とにかく暑い…でもきちんと見えなければならない、
そんな外の方と打ち合わせのある日は、
とかくコーディネートに頭を悩ませるものです。
でも今年は、季節の始めに手に入れておいた
1枚でも様になるデザインワンピースがあるので、
何かの時に、とても頼りにしています。
クレープのように軽いサマーウール素材は、
黒だけれど涼しく着られる&見えるのも魅力。
さらにウエストゴムとベルトでギャザーを寄せて
腰にかけてふんわりとボリュームの出るデザインが,
着るだけでおしゃれ感を演出してくれるだけでなく
スタイルも良く見せてくれるようです。
ミラノ在住の日本人デザイナー甲斐絹代さんが
手がけるブランド“Indueris(インドゥエリス)”は、
上質な素材感とデザインとが働く女性にぴったり。
それだけに、日本の夏でも快適に過ごせる、
出番の多い黒ワンピースと出合うことができました。
この日の小物合わせは、ワンピースのベルトの
バックルにあるブラウンから発想しました。
時計をブラウンベルトの『タンク ルイ カルティエ』に、
そして時計のケースに合わせて、
ジュエリーもイエローゴールドに。
ただ暑苦しくはしたくなかったので、
ピアスには“Hirotaka”のチェーンタイプを選びました。
細くて軽く、動くたびに揺れるデザインが、
真夏のジュエリーに抜け感をもたらしてくれるよう。
最近では日本人デザイナーによるジュエリーが
とても注目を集めていますが、
どこか繊細で軽やかでモダン…そんな雰囲気が
今の気分や服にぴったりだと思っています。
ちなみにパンプスにだけ白を選んで、
黒とブラウンの組み合わせに軽快さを添えてみました。
この靴も日本人の女性がデザインする“KATIM”のもの。
期せずして服から小物までが
日本人の方が手がけるものになった一日です。
(写真/エディターH&J 文/エディターJ)