カール・ラガーフェルドが手がけたフェンディの最後のコレクションで発表
イタリアのファッションブランド「フェンディ」のファー・デザイナーを1965年から務め、重厚で高級なステータスのシンボルであったファーのイメージを刷新。ソフトで着心地がよく、取り扱いのしやすい新種のファーアイテムを誕生させた、カール・ラガーフェルド。
2019年2月19日、その訃報は世界を駆け巡り、多くのファッションを愛する人が追悼の気持ちを表現し、分かち合いました。
なかでもフェンディとカール・ラガーフェルドの関係は半世紀以上、54年間にも及ぶ、実に長きにわたるもの。
そんなフェンディより、カール・ラガーフェルドの功績を讃える限定Tシャツが、カールが最後に手がけたフェンディの「2019-2020秋冬ウィメンズコレクション」に登場しました。
この特別な一着は、フェンディのアイコンとしてあまりにも著名な「FF」ロゴがスパンコールで飾られ、手書き風デッサンで描かれ、赤いハートの中に収められています。ハートの下には、カール・ラガーフェルドのサインが。
そもそもこの「FFロゴ」、デザイナー就任当初のカール・ラガーフェルドの手によるもので、「Fun Fur」の頭文字を組み合わせてデザインされたもの。女性なら誰もが目にしたことがある、手に取ったことがあるFFロゴが、50年以上前にひとりの若手デザイナー(当時)によって考案されたものと思うと、そのデザインの普遍性や力強さに、驚かずにはいられません。
この特別な一枚はすでに、全国のフェンディ直営店、および公式オンラインストアで販売が開始されています。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部