冬の困ったを解決!「コート」の最新着こなしルール
コートを本格的に楽しむ季節がやってきました。トレンドや体型、キャリアの変化による、コートスタイルの新たな疑問や細かな迷いが浮かんでくるのも、またこの時期。そんな冬の困ったを、Q&A形式で解決していきます。
本記事ではなかでも「布帛コート」の着ぶくれに関する疑問を解決していきます。
Q:布帛コートが、以前よりも着ぶくれして見えてしまいます!
A:襟デザインの視覚マジックで、今の体系を美しくカバーしましょう
年齢とともにまろやかになってくるフェースラインや肩周り。やわらかな布帛のコートがすっきり見えないとしたらこの体型の変化が理由です。顔立ちをキリッと見せるデザイン選びに意識を変えてみましょう。
今回は具体的に、5つの着こなし方をご紹介します。
■1:体型を問わない万能デザインの「華やぎショールカラー」コートで着やせ
ゆったりした折り返しが優雅なショールカラーは、胸元のVシルエットやすっきりした肩のラインが、さまざまな大人の体型悩みを解消。ストールのように自然に縦に流れるラインも、着やせを後押し。幅広の襟との対比で小顔効果も。
コートは、最上の肌触りのキャメルヘアが気品あふれる落ち感を描き、成熟した大人の魅力を引き立てます。袖口の同色キャメルのミンクもラグジュアリーです。華やかさ、こなれ感、リッチ感を備えているため、冬の主役になる一着と言えます。
■2:「ピークドラペル」コートで、体のふっくら感を抑える
とがったラペルが特徴のピークドラペルは、胸元にシャープさを加え、ふっくら感が気になる女性に最適です。ラペルが描く長い流線ラインも、すっきり見せに貢献。肩パッドの入ったショルダーラインで、キリッとした印象をアップさせます。
コートは、キャメルの風合いと端正な縫製にクラス感が香り立つボタンレスのコート。軽くはおってもよし、共布ベルトでウエストマークしてもよしです。
■3:首元の寸詰まり感に効く「チェスター」コートですらりとした印象に
年齢につれて増える、首元がもたついて寸詰まりに見えるという悩み。チェスタータイプなら、細めの襟でシュッとしたVゾーンをつくりネックラインをすっきり演出します。エッジのきいた肩のラインも、大人のまろやかさをスマートに補正してくれます。
コートは、波打つような風合いに上質感があふれるカシミヤ素材。つかずはなれずのIラインのシルエットは、まとうだけですらりとした印象に導く。
■4:メリハリの乏しさを「深めテーラード」コートでカバー
大きく深くデザインされたテーラードカラーは、胸元にくっきりとしたVゾーンをつくり、女らしいメリハリのある体型に錯覚させてくれる。共布ベルトを軽やかに締めて、より理想的なバランスに。
コートは、ウールにアルパカ、モヘアなどをブレンドしたシャギーモヘアは、腕を通すたびに幸せな着心地を誘ってくれます。しなやかな風合いが優美なXラインを構築。
■5:目線を上に上げてくれる「浅めテーラード」コートは小柄な人におすすめ
キリッとした幅広の襟が、大人体型のまろやかさを、さりげなく引き締めてくれます。ピーコートのように浅めの位置に襟が付いているので、目線を上げてスラリと見せる効果もあり、小柄な人に特におすすめです。
コートは、トラッドなピーコート風デザインを、ソフトなショルダーラインや大きすぎない身幅で、大人好みに昇華されています。艶を含んだ、なめらかなキャメル素材が、上質オーラを醸し出します。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 小池哲夫
- STYLIST :
- 青木貴子(white box)
- HAIR MAKE :
- 福沢京子
- MODEL :
- ケリー
- EDIT&WRITING :
- 長瀬裕起子、中村絵里子(Precious)