キャサリン妃のファッションは、いつでも世界中のメディアの注目の的! 今月行われた、ロイヤルファンデーション主催の「Mental Health in Education」カンファレンスで着用した「ドルチェ&ガッバーナ」のセットアップも、シックで見事な着こなしだと話題になりました。
その圧倒的な美貌や抜群のスタイル、ファッションセンスはもちろん、イギリス国民から評価されているという庶民的な感覚や、積極的な王室活動などを通じで、キャサリン妃がこれほど人気の高いプリンセスになった秘密とは?
Precious.jpの「今月の占い」で毎月の運勢を占っていただいている、フォーチュンカウンセラー・深層心理セラピストの斎木サヤカ先生に、キャサリン妃の魅力を数秘術で占っていただきました。
■キャサリン妃の持って生まれた「気質や性格」とは?
編集部:キャサリン妃は、イングランドで最も古い州・バークシャーで、英国航空に夫婦で勤めていた両親のもとに生まれました。英国航空を退職した両親は、パーティー用品の通信販売会社を立ち上げて成功を収め、キャサリン妃は幼少時から裕福に育ったといいます。
その後、ウィリアム王子も在校していた名門校、セント・アンドリューズ大学で美術史を学び、卒業後はファッションブランド「ジグソー」のアクセサリー部門のバイヤーに。しかし、2007年に退職、その後2011年4月29日に、ウェストミンスター寺院でウィリアム王子と結婚式を挙げたキャサリン妃。活発で明るく、学校でも目立つ存在だったというキャサリン妃の、持って生まれた気質や性格は、どのようなものなのでしょうか?
時代に合ったライフスタイル、期待される振る舞いを表現できるキャサリン妃
数秘術での誕生数は「3」、運命数は「6」
斎木先生:ケンブリッジ公爵夫人キャサリン(Catherine, Duchess of Cambridg ※旧姓はキャサリン・エリザベス・ミドルトン:Catherine Elizabeth Middleton)は、1982年1月9日生まれ。
キャサリン妃の誕生数は「3」、運命数は「6」です。また、彼女の社会性を示すパーソナリティーナンバーは9。この3の倍数のナンバーは、どれも柔軟性を示すナンバーなんです。
まず彼女は、その場の状況や環境に適応するセンスの持ち主だと言えますね。時代時代に合ったライフスタイル、期待される振る舞いを、しなやかに身につけ、表現していくことのできる方のようです。
また彼女は、認められり、評価されたりすることを、屈託なく求めてきた人なのかもしれません。ご両親に褒められるとうれしくて、また期待に応えようと頑張ったりして。その幼い頃からの体験と記憶が、彼女のフレキシブルな生き方につながっているのでしょう。
幼い頃の彼女は、親や周囲の人の顔色を伺っているようなところもあったかもしれません。誉めてもらえないと、キュッと心を固くしたりして。人見知りをする気弱な一面もあるように感じます。幼い頃は、ひとりでお人形さん遊びをしているような、ちょっぴり内気な少女だったかもしれませんね。本当に普通の女の子だったのではないかと思います。
人を押しのけてまで、欲しいものを手に入れようとするタイプではない
認められることや評価されることは、彼女の人生において、ひとつの大きなモチベーションとなっていたはず。そのため、自分を美しく見せることも学んだでしょうし、周囲への気配りも欠かさなかったでしょう。仕事に就いていたときは、周囲の期待に応えるべく労力を注いでいたのではないでしょうか。
オンリーワンやナンバーワンになりたい、といった向上心や野心は人より強いほうだと思いますが、人を押しのけてまで欲しいものを手に入れようとするタイプではありません。たとえば、自分が勝ってしまったときは、負かした人に申し訳ない、と思ってしまうような…。嫌われたくないという願望も強いほうですね。
同情心に厚く、仲間意識が強いキャサリン妃
感情傾向や無意識の衝動を示すソウルナンバーも、運命数と同じ「6」なのですが、これは、公私ともに彼女が本当に人を喜ばせることが好き、ということを示しています。
同情心に厚く、仲間意識が強いところもありますね。あの美貌ですから、妬まれることもあったかもしれませんが、友人関係はとても大切にしていたと思われます。
■キャサリン妃がプリンセスとなったのは、定められた運命?
編集部:ウィリアム王子の母・故ダイアナ妃と比較されることが多いキャサリン妃ですが、その美しさやファッションセンス、魅力的なキャラクターで世界中の注目を集めること、またそれ故、メディアに追われ続けるという部分が共通点と言われています。
一方、故ダイアナ妃は貴族出身、キャサリン妃は一般家庭出身という相違点を取りざたされることもあります。シンデレラストーリーとも見えますが、実際は大変なことも多かったのではないかと容易に想像できますね。キャサリン妃がプリンセスとなったのは定められた運命だったのでしょうか? また、王室に入ったあとのキャサリン妃の変化とは?
無意識ながらに選ぶことと、人生上の使命に矛盾がないキャサリン妃
斎木先生:ソウルナンバーと運命数が同じ「6」であることをお伝えしましたが、これは無意識ながらに選ぶことと、人生上の使命に矛盾がないということを示します。矛盾がないと、葛藤が生じないので、人生の道筋はとてもスムーズ。心に素直であれば、人生は開かれていく、そんな強運の持ち主だと言えます。
事業に成功したご両親の元、裕福な家庭で育った彼女は、「与えてもらう」ということを普通のこととして受け入れていたことでしょう。豊かな生活やハイレベルな教育も何もかも。みずから欲しがるまでもなく、ごく自然に与えてもらっていたかもしれません。
お父さんやお母さんが与えてくれるものは、良きもの。お父さんが言うんだから間違いない。お母さんが言うんだから、そうするのが良いんだ…。そんなふうに、従順な心が育まれていったかもしれませんね。
ウィリアム王子を信頼して、人生を捧げることを決めた
彼女に弱みがあるとするなら、周囲の価値観にならって従順に育ってきただけに、自分独自の意見を述べたり、自分ひとりで何かを決断したり、ということをやや苦手とするところ、なのではないでしょうか。従順な気質を持つからこそ、ウィリアム王子を信頼して人生を捧げることを決めたのでしょうから、これもプリンセスの特質と言えるかもしれませんが、「自分らしさ」という点では、もしかすると今でも自分に100%の自信を持っていないかもしれません。
「これでいいのかな?」って、いつも誰かの評価を得たいような、そんな気持ちもあることでしょう。厳しい助言を得たりした場合は、かなり気にしているはず。今度はうまくやろう、と、自分を精一杯客観視しようとしていると思いますよ。
■キャサリン妃がウィリアム王子と結婚を決断した理由とは?
編集部:ウィリアム王子は、大学在学中に学内のファッションショーにモデルとして参加していたキャサリン妃に、一目惚れをしたそうです。その後、実に7年間も交際を重ね、その間は別離や復縁が繰り返されたことが報道されています。お互いがお互いに惹かれた部分や、長い道のりの末、結婚を決断した理由とは?
柔軟性を持つキャサリン妃とは対照的に、ウイリアム王子はマイペースなタイプ
数秘術での運命数は「5」、誕生数は「2」
斎木先生:ケンブリッジ公ウィリアム王子(Prince William, Duke of Cambridge ※全名は、ウィリアム・アーサー・フィリップ・ルイ:William Arthur Philip Louis)は、1982年6月21日生まれ。
ウィリアム王子の運命数は「5」、誕生数は「2」です。柔軟性を持つキャサリン妃とはとても対照的で、ウイリアム王子は、かなりマイペースなタイプであることがうかがわれます。
マイペースなタイプではあるけれど、愛情傾向はとても一途な彼。ひと目ぼれしたとのことですが、決して惚れっぽいタイプではありませんから、実際はもっとゆっくりじっくりとアプローチを重ねて、対話を重ねて、ふたりの関係性は育まれていったのではないでしょうか。
異なるタイプのふたりだが、とてもよく補い合える相性
異なるタイプのふたりですが、とてもよく補い合える相性ですね。考え方が違うところもたくさんあるけれど、でも、だからこそ惹かれ合ったのかもしれません。知るほどに愛しくなって、愛着を感じるようになって。次第に何の説明もいらなくなって、気持ちも楽で居心地がいい…。ふたりの関係はそんな感じになっていったのだと思います。だから、別れても、やっぱり戻りたくなってしまったのでしょうね。
ちょっぴり刺激が欲しくなることもあるウィリアム王子ですが、根は情に厚く一途な人。そんな本質を知る彼女からしたら、彼が戻ってきてほしいと願えば、結局、愛しくなって受け入れてしまう。キャサリン妃は母性も強い人です。「やっぱりこの人だ」と思って、お互いに改めて許し合い、受け入れ合ったのでしょうね。
■キャサリン妃の今後の展望とは?
編集部:ウィリアム王子と夫婦での公務はもちろん、最近は一人で公務にあたることも多いというキャサリン妃。幼少時にガールスカウトメンバーだった経験を活かし、子どもたちにアウトドアスキルを教えるボランティアに従事したり、慈善団体のパトロンになるなど、積極的に社会活動を行っています。
また、我が子に一般的な感覚を養ってもらうため、自らが学校の送り迎えをしたり、スーパーで買い物をして食事を作ったりなど、王室だからといって特別扱いさせない、ごく普通の健康的な生活を送っているのだそう。そのようなところが世界中の共感を呼び、世界一のプリンセスと称えらえるほどの人気を獲得している所以かと思いますが、キャサリン妃は今後、王室の一員として、ひとりの女性として、どのような人生を歩んでいくのでしょうか?
今もなお「自分らしい生き方」を懸命に模索するキャサリン妃
斎木先生:キャサリン妃は、今もなお懸命に「自分らしい生き方」を模索されているのだと思います。彼女としては、今一番に、自分の足で歩み始めている、そんな実感をしているときかもしれません。プリンセスとしての責務は、きっと思っている以上に重くて、彼女にとってはプレッシャーだったことでしょう。ですが、そのプレッシャーが、彼女をたくましく成長させたように感じます。
誉められたかった少女は、プリンセスになって、母になって、多くの責任を担って、改めて今、自分に何ができるか?をリアルに考えたことでしょう。それが率直に、彼女の社会活動につながっているように思います。
キャサリン妃のアクションや生き方は、そのまま人々へのメッセージとなる
一般家庭で育った彼女だからこそできること、わかること、伝えられること。それがきっとあるはずだと、彼女は無意識ながらに気づき始めていることでしょう。
それが、学校の送り迎えであったり、スーパーでの買い物であったりするのですね。まだまだそのあたりは模索中だと思いますが、彼女の運命数は「表現者」としての使命を持つナンバー3です。キャサリン妃のアクションや生き方は、そのまま人々へのメッセージとなっていくでしょう。
さらにもっと、何を伝えたいか、伝えるべきかが、彼女の中で明確になれば、より一層、彼女の存在感は輝きを増していくはず。プリンセスとして、ひとりの女性としても、大きな役割の担っていくようになることでしょう。
■キャサリン妃から学ぶべきこと、お手本すべきところは?
編集部:私たちにとって、キャサリン妃に学ぶべきところはどんなところでしょうか? ロイヤルメンバーとしての責務をしなやかにこなし、華やかで聡明でもお高く留まらず、多くの人に愛されるキャサリン妃のお手本にすべきところがあれば、教えてください。
すべての経験が今の自分を創り、そのすべてにプレシャスな価値があると認める
斎木先生:キャサリン妃が素敵なのは、自分自身の価値や存在感を、とても大切に考えているのがひとつの大きな要因だと思うのです。一般家庭で育った彼女には、プリンセスとしての人生は、決して日常の延長線上ではなかったはず。けれど、今や彼女は、多くの人々が憧れるプリンセス。「一般家庭で生まれた育ったわたし」と「プリンセスのわたし」。彼女はその間にあるラインを、どうやって超えていったのでしょう?
おそらくは、「自分を認める」というマインドレッスンを、繰り返し行ったと思うのです。最初はきっと、プリンセスとして生きることに不安を感じたこともあったでしょう。
そんなとき、自分の育ってきた環境、生きてきた道、経験してきたこと…。すべてが今の自分を創っていて、その全てにプレシャスな価値があると、自分で自分を認め直すことを行ったと思うのです。それが、彼女の一般的な感覚を大切にする、という姿勢に表れているのだと感じます。
自分の価値を認めると、周囲に与えられるものも増えていく
王室で育ったウィリアム王子にはわからないことが、一般的な感覚を持つ彼女にはわかったりすることもきっとあるはず。そういった点でも、彼女は王子に尊敬されているのではないでしょうか。
読者のあなたの人生経験の中にも、価値あるものがきっとたくさんあるはず。尊敬されるべきものが必ずあります。自分ではたいしたことがないと思っても、誰かのために役立つ知識や体験があるかもしれません。
自分の歩いてきた道、自分の培ってきた価値、今一度、見つめ直し、発見し直してみませんか? 自分の価値を認めてあげればあげるほど、周囲に与えてあげられるものも増えていきます。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部