「髪を巻いていつもと違う雰囲気を楽しみたい!」と思っているけど、ショートヘアを無理に巻くと、変な位置でハネたり、全体のボリュームが出過ぎてしまったりと失敗しがちです。『どの位置の毛束をどのように巻くと今っぽくこなれた印象になるのか?』と思っている方も多いですよね。

今回この疑問に答えてくれるのは、RamieGINZA代表の加藤貴大さん。

「ポイントは縦巻きにしないことと表面を巻きすぎないこと。髪全体をコテでグリグリ巻くとカールがつきすぎてしまい、古臭く老けた印象になってしまいます。頭も大きく見えてしまうので絶対にNG。髪を巻くというよりはカールをつけるような気持ちで、できるだけさりげなく、自然なニュアンスを与えることが大切です」(加藤さん)

雰囲気を変えたい時だけでなく、頭頂部がペタっとしている、全体的にボリュームがない、という方にもオススメの『ニュアンスカールヘア』。自宅でも再現できる、とっておきのポイントを教えます。

ペタ髪に自然なボリューム感が!ニュアンスの効いたエレガントショート

〈基本スタイル〉
〈基本スタイル〉
〈アレンジ完成〉
〈アレンジ完成〉
 
サイド
サイド
バック
バック

西原英理子さん(39歳/会社員)のHAIR CHART

  1. やわらかさ(柔→硬)★★
  2. ボリューム(少→多)★★
  3. 髪の太さ(細→太)★★
  4. うるおい(乾→潤)★★★★
  5. 白髪の量(多→少)★★★★

「毛先や髪の内側にカールをつけることで『巻きました感』のない自然な仕上がりになります。ショートヘアはコテで巻くのが難しいと思っている方にこそチャレンジしていただきたいです」(加藤さん)

基本スタイルからアレンジスタート!

■1: ハチ上をダッカールで止めて髪の内側の毛先をすべて外ハネにする

コテは26mmを使用。毛束をランダムにとってワンカールする。
コテは26mmを使用。毛束をランダムにとってワンカールする。

■2: つむじ前のトップの毛束をフロントに巻く

毛束をとって毛先から根元まで巻き込む。
毛束をとって毛先から根元まで巻き込む。

■3: つむじ後ろの毛束も巻く

つむじ後ろの毛束も毛先から根元までしっかりと巻き込む。フロントではなく、後頭部の方へ巻くのがポイント。
つむじ後ろの毛束も毛先から根元までしっかりと巻き込む。フロントではなく、後頭部の方へ巻くのがポイント。

■4:前髪を巻いて完成

前髪も毛先から根元まで巻き込み、ふわっとさせれば完成。
前髪も毛先から根元まで巻き込み、ふわっとさせれば完成。

「巻いているとは思えない自然なカール感が魅力。仕上げにオイルをつけると、カールがよりなじんで落ち着きます。もしカールがきつくかかってしまった時はオイルを使ってみてください。ツヤ感、束感も出るのでオススメです」(加藤さん)

RamieGINZA代表・加藤貴大さん。筋トレが日課だという加藤さん。「趣味がゴルフなので、基礎体力をつけるために筋トレをしています。週2くらいのペースですが体力がつくまで続けたいですね」
RamieGINZA代表・加藤貴大さん。筋トレが日課だという加藤さん。「趣味がゴルフなので、基礎体力をつけるために筋トレをしています。週2くらいのペースですが体力がつくまで続けたいですね」

問い合わせ先

RamieGINZA 
住所/東京都中央区銀座5-5-14 JPR銀座並木通りビル 9F
TEL:03-3569-1171
営業時間:火・水 11:00 ~ 20:30 木・金 11:30 ~ 21:00 土日祝 10:00 ~ 19:00
定休日:月曜

安心感とリラックス感を与えてくれる「RamieGINZA」。上質を求める大人の女性を満足させてくれると好評。
この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
古谷利幸〈F-REXon〉
EDIT&WRITING :
青木 笑