ジャパンメイドにこだわった素材とシルエット美で、日本人女性を素敵に見せる!

日本国内のみならず、海外の高感度なセレクトショップのバイヤー陣からも熱い視線を集め、各国主要都市で開催されるポップアップショップでも引く手数多なブランドがあります。その名は「エンフォルド」。

2012年に立ち上げられたこのブランドは、上質な素材にこだわり、大人の女性の体型をより美しく、洗練して見せてくれる立体的なデザインの服に火が付き、たちまち人気ブランドの仲間入りを果たしました。現代社会を美しくしなやかに生きる女性にぴったりな、東京発のブランド「エンフォルド」とは?

今さら聞けないこのブランドの魅力に私、スタイリストの山崎ジュンが迫ります。

エンフォルド(ENFÖLD)=「抱きしめる」というブランド名に込められたのは、体型の変化や悩みに対応できる服づくりへの情熱

2012年にクリエイティブ・ディレクターの植田みずき氏の発案によって作られた「エンフォルド」。

ブランド名にもなっているその英語の意味は“くるむ”“抱きしめる”というもの。プライベートでは3児の母でもあり、自身も年齢を重ねていくうちに、ジャパンメイドの素材や着心地の良さにこだわり、加齢によって伴う女性特有の体型の変化や悩みにも対応できるような服を作りたい、そんなデザイナーの思いから始まりました。

ブランドコンセプトである「Hidden Beauty(隠された美)」という言葉が表す通り、「エンフォルド」の服は洒落た抜け感をキープしながらも、たっぷり贅沢に生地を使った立体的なカッティングやシルエット、そしてメンズライクなディティールなど、流行に左右されないていねいな服づくりがお見事だと感じます。

エンフォルドの2019年11月のおすすめアイテム4選

そんなエンフォルドで、大人の女性に是非着ていただきたい、最新の秋冬アイテムをご紹介します。

コート_1
「ソフトリバー スリットオーバーコート」¥65,000

フロントの大きなパッチポケットが大人可愛いノーカラーコート。バックはフレアシルエットになっていて、ブランケットのようにバフっと気軽に羽織れるデザインが今年っぽい。他にネイビーとグレーの、全3色展開。

ニット_1
「フリンジデザインニット」¥46,000

コレクションラインのケーブル編みニットは、インパクトのあるフリンジデザインの袖が特徴。着るだけで温かくなるようなボリューミーなニットも、モノトーンなら大人っぽくキマります。グレー×ホワイトもあり。

コート_2
「ヘビーサテン ステンカラーコート」¥69,000

裏地を中綿入りのキルティングにし、防寒対策もバッチリなステンカラーコート。付属の共布ベルトでウエストをキュッとしぼって、フィット&フレアで着こなすのがオススメ。秋から冬へのブリッジ的コートとしても重宝しそう。黒の他、ネイビーとグリーンも展開しています。

ニット_2
「ニットレイヤードウエーブスリーブプルオーバー」¥48,000

毎年大人気のニット&布帛のコンビネーション・シリーズ。今回は2種類の生地をニットに組み合わせた大胆なデザイン。袖や身頃にゆとりを持たせたシルエットなので体型カバーにも最適!シンプルなパンツやスカートに合わせ主役として着ても、同シリーズのスカートと合わせて着ても素敵。

以上、エンフォルドの2019年秋冬アイテム・新作の一部をご紹介しました。私個人としては、ゆったりしたシルエットとダブルボタンが魅力のメンズライクなウールコートや、今シーズン、コレクションブランド多く提案しているローゲージニットが気になっています。

オシャレがますます盛り上がる秋冬、上質な素材とモダンなデザインを同時に叶えてくれる東京発の「エンフォルド」、今また改めてチェックしたいブランドのひとつです。

ショップは伊勢丹新宿店、日本橋三越、銀座三越、丸の内の路面店、二子玉川高島屋、横浜高島屋、名古屋タカシマヤ、うめだ阪急などにあります。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

※掲載した商品の価格は税抜です。

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この記事の執筆者
大学時代からライターとして活動。「JJ」「CLASSY.」「VERY」「Domani」「Marisol」など、女性ファッション雑誌をメインに、広告・ブランドのディレクションなどに従事。2017年から香港、現在はオーストラリア・メルボルン在住。アメリカ人の夫と息子、そして動物の毛アレルギーだけど犬、の3人+1匹暮らし。「Precious.jp」での執筆のかたわら「Domani」誌面での連載もスタートします。