タートルネックニットとキュロットスカートの装い

冬になるとなぜかアウターもインナーも黒が増えて、
黒ずくめ、もしくはモノトーンになりがちなのが悩みの種。
モノトーンはカッコよく見える反面、表情がつけづらく、
いつも同じような服を着ている…と思われてしまうことも。

ニット_1,スカート_1,ブーツ_1,バッグ_1
トップスはインで着て、ベルトでウエストマークすると、さらにバランスアップするようです。ニット/グッチ キュロットスカート/UNIQLO ピアス/ティファニー バッグ/ロエベ ブーツ/銀座かねまつ

そこでこの冬に取り入れたのが、トレンドアイテムとして
急浮上してきたキュロットスカートです。
“セリーヌ”の秋冬コレクションで多く登場していて、
懐かしいアイテムなのになぜか新鮮と思っていましたが、
サイズも丈もぴったりな一着を発見し、購入に至りました。

トラディショナルなネップツイードの素材感といい、
マニッシュなツータックのデザインといい、
まさに今季の気分のキュロットには、
同じく復活人気のニーハイブーツを合わせてみました。

トップスはMY定番の黒のタートルネックニットですが、
ボトムスに今季らしいアイテムを合わせたことで、
モノトーンに変化がつけられたように思っています。

合わせるバッグはロエベ「アマソナ」

バッグ_2
もう10年以上は愛用している『アマソナ』は、小ぶりながらスクエアなフォルムで、収納力抜群なのも魅力。バッグ/ロエベ

靴もバッグも黒と、小物もモノトーンですが、
このバッグ、実はもとは白だったのを染め変えたもの。
使い勝手の良さで定評の“ロエベ”の『アマソナ』ですが、
長年の愛用で全体にくすんできたのを機に、
思い切ってブラックに染めることにしました。

結果は、予想以上にきれいな仕上がりで、
光沢のあるエナメル素材の黒が、
着こなしのポイントにもなってくれることも発見。
ニット、ツイード、スエードと、素材違いの黒を重ねた
コーディネートにも、このツヤが効いたようです。

改めて、このバッグを手放さなくてよかったと
思うと同時に、ものを大切にすることの意味を
教えてくれたようにも思っています。
“アマソナ”バッグの第2ステージ、
きちんと活躍させようと心に誓っています。

(写真/エディターH&J 文/エディターJ)

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