美しいシルエットと体型カバーもできるという、いいこと尽くめのアウター「マント」。おしゃれな海外セレブたちの中にも、かっこよく着こなす愛用者がいらっしゃる様子。どんなアイテムを、どう着映えさせて楽しんでいるのか? 一人ずつ、その着こなし術を見ていきましょう。

こなれたおしゃれっぽさが漂って、体型カバーもできる!「マント」スタイル

■1:フリンジ付きのレザーマントなら、黒のワントーンを軽やかでモード感漂うスタイリングに

アクセサリー的にサイドに抱えたバッグは、赤をチョイス。モノトーンの着こなしに女性らしい華やぎを。
アクセサリー的にサイドに抱えたバッグは、赤をチョイス。モノトーンの着こなしに女性らしい華やぎを。

アルゼンチン出身のアートディレクター兼ファッションコンサルタントで、インスタグラマーとしても人気のソフィア・サンチェス・デ・ベタク。

パリのファッションウィークに現われたこの日は、スエードレザーにフリンジがあしらわれたマントを羽織って颯爽と登場しました。

インに着た白シャツがちらっと見えると抜け感になり、動くたびにフリンジが揺れると、軽快さが際立ちます。

細身パンツにレースアップブーツをインしたアレンジも、スポーティーさの決め手に。

■2:優雅なダブルフェイスの素材感×軽快なデザインのマントで、クラス感のある装いに

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エナメルのニーハイブーツを投入し、モードな存在感を確実にアピール。エナメルの艶が華やかムードをもたらします。

007でボンドガールを務めたこともあるフランスの女優、レア・セドゥは、黒のダブルフェイスのマントを愛用していました。

しっとりと上質な素材感が際立って、ラグジュアリーな雰囲気が漂っています。

マントのデザインは、コートより軽やかさがあり、アクティブさを印象づけて若々しい印象に。

真冬にはレザーのロンググローブをつけて、かっこよさと防寒を兼ねた小物アレンジを加えるのがおすすめです。

艶素材のバッグとブーツで黒を単調に見せず、奥行きのあるコーディネートに仕上げているのもさすが。


本格的な冬コートを着る前には、袖のないマントはスタイリッシュさをアピールできて、こなれたカジュアルを簡単につくり上げてくれます。

新たなアウターを新調しようと思っている方、真冬が到来する前にぜひお手本にしてみてはいかがでしょうか?

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀