2019年ホリデーシーズン、ニューヨーカーはどんな過ごし方をしている?
ニューヨークはいま、年間を通じて一番盛り上がる、ホリデーシーズンの真っ只中です。
365日を通じて、魅力的なイベントが開催されている、世界有数のエキサイティングな都市とはいえ、何と言っても真髄を味わえるのは、やはり冬! そのスペシャルなウィンターシーンは、頻繁に映画や音楽に登場し、誰もがワクワクする夢の世界に憧れますよね。
ロックフェラーセンターの世界一有名なクリスマスツリー、五番街の趣向を凝らしたホリデーウィンドウ、冬になると街中に突如現れるスケートリンクなど、お馴染みの風物詩は色々ありますが、2019年のトレンドは、原点回帰のような、暖かくもインティメイトな過ごしかた。
ニューヨーカーが大好きな、ルーフトップやコートヤードなどのアウトドアに設置された、キャビンやロッジ、ガラスのドームで過ごす、コージーなスタイルです。
雪降る外の景色を眺めつつ、暖炉の火に手をかざして、ホリデーカクテルを楽しめば、ニューヨークの冬を2019年らしく満喫できそうです。
2019年のトレンド!ニューヨークスタイルのくつろぎスポット5選
■1:中庭にヒマラヤスギのキャビンが出現!「アーロ ソーホー(Arlo Soho)」
マンハッタンの南西部、ファッションピープルに人気の、ショッピングエリアに位置するホテル「アーロ ソーホー」。2019年の冬は、中庭にヒマラヤスギのキャビンが出現し、リラックスしたスタイルのインテリアの空間で、洗練されたホリデーカクテルを楽しむことができます。
カクテルメニューはホテルのバー「A.L.B」から提供されます。
■2:ガラスのドームから五番街の摩天楼を満喫!「ザ・ペニンシュラ(The Peninsula)」
五番街の真ん中にあるラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ」。その23階のテラスに位置するルーフトップバー「Salon de Ning」が、2019年の冬は「Chalet de Ning」なるコテージに変身。
暖かな炎が冷え固まった心まで溶かすような、インティメイトなムードのガラスのドーム。北欧にインスパイアされたインテリアは、大都会の中にいるのを忘れるような、居心地の良さです。2020年4月まで開催予定。
■3:ヒップなブルックリンの冬の隠れ家「ザ・ホクストン(The Hoxton)」
ブルックリン、ウィリアムズバーグにあるスタイリッシュなホテル「ザ・ホクストン」。その中庭にガラスの家が3棟出現。
ふわふわのブランケットや、美しいドレープで飾られた室内は、12名までのグループで使用可能。雪舞う夜、こんな空間で暖かいディナータイムを過ごせたら、まるで本物のニューヨーカー気分です。
■4:スケートの合間に楽しむ、最高のビール!「バンク・オブ・アメリカ・ウィンター・ビレッジ・アット・ブライアント・パーク(Bank of America Winter Village at Bryant Park)」
スケートリンクだけでなくクリスマスマーケットなど、錚々たる企業のオフィスがひしめくマンハッタンの真ん中にありながら、冬の間も楽しさいっぱいのブライアントパーク。
特設されたガラスのロッジにはフードモールが出現し、仕事帰りやスケートの合間にカクテル、ビールのほか、
ビーガンバーガー、スモアなど充実したフードも楽しむことができます。
■5:迫力のエンパイアステートビルの眺めを堪能「レファイナリーホテル(Refinery Hotel)」
エンパイアステートビルディングを、至近距離で見上げるロケーションの「レファイナリーホテル」。その大人気ルーフトップバーは、ガラスで覆われた、暖かな炎が揺れる居心地の良い空間です。ニューヨークのシンボルを、何にも邪魔されない状況で堪能するのは、意外と難しいこと。それが叶うこちらでは、ナイトタイムのカクテルのほか、デイタイムはフルコースのランチも楽しめます。
冬のニューヨーク、コスト的におすすめなのはホリデーシーズン後の1月〜2月!
雪がキラキラと舞い、夢のような世界をみることができる、冬のニューヨーク。リピーターがこの街を恋しく感じるのは、きっとこの時期ですよね。ホリデーシーズンに訪れるのももちろんおすすめですが、実は1月と2月の2か月間は、ホテルのレートが下がり、美術館の行列も短くなり、シアターやレストランからはお得なプランも出てくるなど、魅力が満載です。
寒くも美しい外の世界を、暖かく守られた空間から眺めながら過ごす、ニューヨークスタイルのくつろぎかた。
旅行をプラン中の人はぜひチェックしてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 神田朝子