完璧な輝きを追求し続ける「キング・オブ・ダイヤモンド」ハリー・ウィスントンは、どんなブランド?

「教えて、ハリー・ウィンストン!私にダイヤモンドのすべてを!」。

映画『紳士は金髪がお好き』の劇中歌「Diamonds Are a Girl's Best Friend」 で、マリリン・モンローが歌ったこの一節が示すように、ダイヤモンドを極めた「キング・オブ・ダイヤモンド」として君臨した創始者ハリー・ウィンストン。

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安全上、生前は明かされなかった顔写真は、死後になって公開された。Courtesy Harry Winston

1932年、自身の名を冠したブランドをニューヨークに設立し、生涯を通してダイヤモンドをこよなく愛し、ダイヤモンドの個性に合わせてデザインを決めるという信念を貫きました。

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最初に構えたサロンでの一枚。窓からの眺めはセント・パトリック大聖堂。1960年には、現在も本店のある五番街718番地に移転。Courtesy Harry Winston
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世界的に有名かつ貴重なダイヤモンドの3分の1以上を所有したといわれる。1976年に入手した75.52カラットのダイヤモンドは特にお気に入りで、いつもポケットに入れて持ち歩いていたそう。Courtesy Harry Winston
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高度な技術が求められる極細のプラチナワイヤーを使った立体的なセッティング。ダイヤモンドの輝きだけが浮かび上がるような究極の美しさを表現できる。Courtesy Harry Winston

ハリー・ウィンストン氏の研究の中から生まれたのが、「クラスター」という画期的なセッティング技法。

ラウンドやペアシェイプ、マーキースカットを施したダイヤモンドを組み合わせて、繊細なプラチナの台座に立体的にセッティングすることで、あらゆる角度から光をとらえて、個々のダイヤモンドがもつ自然な輝きを引き出すことに成功。

ここに、今なお世界中の女性たちが憧れる、ハリー・ウィンストンの「ウィンストニアン・スタイル」が誕生したのです。

創始者が最も愛したエメラルドカット

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「エメラルドカット・クラシック・リング」¥31,800,000【プラチナ×ダイヤモンド/センター4.39ct・ほか計0.59ct】(ハリー・ウィンストン)

澄みきった輝きと、洗練を極めたエメラルドカットから、眩いばかりの輝きを放つソリテールリング。

4.39カラットのセンターストーンの両脇に、テーパードバゲットダイヤモンドを配した、ハリー・ウィンストンの永遠に変わらない気品あふれるクラシックスタイル。

※掲載した商品は税抜です。

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PHOTO :
戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)、唐澤光也(RED POINT)
EDIT&WRITING :
下村葉月、長瀬裕起子、中村絵里子(Precious)