女性起業家がここぞという時に選ぶ!勝負手土産2選
第一線で活躍するビジネスウーマンたちは、普段、手土産にどんなものを選んでいるのでしょうか? そんな疑問を解消するべく、若き女性起業家に「ビジネスシーンでの勝負手土産」を教えてもらいました。
胸が大きな女性向けのアパレルブランド「overE」を手がける会社、エスティームのCEO・和田真由子さんの勝負手土産は…?
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■1:お疲れの内臓に優しい銀座・和光の「お吸物」
【贈るお相手】40~50代の役職者の男性、または経営者の方
「普段、いただきものの機会が多く、スイーツ類は秘書や社員の方にお渡ししてしまう方も、お吸物やお味噌汁はお召し上がりになるかもしれません。通常期の会食に加え、11月から忘年会シーズンが到来するので、連日内臓はお疲れ気味。
例えば、この和光のお吸物は、ご帰宅後にひとつ、会社のデスクでひとつといただいたとき、五臓六腑に染み渡る瞬間に、きっと渡してくれた方のことを少し思い浮かべるでしょう。ビジネス心理学でいう『単純接触効果』により、思い返していただく頻度が高ければ、好印象をもっていただきやすくなるようです。日持ちがするのでお相手への配慮にもなります」(和田真由子さん)
■2:毎日のちょっとしたコミュニケーションに!スイーツの「アドベントカレンダー」
【贈るお相手】女性の多いご職場の方、小学生くらいのお子様がいる方、女子会
「クリスマスまでの24日間をカウントダウンするアドベントカレンダー。お渡し後に生まれる体験は…間違いなく楽しい! ご家族と一日ひとつ開けるにしても、会社の皆さんでシェアするとしても、お配りになる方を中心に温かでハッピーなコミュニケーションが生まれるのを想像すると、とても楽しいです」
和田さんおすすめの商品をふたつピックアップしていただきました!
「CACAO MARKET by MarieBelle(カカオマーケット バイ マリベル)」のアドベントカレンダー
「個人的に、『CACAO MARKET by MarieBelle』のアドベントカレンダーに注目しています。昨年、2018年はクリスマス限定フレーバーがあったので、今年のアレンジも楽しみ! 予約ついでに、併設のイートインでホットチョコレートやチョコレートカクテルを楽しむのもおすすめですよ」
「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のアドベントカレンダー「カランドリエ・ド・ラヴァン」
「昨年、日本に初上陸したばかりの『ル・ショコラ・アラン・デュカス』の2019年版アドベントカレンダーは、なんとジャングル柄! クリスマス感が強すぎないので、タイミングを選ばず、手土産にはかえっておすすめ。アドベントカレンダーは限定数の発売なので、予約はお忘れなく!」
和田真由子さんが勝負手土産を「選ぶときのポイント」は?
ところで今回、和田さんに勝負手土産を教えてくださいとリクエストをしたところ、かなり悩んでしまったとのこと。どうしてなのでしょうか?
「私自身のブランディングに当たり、キャラクターとして『親しみやすく』『一生懸命な』『ちょっと気が利く』『普通の女の子』ということもあり、『勝負手土産』というテーマには正直悩みました(笑)。
起業家として、日ごろの手土産も事業と同じく一貫性が求められていると感じており、慎重に選んでいます。実は、私のキャラクターからくる“鉄板”手土産は地元山形の郷土もの。ひととなりも伝わりますし、きっかけにお相手の故郷話へ話が膨らみ、心の距離がぐっと近付くように思います」
そんななかでも、和田さん自身のブランディングに合うものとして選んでくれたのが、今回の品。これらを選んだのは、もうひとつ、手土産選びの基準があるそうです。
「私の手土産選びのもうひとつの要素は、『渡した後に、どんな会話や体験が生まれるか』。その場ではもちろん、お渡しする方がそれをどんな方に配るか、それによってどんな反応を得られるか、など想像すると楽しいです。『自身のブランディング+生まれる会話と体験』というところから、この時季に贈りたい勝負土産を選んでみました」
五臓六腑に染み渡るお吸物やアドベントカレンダー。いずれも喜ばれる手土産の参考になりますよね。ぜひヒントにしましょう!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利
- EDIT :
- 安念美和子、榊原淳