ホームパーティーや、知人や友人宅を訪ねるときに持参する手土産、どんな基準で選んでいますか?
もちろん、先方のお好みを配慮しつつ、持ち寄る場に合わせて、見映えもするものを選びたいですよね。
今回は、そんな手土産のヒントに、テーブルコーディネーターの菅野有希子さんに、いつも選んでいる手土産を3つ教わりました。いずれもホームパーティーでの「見せ方」も計算され、「選んだ理由」も納得できるものばかり。一体、どのような手土産なのでしょうか!?
ホームパーティや友人宅へは、どんな手土産を選ぶと喜ばれる?
まずは菅野さんに、いつもどんな基準で手土産を選んでいるか、教えていただきました。
「ホームパーティーやちょっとした機会で、知人や友人のおうちにお邪魔する際の手土産は、お相手に持ち運んでいただくこともないので、冷蔵や冷凍、少し重いものでも気にならず選べるのがメリット。またホストの方が用意する、お料理のレパートリーの負担を軽減するためにも、お酒のアテになってすぐに食べられるような、いわば持ち寄りフードを選ぶことが多いです」
テーブルコーディネーターが選ぶ「こだわり手土産」3選!
手土産は、持ち寄りフードが多いという菅野さん。早速、そのこだわりの手土産のなかから、3つ挙げていただきました!
■1:すぐ食べられるプロの味!ターブルオギノの「パテドカンパーニュ」
ターブルオギノは、東京・池尻大橋駅近くのフレンチレストラン「オギノ」が手がけるお店。自社工房でつくる手づくりのシャルキュトリー(食肉加工品)や、季節の素材を使った惣菜を販売しています。
そのパテドカンパーニュは、豚肉と鶏レバーでつくられているテリーヌ。フランスの伝統的な田舎風パテをオギノ流にアレンジしたものです。
「ターブルオギノさんの商品は、渋谷の東急東横店で買うことが多いです。パテドカンパーニュはもちろん、テリーヌやレバームースを選ぶこともありますし、その日のうちに食べきることができるか不安な場合は、ソーセージなどを選ぶこともあります。人数に合わせて、個数も少なめにも多めにも調整できて、便利に利用しています。
パテと一緒に好きなパンも買って、すべてひとつのカッティングボードにわさっとラフに盛るのもおすすめです。盛り付けの繊細なテクニックも不要で、カジュアルかつおしゃれな雰囲気になりますよ。ワイワイつまみやすく場も盛り上がります」
■2:お酒のアテにもぴったり!HIGASHIYAの「棗(なつめ)バター」
洗練された印象の和菓子店、HIGASHIYAの棗(なつめ)バターは、棗椰子(なつめやし)の自然な甘みに発酵バターと香ばしい胡桃(くるみ)を合わせ、コク深い味わいが楽しめる逸品。
「ホームパーティーの手土産は、甘いお菓子がほかのゲストとかぶることが多いため、私はあえて避けることが多いのですが、そんななかでもHIGASHIYAの棗バターは甘さも控えめで、お酒のアテにぴったりでよく利用しています。実際、普段甘いものをあまり召し上がらない、ワイン好きの方にも喜ばれました。
平皿やスレートボードなどにずらっと並べるのも素敵ですし、バラバラのデザインの豆皿にひとつひとつ乗せても可愛いと思います。ちょうどいいお皿がない場合には、お盆などに懐紙を敷いてまとめてあげるのでも、十分素敵に見えます」
■3:スタイリッシュな容器で長期保存も可能!TEA NAKAMURAの「オーガニック煎茶」
このオーガニック煎茶は、中村家最高峰の茶園で収穫された茶葉を、高温・高圧の蒸気で蒸して完成した力強い煎茶。うま味と香りのバランスがよく、長期間保存していても味が落ちないのが特徴です。
「ホームパーティーのような場に限らず、お仕事でお世話になる方への手土産に選ぶことの多いお茶。このTEA NAKAMURAのオーガニック煎茶は、賞味期限も気にならず、軽く、パッケージもとてもおしゃれなのでよく利用します。私自身がお茶好きということもあり、自己紹介代わりに話も弾みます。海外の方へお渡しした際にも、『THE 日本』という感じでとても喜ばれました。
無農薬有機栽培の茶葉なので、茶葉本来の甘みやうまみを感じることができ、安心していただけます。ヘルスコンシャスな方にもすすめやすい一品です。また、出しっ放しにしても気にならないような、スタイリッシュでかっこいいパッケージは、ホームパーティーのときはもちろん、そのあとにも長くインテリアになじんでくれるデザインです」
手土産選びに困っていたり、気のきいたオシャレなものを探していたりする方は、ぜひ利用してみてくださいね。
問い合わせ先
- ターブルオギノ TEL:03-3477-4443
- HIGASHIYA TEL:03-5724-4738
- TEA NAKAMURA TEL:03-5843-8744(NAKAMURA TEA LIFE STORE)
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利
- EDIT :
- 安念美和子、榊原淳