あの飛田直哉が時計をつくった!「時計界の碩学がつくり手に回ったのは、2019年の大ニュース」と、並木浩一さんも驚くほどの出来事。
飛田直哉氏とは、F.P.ジュルヌやラルフ ローレン ウォッチの日本法人代表を務めてきた日本時計界の要人だ。セールスやマーケティングの観点のみならず、マニアックな時計の知識を持つ、まさに「碩学」。
深い時計愛から生まれた「現代のヴィンテージ」
NH WATCH「NH TYPE 1B」
そうした飛田氏による時計は、上根 亨さんをして「そこまでやるか!」と言わしめたでき栄え。「特に洋銀を使った文字盤のロゴ表記やインデックス、針などのバランスは特筆もので、鬼気迫るものがある」と惚れ込み、自らも予約しているほど。
個人賞に挙げたマーク・チョーさんは、「私の嗜好にほぼ完璧にフィットする」と、37mmの小ぶりなケース径や控えめなデザインに賛辞を贈る。
一方、「英国ファッションを愛する飛田氏だけあって、ヴィンテージデザインの詰めがお見事。ビスポークスーツに似合う時計です」と、山下英介も太鼓判。
時計マニアだけでなく、ファッション好きの心にも刺さる「現代のヴィンテージウォッチ」。この普遍的な審美性が、男心を摑む理由かもしれない。
飛田氏が愛する1930年〜'50年代のヴィンテージウォッチを現代の技術で再現。耐食性の高い904Lステンレススティールを超高精度微細加工機で、複雑な形状も美しく仕上げる。30mm径の「ETA7750ヴァルジュー」をベースに新たな機構を組み込んだ手巻きムーブメントを開発して搭載。
※掲載した商品は税抜です。
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- MEN'S Precious編集部
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- MEN'S Precious2020年冬号より
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- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
- STYLIST :
- 関口真実
- COOPERATION :
- 安里昌悟
- WRITING :
- 高村将司
- EDIT :
- 岡村佳代