太眉にできない人の悩みは、自分の眉に置き換えると、太くするなんて失敗しそうで怖い、どこをどうすればいいのかわからない…ということ。
そこで「3大加齢眉」を、何を使って、どういう手順で「美・太眉」に修正すればいいのか、尾花さんの直筆イラストとプロセス写真の両面から徹底解説します。
今回は、「薄眉」のお悩みを解決していきます。
「描き方ドリル」3:毛が短い、細い、まばらになる「薄眉」を解決
Q.「毛の間の隙間が目立つんです…」
A.「パウダーで毛量を盛りましょう」(尾花さん)
「ちょっと、ちょっと、もしかして眉毛をカットしているのではないですか? 毛があちこちに向いてボサボサになるのが気になるからと、カットするのはやめましょう。大人世代は毛並み感があるほうが絶対に若々しい。隙間は目立つけれど全体的に毛が生えているなら、パウダーだけで毛量感を足すので十分。これはもともと薄眉の人も同様です。
パウダーだけでキレイな形に描くのは難しそう? いえいえ、太くなったり、いびつになったとしても、あとから綿棒で拭き取って形を整えることができるので、むしろペンシルよりも簡単ですよ」
\尾花'S アドバイス/
「ペンシルでしっかり描かないと物足りない、と思うかもしれませんが、物足りないのは、眉頭を描いていないからなのでは? 若いころに習った『眉頭を触らない』という常識は、眉頭も薄く細く貧相になるこの世代には、むしろNG。
眉毛の合流点から眉頭の底辺に向かって濃いブラウンのパウダーをのせて強調しましょう。顔全体がキュッと引き締まり、中高い顔になりますよ。ただし眉頭上は濃くのせるときつくなるので要注意。でもついてしまっても綿棒で拭き取ればいいので、怖がらずに試しましょう」
【薄眉を解決するコスメと修正プロセス】
\使用アイテムはこちら/
Step1: 全体に毛の合流点から眉尻にパウダーをのせる
Step2:太くなりすぎたら綿棒で拭き取って微調整を
Step3:毛の合流点に濃い色をのせてメリハリ感を出す
Step4:毛の合流点から眉尻の底辺に濃いブラウンをのせる
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いかがでしたでしょうか? 次回は、眉アイテムの使いこなし術3選です。お楽しみに!
※掲載した商品はすべて税抜です。
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- PHOTO :
- 鈴木 宏(人物)、池田 敦(パイルドラ イバー/静物)
- STYLIST :
- 小林 綾
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- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)