ふと客観的に見る写真や動画で、なんか顔が大きくなった気がする…なんて感じることはありませんか? 年齢とともに、顔筋の衰えや肌のたるみなどによって、顔はどうしても四角くのっぺりと間延びしてくるもの。

でも、顔にできるそんな「余白」をメイクで埋めることができるのです。7歳若返って見えるテクをご紹介します。今回は、Vol.1~Vol.6で紹介してきた6つのテクニックの効果をさらに際立たせる、上級テクニックを3つ厳選しました。

さらに「余白」を埋めるための上級テク厳選3

上級テク1:【アイブロウ】3mmの眉山スライドでフェースラインを引き締める

眉丘筋が年齢とともに衰え、眉山が下がって見えてくるので、顔全体が横にのっぺりと広がって見えてしまうように。そこで、荒ワザですが、眉山を3mm程度内側にずらすと、目元がキュッと引き締まって見えるだけでなく、顔に立体感が復活し、余白がなくなって見えるようになります。アイブロウペンシル先2~3本分を目安に眉山を決めてみて。

【仕上がり】

アイブロウ_1,眉_1
眉山が内側に入ることで、顔全体が求心的になり、メリハリのある立体的な顔に見せることができるので、余白を埋めて見せる効果が。

■1:眉山を3mm内側に設定する

アイブロウ_2,眉_2
黒目の外端の上あたりに眉山を設定し、そこを起点に眉尻に向かってペンシルでラインを引く。ラインの内側の隙間は埋めておく。(使用したのは)クレ・ド・ポー ボーテ スティロスルシル カートリッジ 202 ¥2,000、同 ホルダー ¥3,000

■2:眉頭に向かって自然につなげる

アイブロウ_3,眉_3
1で描いた眉山から眉頭に向かって、なだらかにつなげてラインを引く。眉毛がまばらな部分はペンシルとパウダーで埋めておいて。

 上級テク2:【アイブロウ】超自然なノーズシャドウで立体感をさらにアップ

ノーズシャドウを入れると、目元にメリハリがつき、鼻筋が通って見える効果があります。ですが、自然に入れるのは意外と難しいもの。そこで、簡単かつとても自然に見えるノーズシャドウの入れ方をご紹介。

眉頭の下側に足したアイブロウパウダーを鼻筋側にぼかすだけで、求心的にも見え、全体的に顔の立体感がプラスされ、余白埋め効果が。

新たに入れるのではなく、眉頭からぼかすだけ

アイブロウ_4,眉_4
眉頭の下部分にぼかしたパウダーを鼻筋の内側に向かって薬指でなじませるようにしながらぼかす。それだけで自然な陰影がつき、ノーズシャドウになる。

 上級テク3:【アイライン】目尻の「ハ」の字ラインで目の端を強調する

アイラインを上下まぶたの際に引くのは、若い子のメイクのようですが、目尻側だけ上下にアイラインを引くと、顔の外端がここまであると強調でき、横顔の余白を埋めて見せることができます。

ですが、このときに上下のラインをつなげてしまうと、目が小さく見えてしまい、効果が半減してしまうので、上下ラインは間を開けるのが最大のコツに。

おすすめのアイライナーはこちら

アイライナー_1
左/パールがきらめくブリリアントヘーゼル。ラインを引いても抜け感ができ、軽やか。モデル使用色。THREE メズモライジング パフォーマンス アイライナーペンシル 06 ¥3,000、右/湿気や水、汗に強い処方のアイライナーペンシル。メタリックブラウンは軽やかな印象に仕上がってオススメ。NARS ハイピグメントロングウェアアイライナー 8195 ¥3,000

【仕上がり】

黒目の上から目尻にかけて、上下まぶたの際にラインを入れることで、目の外端が強調され、横に余白を埋めたように見せる効果が。

目尻でラインをつなげないのがコツ

アイライナー_2
上まぶたの黒目の中あたりから目尻へとラインを入れる。下まぶたは目尻から1/3まで入れる。つなげると目が小さく見えるので注意。 

 

※掲載した商品はすべて税抜です。

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PHOTO :
鈴木 宏(人物)、宗髙聡子(静物)
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真樹麗子(Precious専属)
EDIT&WRITING :
長田和歌子、佐藤友貴絵(Precious)