「モンテ・ナポレオーネ通り」。ラグジュアリーブランドのブティックが立ち並ぶイタリア・ミラノの名所として、その名を聞いたことがある、行ったことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなミラノ・ファッションの中心地にあり、地元のイタリア人や観光客に愛され、なんと2世紀に及ぶ長い伝統をもつカフェ「COVA(コヴァ)」が、銀座と渋谷に相次いで誕生しました。
イタリアの伝統が内在する、世界的芸術家たちが愛したカフェ「COVA(コヴァ)」とは?
1817年に、ナポレオン軍の兵士であったアントニオ・コヴァによって、スカラ座の隣にオープンした「コヴァ」。名士達の社交場として、ジュゼッペ・ヴェルディ、ジャコモ・プッチーニら世界的な芸術家達にも愛されました。オペラ作家のヴェルディは、その代表作『椿姫』や『リゴレット』をコヴァで随筆しており、文豪アーネスト・ヘミングウェイの『武器よさらば』には、文中にコヴァとチョコレートが登場します。
1950年代にモンテ・ナポレオーネ通りに移転してからも、2世紀におよぶ豊かな伝統を備えたカフェは、長年受け継がれた職人技による最高の製品と、優雅なウェイターたちによる温かなサービスで、まるで「イタリアの伝統そのもの」を内包したような、独特な雰囲気を提供しています。
東京で味わえる、ミラノ本店と同様の洗練されたデザインとメニュー
東京では、2019年9月12日(木)に東京・銀座「ギンザ シックス(GINZA SIX)」の3階に、1店舗目がオープンしました。続いて2019年11月1日(金)には、東京・渋谷に「Café Cova Milano 渋谷スクランブルスクエア店」が、東京の2店舗目としてオープンします。
ミラノと同様に、コヴァの荘厳な雰囲気をつくりだすのは、アンティークミラー、ビロードのソファー、クリスタルのシャンデリア。なかでもアイコニックなのが、金色の縁と真鍮で仕上げられた天然大理石を使った、マホガニーのカウンターです。
そのラグジュアリーな空間で楽しめるのは、定番のエスプレッソをはじめ、人気のリゾットランチ、コヴァのアイコン「サーケル(チョコレートケーキ)」やミモザケーキなどのケーキ類が味わえる、日本オリジナルのアフタヌーンティー。豊富なカクテルまで、ミラノ本店エグゼクティブ・シェフが監修した、本店と同じ内容です。
また、銀座と渋谷のオリジナルで、ミモザケーキなどのケーキ類がいただける、ハイティセットも登場。
忙しい東京にいながら、エレガントな空間で美しいメニューを、朝10時代から夜まで利用することができます。
ホリデーギフトにおすすめ。門外不出のレシピでつくられた「パネットーネ」
美しいラッピングのギフトコレクションも、ホリデーシーズンは要注目です。チョコレートボックス、季節ごとに替わるペストリーなど、バリエーション豊富なラインナップ。
なかでも、19世紀初頭から続く、門外不出のレシピで現在も作られている「パネットーネ」は、クリスマスの伝統菓子なだけに、このシーズンにぜひその味を試してみたいものです。
ミラノという地域の歴史においても、重要な意味をなすカフェ、コヴァ。その独特な雰囲気を、便利な東京・銀座と渋谷で。出勤前の一服や、友人とのランチ、会社帰りに、ミラネーゼのように本場の濃厚なエスプレッソで、自分らしいひとときを持つのも良いかもしれません。
※掲載した商品は、すべて税込です。
問い合わせ先
- カフェ コヴァ ミラノ 渋谷スクランブルスクエア店
- TEL:03-6325-2541(2019年11月1日より)
- 営業時間/10:00〜21:00
- 住所/東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア ショップ&スクエア4F
- カフェ コヴァ ミラノ GINZA SIX
- TEL:03-3289-3755
- 営業時間/10:30〜20:30
- 住所/東京都中央区銀座6丁目10-1 3F
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 神田朝子