ボリュームをつくるためにカーラーで巻いたり、アイロンで髪の根元を立たせたり、毎朝のスタイリングで苦労をしていませんか? そんな手間を一気に解消できるスタイルを提案してくれるのが、apish omotesandoのディレクター、嶋根寛明さん。「髪が柔らかくて、細い髪質の方は、思い通りにスタイリングするのは難しいですよね。毛先を中心にパーマをかけておくと、スタイルに柔らかさも出るし、今シーズン流行の跳ね感も出せるのでおすすめです」
さっそくプロ技を拝見!
【お悩み】すぐにペタ~ッとしてしまう髪をふんわり魅せたい!
ショート代表:今井宏美さん(41歳/主婦)のお悩みを解消するには…
■髪型:レイヤーは入れず、頬骨に沿うようにパーマをかけて動きを出す
今井さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬) ★★
- ボリューム(少→多)★★
- 髪の太さ (細→太)★★
- うるおい (乾→潤)★★★
- 白髪の量 (多→少)★★★
髪のコシがなく、すぐにペタッとしがちな今井さんの髪。「髪に厚みを出すためにレイヤーは入れていません。ただ、動きが出やすくなるようリップラインに合わせて長さを調整しました。華やかな雰囲気になるよう、毛先を中心にパーマをかけています。パーマをかけるだけで、ご自身でもアレンジしやすくなるはずです」(嶋根さん)
■スタイリング:軽く濡らして、パーマを復活させるだけでOK!
朝のスタイリングは、髪を濡らしてパーマを復活させるだけで完了。「濡らすときは、霧吹きのようなスプレーで、表面を軽く湿らせるだけで十分です。あまり濡らしすぎると、かえって乾くまでに時間がかかってしまうので、朝の時間がもったいない!」(嶋根さん)
■1:スプレーで髪の表面を軽く濡らす
■2:ムースを手にのばし、毛先を揉み込むようになじませる
<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- パーマは毛先だけかけ、華やかさをプラス
- 毛先の動きを出すには、長さをリップラインでカット
- パーマを復活させるには髪を濡らしすぎないのがポイント
「パーマを復活させるには、手で毛先を握りながら揉み込むのがポイント。とかしつけたり、引っ張ってのばすようなテクニックは必要ありません。ほんの数分で思い通りのスタイルになるはずです」(嶋根さん)
問い合わせ先
apish omotesando
住所/東京都渋谷区神宮前5-18-10 EXASPACE 2-E
TEL:03-5464-9300
営業時間:火・木11:00~20:00、水11:00~21:00、金12:00~21:00、土10:00~20:00、日・祝10:00~19:00
定休日:月曜
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 古谷利幸〈F-REXon〉
- WRITING :
- 中島祐美
- DIRECTION :
- 青木 笑