ミス日本式入浴・美肌になる45分間入浴法とは?
最近、肌にハリがない。少しカサカサした状態になっているように感じる。そんなお肌の悩みを抱えている方は、ミス日本コンテスト事務局・ビューティプロデューサーの和田あいさんが教えている「ミス日本式入浴」を試してみませんか?
この特別な「45分間入浴」方法を取り入れると、肌のターンオーバーが促され、肌の活性化の助けになります。唯一のルールは「空腹時に入浴する」ということだけ。
45分間入浴といっても、実際に湯船につかるのは20秒×8回=160秒です。しっかりと老廃物を洗い落としつつ、心臓への負担が軽いので、どなたでも実践できる入浴法なのです。
■美肌になる45分間入浴法
(1)全身に湯をかける
湯船につかる前に全身に湯をかけます。心臓に負担がかからないよう、手先、足先から順にかけて。体についた汚れをざっと洗い流します。
(2)湯船に20秒間つかる
湯船に20秒間つかります。お湯の温度は40秒ほどがベスト。長くつかりすぎないように気をつけます。
(3)全身を洗う→20秒入湯
髪、顔、全身を洗います。洗うときも、心臓に負担をかけないように足先から。洗い流した後、再び20秒間湯船につかります。
(4)部分洗い1回目→20秒入湯
腕、肩、首まわりを洗います。ひじは円を描くように、腕は手先からつけ根に向けて洗いましょう。洗い流した後、20秒間湯船につかります。
(5)部分洗い2回目→20秒入湯
脚、お尻、腰を洗います。脚はつま先からつけ根に向けて、腰は上から下へ向けて洗います。洗い流した後、20秒間湯船につかります。
(6)部分洗い3回目→20秒入湯
胸、おなか、わきを洗います。胸を円を描くように。洗い流した後、20秒間湯船につかります。
(7)部分洗い4回目→20秒入湯
背中を洗います。手の届かないところはタオルをたすきがけにして。洗い流した後、20秒間湯船につかります。
(8)再び顔、髪を洗う
2回目の洗髪、洗顔をします。髪のトリートメントはこのときに。洗い流した後、20秒間湯船につかります。
(9)顔と体のあかすりをする
下記を参照にしてあかすりをします。あかすり後、20秒間湯船につかります。
[週に1度のあかすり法]
皮膚では常に新しい細胞がつくられ、古い細胞は“あか”となって皮膚の表面へ押し出されます。このあかをしっかり落とさないと、肌の再生は滞ってしまうことになります。週に1度のあかすりでしっかり落としましょう。
【タオル】体は綿100%のタオルか、ガーゼとパイルが二重織りになった『おぼろガーゼタオル』がおすすめ。顔はタオルを使わず、指先でマッサージします。
【顔】人さし指と中指、薬指の腹で顔の中心から外側、あごは下から上に向けてくるくると円を描くようにこすります。顔の皮膚はデリケートなので、やさしく、慎重に行ってください。
【体】一度ぬらしてかたく絞ったタオルをくるくると巻き、手先、つま先から心臓に向かって、10cmくらいずつ、一方向にこすります。皮膚を傷つけないよう、力を入れずにやさしくなでるようにします。
(10)水を浴びる
全身の毛穴かや汗腺を引き締めるため、心臓から遠い足先から順に、桶で15杯の水を浴びます。最初はぬるま湯でOK。徐々に冷水にします。
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以上、美肌になるための45分間入浴法、いかがでしたでしょうか? 年を取ると皮膚のターンオーバーの速度に遅れが目立つようになります。この入浴法を週に1回は実践して、肌の代謝活動を正常に戻してゆき、ハリのあるみずみずしい肌を取り戻して見てください。
また、この入浴法を提唱している和田あいさんの著書『ミス日本の美人食』には、ミス日本という賞がこの50年間で培ってきた“美のエッセンス”がぎっしりと詰まっています。入浴法と合わせると美肌により効果的な、「スタイルキープ」と「美肌」の“9品目食事法”のメニューが満載なので、おいしく食べながら楽しく理想的な体づくりを達成したい女性はぜひ、お手に取っていただければと思います。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09310459
- TEXT :
- Precious.jp編集部