エルメスのシルクコレクションのなかでも、正方形のスカーフ「カレ」と並んでアイコニックな存在が、細長いリボンスカーフ「ツイリー」。華やかなデザインと使いやすさで、幅広い世代の女性に愛されるアイテムです。

この「ツイリー」を幅・長さ共にサイズアップした「マキシツイリー」に、新たに誕生したスリム版「マキシツイリー・スリム」をクローズアップします!

使い方はアイディア次第で自由自在!エルメスの頼れるスカーフ「マキシツイリー・スリム」

エルメスの「マキシツイリー・スリム」
エルメスの「マキシツイリー・スリム」

さっと巻くのに便利な「ツイリー」(幅5×長さ86㎝)に、より幅が広く長いサイズがあるのはご存知ですか? 2013年秋冬に「マキシツイリー」(幅20×220㎝)、2017年に少し長さを変えた「マキシツイリー・カット」(幅20㎝×160㎝)を発表と、アップデートを続けていた「マキシツイリー」がそれ。

そして2019年の秋冬にお目見えするのが、よりスリムになった「マキシツイリー・スリム」(幅10×180㎝)です。

今回は、絶妙な幅と長さにたどり着いた「マキシツイリー・スリム」の魅力を3ポイントでお伝えします。

■1:首元や頭に巻いたり、ベルト代わりにしたりと使いやすさ抜群のサイズ

シルクスカーフ「マキシツイリー・スリム〈ラルバイ〉」各¥37,000【幅10×長さ180㎝】
シルクスカーフ「マキシツイリー・スリム〈ラルバイ〉」各¥37,000【幅10×長さ180㎝】

「マキシツイリー・スリム」の幅と長さは、アップデートを経てたどりついた、使いやすさ抜群のサイズ。首元や頭に巻くほか、ベルト代わりにすることもできます。

華やかな色と柄は、着こなしのポイントにぴったり。ひとつプラスするだけで、がらっと雰囲気を変えることができます。

例えば、オフィスを出る前に首元に巻けば、さっとお出かけ仕様の装いに。デニムのウエストに巻いても、シルクの上品な光沢のおかげで、カジュアルすぎないアクセントに。長さがあるので、タイ風にもリボン風にも仕上げることができます。

オンからオフまで、「コーディネートが物足りない……」というときの、特効薬になってくれるはずです。

■2:アートな知的好奇心を刺激する、柄に込められたストーリー

「マキシツイリー・スリム〈ラルバイ〉」
「マキシツイリー・スリム〈ラルバイ〉」

エルメスのスカーフといえば、アーティストによるデザインや歴史的なアーカイブに着想を得た柄など、知的好奇心を刺激するプリントも楽しみのひとつ。

今回ご紹介する〈ラルバイ〉は、インド西部に位置する大都市、アフマダーバードにある世界有数の織物博物館「キャリコ博物館」に所蔵されている古布にインスピレーションを受けたもの。

「マキシツイリー・スリム〈ラルバイ〉」
「マキシツイリー・スリム〈ラルバイ〉」

着想のもとになった古布は、馬に乗る人や会話をする女性、軍隊の人々、地上の動物や空想上の動物などを図案化し、人間の文明を描こうとしたデザイン。人、動物、抽象的なモチーフを鮮やかな色で描いた〈ラルバイ〉は、2016年に「カレ」の柄として登場しました。

巻き方によって異なる絵が表れたり、柄のなかに潜むエルメスの文字を見つけるのも楽しみのひとつ。

■3:2倍楽しめるリバーシブルタイプ

「マキシツイリー・スリム〈ラルバイ〉」裏側のデザイン
「マキシツイリー・スリム〈ラルバイ〉」裏側のデザイン

リバーシブルなのもうれしいポイント。絵画のような表側とは異なり、裏には同系色の花柄がグラフィカルにプリントされています。動くたびにちらりと覗く花柄を楽しむもよし、裏を表地として楽しむもよし。1枚で2倍楽しめ、コーディネートの幅もぐっと広がります。


「マキシツイリー」の新サイズ、「マキシツイリー・スリム」は、ひとつあれば着こなしどころかクローゼットの格まで上げてくれそうな逸品。シーズンレスに活躍してくれる、大人の女性の新定番シルクスカーフといえるでしょう。自分用にはもちろん、ギフトにもおすすめです。

※掲載した商品は税抜です。

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PHOTO :
大槻誠一
WRITING :
門前直子
EDIT :
石原あや乃