大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載です。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
第23回目は、フェースラインのたるみをすっきり見せるテクニック。ポイントはファンデーションの部分塗り。仕上げにハイライトとシェーディングをプラスすると、リフトアップ効果が倍増します。
ファンデーション部分塗りでフェースラインのたるみを引き上げて
【セルフメイク→長井メイク】
エステサロンを経営しているハービーさん。エステの施術中はマスクをすることが多いので、ふだんはベースメイクとアイブロウがメインのナチュラルメイクでいることが多いのだとか。そのため、メイクに関するアップデートは10年近くできていないまま。「最近気になっているのがたるみです。とくにたるみでフェースラインがくずれてきたのをどうにかしたい…」
■A.「ファンデーションを部分塗りすると、立体感が生まれてフェースラインがシャープに。おのずとリフトアップして見えます」(長井さん)
「ファンデーションを全顔に均一にきちんと塗っている大人女性がとても多いのですが、これは、顔をのっぺり大きく見せ、たるみやしわなどの顔の悩みを際立たせる原因にもなります。ファンデーションは目の下だけにのせるのがポイント。目の下から外側に向けてのばしていくと、顔の中央部分が明るく、外側に向けて暗くなるグラデーションに。
そうすると、フェースラインに自然な影ができて、たるみも引き上がって見えるんです。おすすめは、フィット感とカバー力があり、狙った部分にのせられるスティックタイプ。仕上げに、ハイライトとシェーディングでメリハリをつけると、リフトアップ効果がさらに際立ちます」
【おすすめのベースメイクアイテム】
【リフトアップさせるベースメイクプロセス】
1.ファンデーションを目の下にON
スティックファンデーション(ベアミネラル)を目の下からこめかみに向けて引き上げるように塗ります。
2.スポンジで広げる
スポンジを斜め上に動かしながら、ファンデーションを広げていきます。目の下の厚みが取れたら、スポンジに残ったファンデーションで額やあごにもオン。
3.ハイライトとシェーディングをプラス
ルミナイザーパレット(rms beauty)の左の2色を指で混ぜて、こめかみから目の下にかけてハイライトを入れます。その後、同パレットの右上のベージュブラウンを、頬骨下(「「オー」の口で頰にできたくぼみ」から下に薄くのばします。
【BEFORE→AFTER:立体感のあるすっきりフェイスに】
多くの女優やモデルからの指名を受ける人気ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌や広告など第一線で活躍する傍ら、メイクレッスン講師としても活躍。ひとりひとりの個性や魅力を引き出す、上品なメイクテクニックにファン多数。Precious.jpでは、大人のリアルな肌や骨格の悩みをメイクだけで見事解決。
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- アルファネット TEL:03-6427-8177
- ベアミネラル TEL:0120-24-2273
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与