高慢で高圧的な態度がサマになる女性って、ときどきお見受けしますよね。「あの人っていつも上からだよね」なんて言われながらも、その魅力に抗えない、表立って誰も何も言えない…。そんな、高慢で高飛車、でも周りが従ってしまうな、女王様気質の女性は、星占いでいうといったい、何座なのでしょうか？
また、女王様には程遠く見えるあの女性も、実は隠れ女王だったりするかもしれません。Precious.jpの「今月の占い」で毎月の運勢を占っていただいている、フォーチュンカウンセラー・深層心理セラピストの斎木サヤカ先生に、「高飛車な女性」12星座ランキングを占っていただきました。
■高慢さ、傲慢さ、人を見下す深層心理とは？
高慢な態度に出るのにも、その人なりの理由や動機があるものです。その深層心理を鑑みると、大きく３つのタイプに分けられるようです。
・自己愛が強いタイプ
ひとつは、純粋に自己愛の強いタイプ。自分が好きで、なんでも自分が一番。自分は愛されてしかるべきと思っているタイプです。
・コンプレックスが強いタイプ
ふたつめは、言わば自己愛の強いタイプの反対。コンプレックスが強くて、自分の価値や魅力を信じたいけど信じられずに、その反動で自信のあるフリやプライドの高さを装うタイプ。
・自分は特別と信じているタイプ
そして、３つめは極めてクールで、自分は人とは違う、自分は特別、と信じているタイプです。
■第１位は「牡羊座」の女性。負けん気の強さは12星座一！
牡羊座は「自己愛の強いタイプ」
負けん気の強さは12星座一。3つのタイプで言うと、牡羊座は「自己愛の強いタイプ」だと言えるでしょう。自分がナンバーワンやオンリーワンでありたくて、自分の気持ちや望んでいることが最優先。何かを望んだら、状況がどうあれ、できるだけ早く行動に移したいと考える傾向にあります。
たとえば、誰かを好きになったら、すぐに気持ちを伝えたいと望みます。このわたしの中に芽生えた思い、素敵な恋の運命、じっと黙って待っているなんてもったいない！って。
「なんで我慢しなくちゃいけないの、このわたしが？」と思う牡羊座
自分の存在はもちろん、自分の気持ちを伝える、という行為自体をリスペクトしているので、そのアクションに迷いはなかったりします。牡羊座の勝負強さとか勇気、行動力は、こういう「自分リスペクト」からきていたりするんです。
もし、なんらかの理由で行動を止められたりしたら、「なんで我慢しなくちゃいけないの、このわたしが？」と思うこともあるでしょう。
憎み切れないし、ちょっと羨ましい…。そんな存在として見られている牡羊座
牡羊座の高飛車さは、ちょっぴり向こう見ずな感じ。立場的に勝っている状態、うまくいっている状況が続くと、「わたしってすごい！」とより自分リスペクトが高まるのです。そうなると、彼女には周囲の人たちが「下々の者たち」に見えてくるので、態度も高圧的になったりします。
ただ、牡羊座には、ズルさや計算高さがないので、周囲からすると「しょうがないなぁ、調子に乗っちゃって」という苦笑いの対象になりがち。憎み切れないし、ちょっと羨ましい…。そんな存在として見られていることが多いかもしれません。
■第２位は「山羊座」の女性。プライドの高さは12星座一
自分より相手が「下」だと思ったら、容赦なく勝ちに行く山羊座
山羊座というと、真面目で努力家、というイメージが強いかもしれませんが、プライドの高さでは12星座一。現実を重んじる地の星座である山羊座は、目に見える価値をとても大切にします。価値があるかないか、立場や能力が上か下か、といったことを、けっこうシビアに値踏みする傾向にあって、その視線を自分にも他者にも厳しく向けていきます。
だからこそ、山羊座は、仕事で結果を出す人になったり、審美眼が備わっていったりするのですが、その「見る目」はなかなかクールです。
たとえば、ビジネスや関係性の中で競い合ったり、駆け引きするような場面では、自分より相手が「下」だと思ったり、相手が弱っていると感じたら、容赦なく勝ちに行くか、自分にとって負担になると思えばばっさり切り捨てたり。わかりやすく高圧的な言葉が出ることもあるようです。
その一方で、相手が自分より「上」と思ったり、自分にとって価値があると思うと好意的に接していったりして…。
山羊座は、「コンプレックスの強いタイプ」
山羊座は、３つのタイプで言うと「コンプレックスの強いタイプ」。もっとこうあるべき、という理想像があって、そこに近づこうと頑張るけれど、まだまだ足りないといつも思いがちなのです。そのため、「装う」ということが得意になり、優等生を演じ続けてしまうことも。
山羊座に叱られた人は「ごめんなさい」を言うしかない
本人としては窮屈さを感じることもあると思いますが…。でももし、山羊座の生徒会長に叱られたら、それはおそらく正論なので、叱られた人は「ごめんなさい」を言うしかないでしょう。
立場とか、能力の高さとか、出してきた結果を盾にして、「言うこと聞きなさい」と言ってしまう感じです。周りの人は「ははぁ」と言うしかなくなったりするんです。
■第３位は「水瓶座」の女性。自分基準で「人のクオリティ」を判断する
個性がないものや庶民性などを、ちょっぴり見下してしまう水瓶座
水瓶座は「個性的」と言われることが多いのですが、それは、水瓶座の人が常識に囚われない考え方をする傾向にあるため。多数意見だからと簡単には迎合せず、自分自身の価値観でしっかり判断していこうとするタイプなのです。
水瓶座の女性はいわゆる高圧的な気質とは少し違います。ただ、山羊座が地位や能力など、目に見えるものによって価値判断をする傾向にある一方、水瓶座は、その人の精神性とか個性的なセンスなどによって「人のクオリティ」を判断する傾向にあります。
つまり、たとえば、際立った個性がないもの、普通さ、常識的なこと、庶民性などを、ちょっぴり見下してしまったりして…。「ルールを守ること」に反発しがちな気質も特徴のひとつです。
水瓶座は、「自分は特別と信じているタイプ」
多くの人の中にいても、心のどこかでは「わたしはあなたたちと違うの」と思っていたりするので、たとえば職場などでは、同僚の女友達とはつるまずに、ひとりでいることが多いかもしれません。
みんなが流行のものを楽しんでいるときに、ひとりマイノリティーなもの、アンダーグラウンドなものを求めていたりすることも。
上の立場の人から、「高慢さ」のレッテルを貼られることも
ビジネスなどでは、「普通さ」や「平凡さ」を下に見て、ばっさり切り捨てていく、そうした冷徹さや傲慢さとして表れる場合もあるでしょう。権威や伝統に対して冷めた目で見てしまう、そんなスタンスは、時として上の立場の人から、「高慢さ」のレッテルを貼られることにつながりがちでしょう。
■第４位から７位は、獅子座・射手座・蠍座・牡牛座の女性
第４位は「獅子座」の女性。女王様気質だけど、実はサービス精神旺盛
4位は獅子座。獅子座の女性は「女王様気質」と言われますが、そのパーソナリティーとしてはそれほど高圧的なタイプではありません。みんなのリーダーといった感じで、実際はサービス精神が旺盛で、自虐的なネタで周囲の人を笑わせるのが好きだったりします。
愛情傾向としては、男性に尽くされたい願望は強いけれど、ワガママさも魅力のひとつとなることが多いようです。
第５位は射手座の女性。やや調子に乗りやすい傾向が
5位は射手座。射手座は、ノリや勢いを大切にするタイプで、やや調子に乗りやすい傾向があります。
大きな気持ちになって、「できる！やれる！」と自己過信して、傲慢になって…。周囲を振り回すこともあるかもしれません。
第６位は蠍座の女性。特定の人に対しては支配したい気持ちを表すことも
6位は蠍座。蠍座は、静かな物腰の人が多いのですが、自分にとって大切な人やモノについては、けっこう強引なスタンスに出がちです。特定の人に対しては言うことを聞かせたい、支配したい気持ちを表すことがあります。
第７位は牡牛座の女性。あえて人の上に立つことは好まない
７位は牡牛座。牡牛座は、所有欲が強い分、何かを持っているか否かで、人の価値を判断する場合がありますが、生き方としてはマイペースをモットーとします。人に左右されたがらないので、あえて人の上に立つことは好まないかもしれません。
■第８位から11位は、双子座・乙女座・天秤座・蟹座の女性
第８位は「双子座」の女性。自分が自由にやりたいので、周囲を従わせることをしない
８位は双子座。双子座は、とにかく自由でありたいタイプ。ややワガママさはありますが、上下関係は苦手だし、自分が自由にやりたいので、周囲の人を従わせることもしたがりません。
第９位は「乙女座」の女性。謙虚さを美徳とするタイプ
9位は乙女座。乙女座は、あらゆる関係において、尽くすことや期待に応えることをモチベーションとする傾向にあります。努力しない人を下に見る傾向はありますが、基本的に謙虚さを美徳とするタイプです。
第10位は天秤座の女性。基本的に仕切るのは好まない
10位は天秤座。天秤座は、周囲と自分とのバランスを考えながら、スマートに動いていくタイプです。基本的に仕切るのは好まないでしょう。
第11位は蟹座の女性。自分だけ特別な存在になるのは苦手
11位は蟹座。蟹座は「みんな一緒に」という気持ちが強いタイプ。自分だけ特別な存在になることを好まないので、高慢に浸ることはあまりありません。
■第12位は「魚座」の女性。人の懐に入っていく上手さは12星座一
強引に何かを手に入れようとしたり、認めさせようとしたりしない魚座
12位は魚座。魚座は、しなやかに状況の流れに合わせていくことができるタイプです。強引に何かを手に入れようとしたり、認めさせようとしたりすることはほとんどありません。
ただ、強く出ない分、関わる人はつい警戒心をやわらげてしまいがちで、結果として、人の心をつかんでいったりします。人の懐に入っていく上手さは12星座一と言えそうです。
わかりやすく高慢な態度には出ないものの、意外に敵に回すと怖いタイプと言えるかもしれません。
■高慢さが魅力！？牡羊座の女性をお手本にするには？
高圧的で、上からな態度がハマる「牡羊座」女性のお手本にすべき点はどのようなところでしょうか？
また、彼女たちの魅力を自分のものにするには、どうすればよいのでしょうか？ 占星家の斎木サヤカ先生に引き続き伺います。
「高慢」な態度にはエネルギーが必要。心に情熱を持っていないとできない
1位の牡羊座の女性は、周囲から見ると、ちょっぴり無謀なことをしているように見えることもあると思うのです。傲慢になったり、高慢な態度になったりするのって、エネルギーがいるもので、心に情熱を持っていないとできません。「なんとなく」という意欲では、他者や関わる世界に対して強く出ることはできないものです。
当たって砕けて、でも立ち上がって…。たとえ失敗しても、かっこ悪いことをしてしまっても、「そんなことをもありましたね」と笑える、そんな強さが、牡羊座の女性を輝かせているんだと思います。
勇気や情熱、決断のきっかけを、牡羊座の女性から学べる
どんな失敗も、彼女の存在を貶めることにはならず、むしろ、魅力の幅と深みとなっていく。「自分」は、体験によって傷つけられることはないという確信が、いわゆる「自分リスペクト」なんですね。本人としては大変な思いもするかもしれませんが…。
そうか、失敗したってやり直せばいいんだ。そうか、やりたいこと、やってもいいんだ…。そんな勇気や情熱、決断のきっかけを、牡羊座の女性から学べる機会はけっこうあるのではないでしょうか。
「鼻につく存在」は、自分の中にもその要素が眠っている証拠
心の働きからすると、「鼻につく存在」というのは、自分の中にもその要素が眠っていて、それを否定して抑圧しているから、鼻につくのです。自分の中になければ、ただスルーするだけ。心に引っかかってくることないものです。そう思って周りを見てみると、またあなたの中で新しい魅力が花開いていくきっかけをつかめるかもしれません。
■斎木先生が星占いで占う「11月の運勢」をチェック！
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
