまを描く、ヒューマンドラマです。

原作となるのは、2006年から『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)で連載された、同タイトルの医療漫画。全30巻も発刊されたHIT漫画をベースとしています。

漫画原作の主人公・朝顔には、阪神大震災によって亡くなった母がいる設定でしたが、ドラマ化によってアレンジが加えられ、東日本大震災により行方不明となった母がいる設定に変更されています。物語では全話を通し、さまざまな事件を扱いながら、過去と向き合い前向きに生きていく、父と娘のかけがえのない日々も、繊細に描かれてゆきます。

初回放送は、30分拡大!SNSでも心待ちにする声が続々

主人公である新米法医学者・朝顔を演じる上野樹里さんの、13年ぶりの”月9”主演。SNSには「樹里ちゃんの演技を毎週、見られるのはうれしい」など、放送を心待ちにする声が、放送のかなり前から上がっています。

この他にも「内容が気になる!」「月9楽しみ」といった声が多く見られ、待ちきれない視聴者がたくさんいらっしゃるようです。

第1話は30分拡大とあって、見どころがたくさんある様子。放送が待ちきれないという人のために、フジテレビさんのご協力のもと、あらすじをご紹介します!

上野樹里さん主演『監察医朝顔』第1話は、こんな展開!

新米法医学者・朝顔と父の日常

©フジテレビ
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物語は、ある朝の万木家から始まります。朝食をつくる娘、万木朝顔(上野樹里さん)に、「どっちのネクタイがいい?」と聞く父、万木 平(時任三郎さん)。

そこにはあるのは、いつもと同じ、他愛もない会話と穏やかな笑顔。母の里子(石田ゆり子さん)がいないことも、いつもと同じ。それは、2011年3月11日からの、父娘の日常なのです。

ただひとつだけ、その日から大きく日常を変えることが起きるのですが、平がそれを伝える前に、朝顔は自転車に飛び乗り、颯爽と仕事へ向かって行くのでした。

©フジテレビ
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朝顔の勤め先は、神奈川県にある興雲大学の法医学教室。新米法医学者である朝顔が出勤をすると、すでに検査技師の高橋涼介(中尾明慶さん)、法歯学者の藤堂絵美(平岩紙さん)、ベテラン法医学者の藤堂雅史(板尾創路さん)は来ており、野毛山署の強行犯係に新しく異動してくる刑事が、ハリウッド・スターに似ているとの話で持ちきり。

絵美は、同じ野毛山署の強行犯係に勤めている、朝顔の恋人で新米刑事の桑原真也(風間俊介さん)に「本当かどうか聞いてほしい」とまで言い出します。

噂の野毛山署・強行犯係では、係長の山倉伸彦(戸次重幸さん)、刑事の森本琢磨(森本慎太郎さん)、新米刑事の愛川江梨花(坂ノ上 茜さん)らも、新しくどんな刑事が来るのか?興味津々。

その時、ついに現れたハリウッド・スター似の刑事は・・・なんと朝顔の父・平だったのです!

発見される、30代後半の女性の遺体

©フジテレビ
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係長より年上の平に、怪訝な目を向ける刑事たち。そこに、倉庫で30代後半の女性が死んでいる、という無線が入ります。すかさず「行きます」と返答する平。山倉は、桑原(朝顔の恋人)にも現場に向かうように命令を下すのでした。

先に現場に入っていた検視官の伊東 純(三宅弘城さん)は「詳しいことは解剖をしないとわからない」と言います。野毛山署の管轄地で発見された遺体は、朝顔がいる興雲大学の法医学教室が解剖をし、死因の究明をすることになっています。

遺体とともに平たちも法医学教室へ赴き、そこで初めて平が野毛山署に異動したことを知って驚く朝顔。しかし、朝顔よりも内心、驚いたのが桑原。平が自分の恋人の父親だとこのとき、初めて知るのでした。

死因の謎に迫っていく父と娘

©フジテレビ
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朝顔は、主任教授の夏目茶子(山口智子さん)とともに、解剖をおこないます。まずわかったのは、この身元不明の女性は溺死したのではないか?という可能性。しかし、遺体があった場所は倉庫・・・倉庫で溺死という、不可解な解剖結果に、一同は困惑します。その後も朝顔たちは遺体の組織などを丹念に調べ、平と桑原は捜査を続けてゆく中で、遺族を突き止めますが…。

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遺体安置所で、亡くなった妻に再会をした夫の明彦(辻本耕志さん)は遺体にすがりつく一方で、一人娘である10歳の早紀(粟野咲莉さん)は、遺体安置所に入ろうとせず、必死に涙をこらえながら、母の遺体には決して会おうとしません。

そんな早紀を不思議に思う朝顔でしたが、早紀の胸の内には、大きな後悔が秘められているのでした・・・。

何があったとしても、あなたの「生きた証」を見つけたい―。遺体に秘められた最後の想いを探す、法医学者と刑事の異色の父娘の、かけがえのない日々が、優しい涙とともに始まります。

「観る人に生きる意味と、喜びを力強くお届けする」という今作。「生きる」ということについて、ドラマを通して考えさせられる内容となっています。今年の夏ドラマで最大の感動作になることは、間違いありません!

気になる物語の詳細はぜひ、7月8日(月)9時からの放送でチェックしていただければと思います。

番組詳細