大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載です。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
第38回目は、メイクでこなれた印象の大人の色気を演出する方法。なんと、大切なのはアイシャドウやリップをきちんと塗らないこと!ラフさこそがこなれた色香をもたらす鍵に。
指塗り&輪郭ぼかしでラフさを出して、こなれた大人の色香を演出
【セルフメイク→長井メイク】
メイクが大好きで、移動中はスマホから、自宅やヘアサロンでは雑誌から…と、抜かりなく情報収集しているという山藤(さんとう)さん。「得た情報を実践してみて気に入れば定着させますが、なにせ独学なもので、今のメイクが自分にとってベストなのかどうなのかわかりません…」
■A.「こなれた感のある色っぽメイクにテクニックは不要。大切なのは計算されたアバウトさです」(長井さん)
「ブラシやチップを使って、きっちり色をのせている方が多いと思いますが、こなれた色気やこなれた感を出すには不向きです。鍵になるのがラフさのある仕上がり。アイシャドウを指でのせたり、リップの仕上げに輪郭をにじませたり…。計算されたアバウトさこそが、洗練や大人の余裕を生み、こなれた感のある色気をもたらしてくれるポイントに」
【今どき顔になれるアイシャドウ&リップ】
【今どき顔になれるポイントメイクプロセス】
1.ラメシャドウを指塗り
アイシャドウパレット(NARS)の★マークのラメシャドウを指にとり、アイホールに薄く広げます。
2.リップを輪郭より内側にオン
リップは唇にのせる前に、余分な液を一度ティッシュオフ。輪郭より2㎜ほど内側にアバウトに塗ります。
3.リップの輪郭をにじませる
「んー、パッ」で唇にリップをなじませたあと、綿棒で輪郭をぼかします。きっちり輪郭をとってしまうと、コンサバ感が出てしまうので注意。
【BEFORE→AFTER:肩の力の抜けた色香漂う大人メイクへ】
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与