今話題の「発酵バター」。普通のバターとは違い、発酵させてつくられることから、バター本来の甘みに加えてヨーグルトのような爽やかな酸味も楽しめると評判!

今回は、ベルギー発で、こだわりのある「Pur Natur(ピュアナチュール) オーガニック発酵バター」の特徴や、この発酵バターを使った料理を期間限定で2019年8月いっぱい提供する、南青山のイタリアンレストラン「TEST KITCHEN H (テストキッチン・エイチ)」の料理、そしてシェフにうかがった、おいしい食べ方や調理法をご紹介します。

手軽に手に入るようになった発酵バター、要チェックです!

Pur Natur オーガニック発酵バターとは?

「Pur Natur オーガニック発酵バター」参考価格¥2,160(税込)※店舗により異なります。
「Pur Natur オーガニック発酵バター」参考価格¥2,160(税込)※店舗により異なります。

Pur Natur オーガニック発酵バターは、ベルギーのPur Natur社によるもの。酪農がさかんなヨーロッパでは、乳酸発酵させてつくられる発酵バターが主流だとか。

このPur Natur オーガニック発酵バターは、美食の国ベルギーで多くの人々に愛されており、フレッシュなミルク感がありながらも、じんわりとしたコクや深み、ヨーグルトのような爽やかな酸味をもち合わせています。

その特徴を見ていきましょう。

ふたりの職人だけがつくるのを許されている

バターをつくることを許された、ふたりの“アルチザン”
バターをつくることを許された、ふたりの“アルチザン”

ベルギー南部アルデンヌ地方の伝統製法を継承した、ふたりの“アルチザン”と呼ばれる職人のみがつくることを許された貴重なバター。実際、ふたりそろわない日はつくらないのだそう。

手間のかかる伝統的な製法をあえて選択!

ヨーロッパで高級バターの生産に使われている伝統的な「チャーン製法」が使われています。これは生クリームを乳酸発酵させて撹拌して練り上げる、時間のかかる製法で、効率はよくないのだそうですが、味に妥協はないとか。ベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ3か国の総称)では、Pur Natur社のみが採用しています。

100%オーガニック

Pur Natur社は、長年のパートナーである有機酪農家がこだわり抜いて飼育した牛から摂れる有機生乳をバターの原料としています。厳格な基準で知られるEU(欧州連合)オーガニック認証も取得しています。

Pur Natur オーガニック発酵バターを贅沢に使用したコース料理を試食!

TEST KITCHEN Hの厨房
TEST KITCHEN Hの厨房

このPur Natur オーガニック発酵バターを贅沢に使用した料理が、「TEST KITCHEN H(テストキッチン・エイチ)」で、2019年8月1日(木)から1か月の間、1万円以上のコースを注文すると提供されます。

その事前試食会に参加してきました! 試食会だけあって、料理のほとんどにPur Natur オーガニック発酵バターが贅沢に使われているコース料理でした。

「サラダラディッシュのアンチョビ生バター」
「サラダラディッシュのアンチョビ生バター」
「ブラータチーズと白身魚(イサキ)お刺身のアンチョビバターソース」
「ブラータチーズと白身魚(イサキ)お刺身のアンチョビバターソース」
「自家製ハムの盛り合わせ」※こちらのみPur Natur オーガニック発酵バター不使用
「自家製ハムの盛り合わせ」※こちらのみPur Natur オーガニック発酵バター不使用
「カラスミのスパゲティ アルブッロ」
「カラスミのスパゲティ アルブッロ」
「ヒラメのソテー、ブッロビアンコ」
「ヒラメのソテー、ブッロビアンコ」
「鶏むね肉のバターソテー」
「鶏むね肉のバターソテー」
「生バターのメープルスフレ」
「生バターのメープルスフレ」

バターを使った料理というと、脂っこいイメージがあるかもしれませんが、上質な発酵バターを使っているだけあって、どれも爽やかで重くなく、ほどよいコクとちょうどよい満足感があるバターの味わいが楽しめました。

実際、8月中に提供される料理は、季節ごとに使う食材が変わるため、今回試食したものとは異なるそう。どんな料理が出てくるのか、楽しみですね。

またこのPur Natur オーガニック発酵バターを使った料理を味わったあとは、帰り際に「Pur Natur オーガニック発酵バター」を1個プレゼントされるので、自宅でも楽しめますよ。(※数量限定でなくなり次第終了)

発酵バターを自宅でも!シェフお気に入りの食べ方ベスト3

続いて、TEST KITCHEN Hの山田シェフに、「Pur Natur オーガニック発酵バター」のおいしい食べ方ランキングベスト3を教えていただいた内容をご紹介します!

■:第1位「ブーロ パルミジャーナ」

ゆでたてのパスタに、こしょうをたっぷり振り、パルメザンチーズとバターを和えていただくのが一番おいしいのだそう!

■:第2位「生ハムサラダ」

生ハムサラダに発酵バターを小さく切って入れるそうです。

■:第3位「アンチョビバターソース」

アンチョビバターソースといえば、一般的には肉のソテーやステーキのソースとして使われているもの。それを発酵バターでつくることで、素敵な味わいになりそうですね。

また、シェフいわく、パンのなかでは「バゲットにつけると最高」だとか!

そして「炊きたてご飯にバターと塩、もしくはしょうゆをのせるととてもおいしい」とのこと。「春のタケノコご飯や、夏の豆ご飯などにもよく合います」と話していました。


バターを爽やかかつ、贅沢に楽しめる発酵バターは、こだわりの製法でつくられたオーガニックを選べば、舌も心も満たされそう! ぜひお試しを。

問い合わせ先

 

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
石原亜香利