LOEWE(ロエベ)の新たなフラッグシップショップ「CASA LOEWE Tokyo(カサ ロエベ 東京)」が銀座に誕生、2019年11月16日(土)にオープンします。Precious.jp編集部では一足お先に、その内部に潜入取材をして来ました。

ロエベの旗艦店だけあって、大充実しているエザーグッズやウエアだけでなく、そこかしこに置かれたアートやアンティーク、お花に触れられる、これまでにない「ショッピング+アートの贅沢空間」になっていました! その模様を紹介しつつ、11月14日(木)から展開がスタートした、アーティストコラボの商品もご紹介してゆきます。

アートに包まれる贅沢な空間。「CASA LOEWE Tokyo(カサ ロエベ 東京)」が銀座にオープン

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アートとアイテムが共演したような見せ方も。アイコンバッグ「ゲート トップハンドル」にミニサイズが登場、中でも写真奥の赤褐色(ラストカラー)は、ここカサ ロエベ 東京のみの限定販売。ゲート トップハンドル ミニ各¥238,000・ラストカラーのみ¥268,000【縦18×横25×マチ10cm】

クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソンが監修、「銀座に図書館のような空間をつくりたい」という思いから生まれたカサ ロエベ 東京は、その思いのとおり、空間が贅沢に使わています。

商品だけでなく、ロエベのアートコレクションから選ばれた芸術作品や工芸品が散りばめられ、息をのむほど美しい世界が広がります。

壁や棚、床に何気なく置かれたアート作品やアンティークの椅子を見ていると、さながら「アートコレクターの自宅」を訪ねたような、ラグジュアリーでありながらも、親密感を感じられる雰囲気になっているから、不思議です。

そう、お買い物をしなくても、アートを眺めながら、心地よい時間を過ごすことができるのです。

何より素晴らしいのは、人口密集地帯の銀座にあって「空間を広く」取ったフロア構成がなされていること。階段を上がると1フロアが見渡せる、広々とした空間が広がる2階は特に必見です! 

コンクリートの無機質な空間に、レザーアイテムが並ぶ「1階フロア」

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「CASA LOEWE Tokyo(カサ ロエベ 東京)1階内観

まずご紹介するのは、ロエベの「建築的パレット」とされる、コンクリートで囲まれた1階フロアから。

色使いが特徴的なレザーアイテムと、飾られたアート、ポツンと置かれた一人がけチェアなどにより、洗練された雰囲気のなかで、ゆっくりと時が流れる空間です。

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統一された色合いのディスプレイにこだわりを感じさせます。
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ビンテージのポストカードからインスピレーションを得た「ポスタル バッグ」からは、東京バージョンが世界先行発売。ドド鳥が加えている店内ビジュアルもかわいい。ポスタル バッグ¥290,000【縦13.5×横17×マチ8.5cm】

木の温かみを感じる、アクセサリーやウィメンズウエアが並ぶ2階フロア

ハンドメイドの天然ウールラグや、天井のスラット・棚・階段の手すりに使われた日本産の天然木材が、温かみのある空間をつくりだす2階フロア。

こだわりと遊び心あふれたアイテムを眺めながら、散りばめられたアートを「発見」する喜びがあります。ここではそのごく一部をご紹介します。

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ジョン・アレン氏によるラグ

テキスタイルアーティストのジョン・アレン氏によるハンドメイドの天然ウールラグが空間に色を添えます。

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アート作品がところどころに展示されているのも注目。こちらは二階の壁にあるアートピース。タバコのセロハンラップを使った、日本人アーティスト ユージ・アゲマツ氏の作品です。『 zip:07.01.06. . . 07.31.06, 』ユージ・アゲマツ(日本)2006年
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手前/『<フローティング・ストーン>コーヒーテーブル』アクセルヴェルヴォールト、奥/『<コノイド・クッション>チェア』ジョージ・ナカシマ

アート作品だけでなく、買い物中にひと息つけるソファやテーブルにも名品が! 店内を歩くなかで買い物に来た方が「発見」を感じられるよう、丁寧に配置されています。ちなみに店内のお花は、花道家の渡来徹氏が手がけられているそう。ロエベのレザーで編まれた花器に、季節の木々が活けられていました。

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中央の白い作品は『Croissance XL”(XL Growth)』シモーヌ・フェルパン(フランス)2017年。ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2018 特別賞受賞作品です。

人気のレザー小物も多数展開されています。iPhoneケースなどの小物や、自分でデザインできるチャームなど、思わぬところにサプライズのように置いてあり、すべてを見て回りたくなること必至です。

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カラフルで可愛らしいアイフォンケースは要チェック!
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自分好みにデザインできる、大人気のチャームも。
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レザーグッズの横にアートピースが置かれているのを発見できる楽しみがあります。左から/『Tea bowl』Blue・『Tea bowl』Silver 桑田卓郎(日本)2018年 ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2018 特別賞受賞作家

「贅沢な時間をかけて生み出されたものがラグジュアリー」「贅沢な時間こそがラグジュアリー」と考えるジョナサン・アンダーソンの考えが、体現されたブティックとして生まれた、これまでにないブティック「カサ ロエベ 東京」。

オープン時は、このあとご紹介するイギリス人陶芸家のウィリアム・ド・モーガンとのコラボレーションがメインビジュアルとなっていますが、シーズンごとに展示品がローテーションされるため、訪れるたびに初めてのようなワクワク感を体験することができる空間になる予定です。

店舗詳細

  • 住所/東京都中央区銀座7-5-4
  • 営業時間/11:00〜20:00(不定休)

陶芸家とコラボした、魔法と日常が融合するカプセルコレクション

そんなロエベがクリスマスに向け、イギリス人陶芸家のウィリアム・ド・モーガンとコラボレーションしたウィメンズとメンズ両方のカプセルコレクションを、2019年11月14日(木)から発売スタートしました。

こちらは「カサ ロエベ 東京」だけでなく、全国のロエベブティックでも取り扱われます。

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カサ ロエベ 東京の店内2階中央も、ウィリアム・ド・モーガンによるタイルで飾られていました!

「アーツ&クラフツ」の影響を受けたタイルデザインで知られているアーティスト、ウィリアム・ド・モーガン。

このコレクションでは、彼が見出した美しい生き物やフローラルのアラベスクが、ウエア、バッグ、アクセサリーなど、豊富なバリエーションで展開されます。

美しい生き物やフローラルのアラベスクが落とし込まれた、コレクションアイテム6選

■1:バッグ「ゲート フローラル スモール」

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バッグ「ゲート フローラル スモール」各¥295,000

■2: バッグ「クッション タイル バッグ」

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バッグ「クッション タイル バッグ」¥223,000

■3:バッグ「ドラゴン ニット バッグ」

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バッグ「ドラゴン ニット バッグ」¥282,000

■4:バッグ「カワウソ バッグ」

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バッグ「カワウソ バッグ」¥187,000

■5:財布「ジップ アラウンド ウォレット タイル」

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財布「ジップ アラウンド ウォレット タイル」¥96,000

■6:チャーム「ドラゴン チャーム」

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チャーム「ドラゴン チャーム」¥42,000

イマジネーションを解き放ち、魔法と日常とを融合さたかのようなデザインの数々…ドラゴンのしっぽや角付きニットビーニーといったアイテムは、着る者をモンスターに変身させます。

ロエベらしいクラフト感覚あふれるカプセルコレクションは、クリスマスの贈り物やパーティーグッズとしても活躍しそうです。ぜひチェックしてみてください。


マドリード、ロンドンに続く、ジョナサン・アンダーソンがデザインを担当した「カサ ロエベ 東京」。アートに包まれた空間は、買い物以上の喜びや感動を与えてくれます。ぜひ、一度足を運んでみてください。

※掲載した商品はすべて税抜です。

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