【目次】

「デザイン」ロングやノーカラー、チェスターなどおすすめ6選


まず、人気でおすすめの白コートの「デザイン」を6選ご紹介します。使いやすいロング丈や、知的さをアピールできるノーカラー、チェスターなど、お気に入りのデザインを見つけて。

「ロング」白の面積を増やしてぱっと華やぐ

 

白コートの眩さを存分にアピールするなら「ロング」丈をリコメンド。華やかさ、フェミニンさの中にスタイリッシュな印象も両立させることができます。さらにすっと縦に落ちる形なら、着膨れする心配もなし。

「チェスター」でクラシックなオーラを放つ

 

テーラードジャケットのようなデザインが特徴の「チェスター」コートを使って、凛とした面持ちへ。マスキュリンな印象のアイテムですが、白を選ぶとしなやかさを共存させることができます。

「ノーカラー」なら上品さが高まる

 

白コートが備えている上品さを、さらに引き上げてくれる「ノーカラー」のデザイン。襟がないのでトップスのデザインを邪魔せず、立体感が叶います。

「ダウン」キレよくスポーティに

 

防寒にぴったりな「ダウン」コートなら、スポーティなキレの良よさが醸され格好よさ抜群です。冬コーディネートに軽快さをプラスしたいときにおすすめ。

「ファー」で愛らしく見せて

 

エコ素材の普及で「ファー」コートの選択肢が広がりました。モコモコ、フワフワの白ファーコートで愛らしい見た目へ。エミリー・ラタコウスキーは、カジュアルなキャップ、スウェットパンツ、スニーカーを組み合わせ甘くなりすぎるのを防止し、こなれ見えを実現。

「トレンチコート」の軽やかさを引き立てて

 

厚手のコートを着るにはやや暑い… そんな時期に重宝する「トレンチ」コートは、白を選ぶことで軽快さを演出。ベージュが王道ですが、白をセレクトするとフレッシュさを獲得できます。

「かわいい」大人ならではのフェミニンを演出


ここからは、テイスト別に分けて白コートの着こなしをお届けします。明るく華やかでフェミニンな印象の白コートは「かわいい」テイストにぴったり。けっして幼くならない、大人のためのコーディネート見本をピックアップしました。

白のニットワンピースと合わせて

 

白のリブニットワンピースに、クリームホワイトのボアロングコートを重ねてフェミニンを演出。白を基調としていても膨張しないのは、リブニットと縦落ちするコートを選んでいるから。ソールに厚みのあるワークブーツで重厚感を足すと、甘辛ミックスな仕上がりに。

モコモココートでデニムスタイルをかわいく!

 

ニット×デニムパンツの定番ワンツーは、白ニットを選んで表情を明るく見せて。クロップド丈のパンツを選ぶと、白靴下と黒ローファーのコンビがよく見え、トラッドなムードが盛り上がります。そこにもこもことした白のテディベアコートを重ね、奥行きをつくりながらかわいい見た目へ。ワインレッドのトートバッグでキャッチーさを高めました。

優しい白にはベージュがお似合い

 

レイヤードするのが楽しくなる冬。真っ白なタートルニットとシャツ、ほんのりクリーミーなトーンの白ファーコートを重ねて色味と素材で変化をつけて。優しげなホワイトに寄り添うベージュパンツがしなやかさを叶えます。ニュアンス配色なので、ぱきっとしたグリーンバッグを差し色としてプラス。

まろやかな白に光沢のあるグレーをプラス

 

クリームホワイトとライトグレーのニュアンスカラーコーディネートを披露した俳優、歌手のアマンダ・ホールデン。着膨れして見えないよう、コートはすらっとしたIラインを選択。まろやかな白に光沢感のあるグレーのサテンスカートを効かせ、優雅にまとめました。

スニーカーに任せればフェミニンに浸れる

 

ベージュ×ネイビーのチェック柄ワンピースと、白のビッグカラーコートを重ねた糖度の高い着こなし。抜け感があり親しみやすいスニーカーを合わせれば、気負わずフェミニンに浸ることができます。

オールホワイトで洗練の佇まいへ

 

ぱっと目に留まる、大人かわいいオールホワイトコーディネートにトライ。Iラインのスカートと落ち感のあるコート、すっと尖ったポインテッドトゥパンプスでスタイルアップを意識すると好バランスです。ジュエリーはあえて省き、クワイエット・ラグジュアリーを完成させて。

暖かみのある柄と素材を重ねる

 

クリームホワイトのファーコートに、同色のパンツ、手編み風のカーディガンとシアリングバッグを投入し、ぬくもりを体現。部分的にダークカラーが効いているので、白を基調としても間延びする心配なし。

ミニスカート×ロングダウンでチアフルに

 

冬の装いを生き生きと見せるなら、こんな着こなしはいかがでしょう。Vネックニットにミニプリーツスカート、ロングダウンコートを合わせてハツラツと。モノトーンで構成すれば、幼い印象に傾きません。白を前面にもってきて華やかさを演出したら、仕上げに黒ロングブーツで脚をカバーしてフィニッシュ。

「かっこいい」白コートで洗練を宿して


眩いオーラを放つ白コートは、キレのよさを備えているので「かっこいい」テイストにもマッチします。大人の余裕が漂う着こなしをご紹介します。

相棒の黒を合わせてシックにきめる

 

白コートと相性のよいカラーといえば、やはり対極にある黒。タートルニットとミニボトムを合わせたら、透け感のあるストッキングを迎えて単調になるのを防止。端正なレザー小物を投入し、シックな装いを完成させて。

明るいグレーと合わせ透明感を演出

 

白でリンクしたチェスターコートとパンツの透明感をアシストしてくれる、ライトグレーのジャケット。そこに黒の小物を加え、引き締めを実行。定番のモノトーンもたとえば白をメインにする、というように、色の配分にこだわると新鮮さを手に入れることができます。

額をしっかり見せてアクティブさをアピール

 

白のパワーショルダーコートにワイドデニムパンツ、ソールに厚みのあるムートンブーツを合わせ、迫力シルエットを形成すると大人カジュアルがかっこいい印象に。白のヘアバンドで額をしっかり見せ、アクティブさを醸すと生き生きとした見た目に着地します。

小さくベージュとブラウンを効かせる

 

ノーブルな形のコートとスティックパンツをニュアンスホワイトで繋ぎ、かっこいいセットアップ風スタイルをメイク。ベージュのシャツとビターブラウンの小物をミックスし、上品な色合わせへ。パンプスのゴールドのビット飾りが、さりげない華やかさに貢献。

カプリパンツを掛け合わせ軽やかさをアップ

 

白のトレンチコートに、ネイビーのトップスとパンツ、バッグを合わせて聡明さ漂う配色へ。程よく肌見せできるカプリパンツを採用すれば、白コートの軽やかさを引き立てることに成功。モノグラムバッグとバイカラーパンプスでリズミカルに整えて。

シャカシャカコートならかっこよさが引き立つ

 

王道のモノトーン配色は、ハーフジップトップス、ニットパンツ、ナイロンコートで動きをつけると無難になりません。シャカシャカ素材の白コートがキレの良さを演出してくれるので、スタイリッシュにまとまります。

辛口な黒レザー小物を足してみる

 

真っ白なタートルニット、クリームホワイトのチェスターコート、ブルーデニムスカートを合わせたフェミニンスタイル。ベルト、ロングブーツ、バッグ、グローブすべてを黒レザーで統一すると、クリーンな配色の着こなしがきりっと引き締まり、辛口ミックスに仕上がります。

シャープな白を頼りに甘さをセーブ

 

ファーコートを使ったオールホワイトコーディネートも、眩い真っ白のデニムパンツとスニーカーで甘さを抑えればスタイリッシュにまとまります。トップスはオフタートルニットを選び、ぬくもりを上乗せ。仕上げにダークブラウンのバッグで引き締め、きりっと見せて。

「靴」スニーカーやパンプスなどでテイストチェンジ


最後に、白コートに合わせたい「靴」をお届けします。きれいめやカジュアルなど、導きたい印象に合わせて足元のアイテムを変えましょう。

「スニーカー」なら気負いない雰囲気に

 

ぱっと華やかな白コートに抜け感を授けるなら、カジュアルな「スニーカー」を合わせてみて。見本のようなローテクタイプならクラシカルさが漂い、大人らしさをキープすることができます。

「パンプス」で上品に誘導

 

白コートを上品にまとめるために「パンプス」をプラス。アマンダ・ホールデンはクリームホワイトのコートとバッグに、ライムグリーンのツヤワンピース、くすみグリーンのパンプスを合わせ、高揚感漂うニュアンスカラーコーディネートを堪能。

「ブーツ」を合わせかっこよく

 

足元に「ブーツ」を置くと、白コートのかっこいい印象を引き出せます。王道の黒ブーツも素敵ですが、見本のようにコートの色と馴染む白系カラーを選ぶと、しなやかさやスタイリッシュさを演出することに成功。

「ローファー」きちんと感と歩きやすさを確保

 

白コートのきちんと感にマッチして、さらに歩きやすさも備えた「ローファー」が頼りになります。モデルのエルザ・ホスクは、白のスーツにばさっと白コートを羽織り、ドラマチックな見た目へ。黒バッグとダークブラウンのローファーで小気味よくまとめました。

「バレエシューズ」でフェミニン気分を満たす

 

白コートのフェミニンさを引き立てるのがクラシックな「バレエシューズ」です。フラットソールだからこそ抜け感もプラスされ、気張らない印象にまとまるのが好ポイント。

PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香