レディース向けの冬のカジュアルコートを使ったコーディネートを、ファッション誌『Precious』から厳選して集めました。定番のダウンコートやモッズコート、チェスターコート、ダッフルコートなどを、大人の女性らしく、カジュアルに着こなすヒントが見つかります。この冬のカジュアルコートを使ったコーデをする際に、お役立てください。

【目次】

40代からのレディース冬のカジュアルコートコーデ


【1】ライトグレーダウンコート×ミントニット×グレーパンツ

コート(ムーレー 銀座店)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリー ポルトフィーノ〉)、ニット(オーラリー)、ピアス(フラッパーズ〈シンパシー オブ ソウル スタイル〉)、サングラス(アイヴァン 7285トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(ムーレー 銀座店)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリー ポルトフィーノ〉)、ニット(オーラリー)、ピアス(フラッパーズ〈シンパシー オブ ソウル スタイル〉)、サングラス(アイヴァン 7285トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)、靴(J.M. WESTON 青山店)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

軽やかなダウンコートやカシミヤニットで心地いい着こなしを徹底させた、冬の旅スタイル。セピアトーンが美しい、冬のイタリアの風景に影響を受けて、バッグや靴は深みのあるブラウンで、こっくりとした配色へ。

【2】ライトグレーダウンコート×アイボリーニット×白パンツ

パンツ(Theory)、コート(ムーレー 銀座店)、ニット(スローン)、ピアス(ウノアエレ ジャパン)、サングラス(アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZASIX)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(ムーレー 銀座店)、ニット(スローン)、パンツ(Theory)、ピアス(ウノアエレ ジャパン)、サングラス(アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZASIX)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

やわらかな印象をもたらすオフホワイトのパンツはドローストリング仕様で、休日カジュアルにぴったり。表面をカシミヤで仕立てたダウンコートがあれば、キンと冷えた冬の日も、温もりに包まれて過ごすことができます。グレージュにはアイボリーをプラスすることで、クリーンな印象が際立ちます。

【3】白コート×白カットソー×白パンツ

コート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、カットソー・パンツ・ボッテガ・ヴェネタのバッグ・靴(スタイリスト私物) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(アクリスジャパン〈アクリス〉)、カットソー・パンツ・ボッテガ・ヴェネタのバッグ・靴(スタイリスト私物) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

「真冬に白のコートを着る。その華やかで粋なおしゃれは、以前から挑戦したかったテーマのひとつです。そこで今季出合ったのが、上質なキャメルヘアをファーのように仕上げたアクリスのテディコート。モコモコとしたカジュアルな質感と上品なシルエットが相まった、華美になりすぎないこなれた雰囲気が魅力。抜け感のある白いコートなので、インナーも小物も白にまとめて、上質なワントーンコーディネートで着こなしたいですね」(スタイリスト・青木貴子さん)

【4】チェック柄コート×ブラウンニット×ピンクパンツ

ファビアナフィリッピのコート・パンツ・靴・ティラマーチのバッグ(アオイ)、ニット(スリードッツ青山店)、チョーカー(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ファビアナフィリッピのコート・パンツ・靴・ティラマーチのバッグ(アオイ)、ニット(スリードッツ青山店)、チョーカー(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

ブラウンの濃淡×グレーの大きめチェック柄とシャギーな風合いが今らしいコートを、赤みのあるミルクチョコ色ニットに重ねて。上半身のボリュームが重く見えないように、軽やかなダスティピンクの足首見せパンツをコーディネート。温かみのある色調で統一すれば、パンツが浮くことなく颯爽とした知的スタイルが完成。

ニットの色に合わせたレザーのビッグバッグの上品な艶感が、着こなしの印象を引き締めるポイントです。

【5】ネイビージャケットコート×ブルーニット×グレーパンツ

コート・ニット・パンツ(ウールン商会〈コロンボ〉)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・リング(ジョージ ジェンセン ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・ニット・パンツ(ウールン商会〈コロンボ〉)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・リング(ジョージ ジェンセン ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

シーンを問わず着られるネイビーのジャケットコートは、エクストラファインウールとアンゴラ混紡のダブルフェース。ピーコート風のダブルブレストで、着こなしの幅も広く愛用できます。顔映りを明るくするスモーキーブルのタートルネックニットに、淡グレーのパンツを合わせて颯爽と。

【6】カラーブロックコート×ベージュニット×ブラウンパンツ

コート・ニット・パンツ(ウールン商会〈コロンボ〉)、ピアス(ジョージ ジェンセン ジャパン)、リング(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・ニット・パンツ(ウールン商会〈コロンボ〉)、ピアス(ジョージ ジェンセン ジャパン)、リング(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

遠目からでもシックに着映えするカラーブロックのコートは、軽さと暖かさが格別なカシミヤのダブルフェース仕立て。ニュアンス豊かな色合いとクリーンなシルエットが、上質な装いをモダンに更新したい大人のおしゃれ心を満たしてくれます。

【7】チャコールグレーチェスターコート×デニムシャツ×デニムパンツ

コート・デニムシャツ・デニムパンツ・ピアス・バッグ『ベッキー チェーン ウォレット』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・デニムシャツ・デニムパンツ・ピアス・バッグ『ベッキー チェーン ウォレット』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

完成度の高いチェスターコートを一着もっておけば、あらゆる流行を超えて頼れる存在となります。写真のようにデニムのカジュアルな装いを格上げするだけでなく、オンタイムには信頼感を授けてくれます。このコートは黒に限りなく近いチャコールグレーを選ぶと、黒よりコーディネートの幅が広がります。

【8】グレーツイードブルゾン×黒ニット×黒パンツ

コート・タートルニット・パンツ・バッグ『カサンドラ』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・タートルニット・パンツ・バッグ『カサンドラ』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

そでぐりから後ろ身ごろへ、丸みを帯びて、ゆったりとしたフォルムがかわいい、ツイードのブルゾンに、黒のタートルネックニットと細身パンツを合わせた、マニッシュなトラッドスタイル。グレンチェックが醸し出すきちんと感に、襟元のシアリングファーの愛らしい表情が重なって、いち目おかれること間違いなし。細身のパンツだけでなく、ロングスカートでも着映えます。

【9】ネイビーピーコート×ボーダーニット×白パンツ

コート・ボーダーニット・パンツ・バッグ『カサンドラ』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・ボーダーニット・パンツ・バッグ『カサンドラ』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

冬のモノトーンの知的な華やぎを感じさせる、サンローランの名品ピーコートを主役にした装い。ネイビーのピーコートにボーダーニット&白パンツを合わせたマリンなモノトーンスタイルに、黒×キャンバス地のバッグを合わせて。

【10】ブラウンファーコート×キャメルニット×黒パンツ

パンツ・コート・ニット・サングラス(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(0 TASAK〈I TASAKI 〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート・ニット・パンツ・サングラス(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(0 TASAK〈I TASAKI 〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious12月号』小学館、2019年

流行のフワモコアウターをすっきり着こなすには、「ボトムは細身」が大原則。足元とバッグに白を効かせ、スポーツ気分を満喫。マックスマーラのテディベアコートは、やや厚手のウールストレッチ素材。前はセンターシーム、後ろはセンタープレスが施され、細身シルエットをさらにシャープに見せてくれる、名品です。

【11】黒コート×グレーニット×レッドパンツ

コート(ヘルノ・ジャパン)、ニット・パンツ(Vince 表参道店)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、靴(リエート〈サントーニ〉)、帽子 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
コート(ヘルノ・ジャパン)、ニット・パンツ(Vince 表参道店)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、靴(リエート〈サントーニ〉)、帽子 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

スポーティな黒のコートに、きれい色のパンツと白スニーカーを合わせた、休日用の上質カジュアル。赤・白などのコントラストカラーを効かせて、黒を生き生きと着こなして。

【12】ブラウンムートンコート×ブルーニット×チェックパンツ

ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・コート・パンツ・手袋(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・コート・パンツ・手袋(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

旬のブラウンとも品よくマッチする、くすみブルーニットに、ブラウンのアウターやチェックのパンツを合わせたスタイリング。かすれたような色調がシックなムートンコートは、アビエイター風のヴィンテージライクな佇まいがクール。トラッドなチェック柄パンツでテイストをそろえて、着こなしの完成度を高めて。

【13】ライトベージュチェスターコート×カーキニット×グレーパンツ

ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・コート・パンツ・ペンダント・バッグ・靴( ブルネロクチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・コート・パンツ・ペンダント・バッグ・靴( ブルネロクチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

あらゆる色と喧嘩せず、相性よく決まる万能なカーキのニットを中心に、ベージュとグレーの上品なニュートラルカラーを重ねたパンツ×チェスターコートのコーデ。カーキのニットは、フレアスカートなどフェミニンなボトムに合わせると、その甘さを控えめに見せてくれます。

【14】黒チェスターコート×黒ブラウス×白パンツ

コート・ブラウス(J&M デヴィッドソン 青山店)、パンツ(ブラミンク〈ブラミンク〉)リング(エストネーション〈ベアトリス パラシオス〉)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート・ブラウス(J&M デヴィッドソン 青山店)、パンツ(ブラミンク〈ブラミンク〉)リング(エストネーション〈ベアトリス パラシオス〉)、バッグ(エリオポール代官山〈ザンケッティ〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2019年

ブークレ・ヤーンがつくり出すループ状のくるんとした風合いを、ブラックのチェスターコートでかっこよく。たっぷりとした前身ごろとは対照的に、バックスタイルはすとんと落ちるようなクリーンなシルエット。着こなしは、黒の艶ブラウスと白のワイドパンツを合わせて、凛々しくエレガントに。

【15】キャメルチェスターコート×白ブラウス×白パンツ

コート(三喜商事〈ストラネス〉) ブラウス(ビームス ハウス 丸の内〈エッフェ ビームス〉) パンツ(ストラスブルゴ) ピアス(ドレスアンレーヴ〈253ビジュー〉) ネックレス(カドー伊勢丹新宿店〈カドー〉) バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、ブーツ『ロージー』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)  撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年
コート(三喜商事〈ストラネス〉)、ブラウス(ビームス ハウス 丸の内〈エッフェ ビームス〉)、パンツ(ストラスブルゴ)、ピアス(ドレスアンレーヴ〈253ビジュー〉)、ネックレス(カドー伊勢丹新宿店〈カドー〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、ブーツ『ロージー』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)  撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年

女らしさが香るテーパードパンツに、同系色のブラウスを合わせ、ストレートラインを強調した上下に、やわらかなキャメルのチェスターコートを合わせたスタイリング。上質なスエードだけに宿る豊かな風合いのブーツが、淡色ワントーンの装いを脱・地味に見せてくれます。

【16】ネイビートレンチコート×ネイビーブラウス×デニムパンツ

ドロシー シューマッハのブラウス・エルマンノ エルマンノ シェルヴィーノのデニム(サン・フレール)、コート(ジョンローレンス サリバン)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、ブーツ『sr ミラノ』(セルジオ ロッシ) 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年
ドロシー シューマッハのブラウス・エルマンノ エルマンノ シェルヴィーノのデニム(サン・フレール)、コート(ジョンローレンス サリバン)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、ブーツ『sr ミラノ』(セルジオ ロッシ) 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年 撮影/来家祐介(aosora) BY:『Precious11月号』小学館、2019年

スタイルよく見せる細身デニムと、ネイビーのロングトレンチを合わせたネイビー系リンクコーデ。バッグはグレージュ、ブーツはシルバーと、暗色コーデをのっぺりとさせない盛り上げを。

【17】ボルドーダッフルコート×白ニット×白パンツ

コート・ニット・パンツ・バッグ(ebure)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
コート・ニット・パンツ・バッグ(ebure)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキョウ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ボルドーのダッフルコートでつくる、こっくりリッチな休日コーディネートです。温もり素材のホワイトを上下で合わせた、ワントーンのリッチ配色が、リュクスな印象に導きます。

【18】グレーコート×ライトグレーパンツ

コート・パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、靴下・靴/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
コート・パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、靴下・靴/私物 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

主役となるのは、ダブルフェースのコートとファージレが重なった、贅沢な一枚。それぞれを単品で着るのはもちろん、ジレをINしたり、写真のようにコートの上に重ねて…と、4通りの着こなしが可能。

コートは、熟練した職人たちの手仕事が感じられるメイド・イン・イタリーの名品。ひと目で高級とわかるカシミヤが上品なミディアムグレーを盛り上げます。同系色の淡いテーパードパンツを合わせ、グレージュ系のグラデーションコーディネートを楽しんで。

【19】黒ダッフルコート×ボーダーニット×白パンツ

コート・ニット・パンツ(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
コート・ニット・パンツ(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年 撮影/土屋文護(TRON) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

大人の女性にこそ着てほしいカジュアルアウターが、サンローランのムートンのダッフルコート。毛皮面だけでなくスエード面もていねいになめされた上質な革だから、着心地も軽やか。やわらかな温もりを感じさせながらも、シルエットはすっきりとして丈は長め。着るだけで、洗練されたリュクスなカジュアルムードが漂う一着です。ボーダーニットと白パンツを合わせれば、冬らしいマリンカジュアルのできあがりです。

【20】黒ミリタリーコート×ブラウンパンツ

コート・パンツ・バックパック(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年
コート・パンツ・バックパック(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2019年

はっ水、防風性の高いナイロン素材に、内側はシープスキンのファーを使用した、とことん機能性にこだわったミリタリーコートは、サンローランの誇るシグネチャーのひとつ。甘さを徹底的に省いたアウトドアなスタイルに、白いふわもこの表面感がキュートなメンズのバックパックをワンポイントにしつつ、コーデュロイのブラウンカラーの細身パンツを合わせて軽快に。

【21】ベージュコート×黒ニット×黒パンツ

コート(トラデュイール)、ニット(wb)、デニム・ピアス(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、ファーストール(ADORE)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、スニーカー(J.M.WESTON 青山店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
コート(トラデュイール)、ニット(wb)、デニム・ピアス(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、ファーストール(ADORE)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、スニーカー(J.M.WESTON 青山店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

黒とベージュ合わせが好きな人は、冬はこんな縦長ラインを強調するアイテム使いもおすすめです。旬の気分が高まるだけでなく、すっきりとスマートに見えるのも魅力。足元に白スニーカーを合わせ、軽やかに仕上げて。

【22】グレーインナーダウン付きコート×白シャツ×黒パンツ

コート(コロネット〈ムーレー〉)、シャツ(ウィム ガゼット 青山店〈ゲミニー〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン青山店)、ピアス・リング(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、靴(J.M.WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious2月号』小学館、2019年
コート(コロネット〈ムーレー〉)、シャツ(ウィム ガゼット 青山店〈ゲミニー〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン青山店)、ピアス・リング(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、靴(J.M.WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious2月号』小学館、2019年

イタリアのアウターブランド・ムーレーのインナーダウン付きカシミヤコートを主役に。防寒とリュクスな着こなしが両立する一着で、湖畔の散歩もおしゃれに、快適に過ごせます。

【23】ベージュムートンコート×白ニット×黒パンツ

コート(ウィム ガゼット 青山店〈アンノウン〉)、ニット(スローン)、パンツ(サザビーリーグ〈マザー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、サングラス(コロネット〈カレン ウォーカー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
コート(ウィム ガゼット 青山店〈アンノウン〉)、ニット(スローン)、パンツ(サザビーリーグ〈マザー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、サングラス(コロネット〈カレン ウォーカー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

ムートンコートと大判ストールの合わせ技で、アクティブな日の寒さ対策を施した、ベージュグラデ×濃グレーの細身パンツコーディネート。ストールは大判サイズでも素材がしなやかなので、きゅっと巻けるのがうれしいポイントです。

モッズコートを着こなすレディース冬のカジュアルコーデ


【1】黒モッズ風コート×ブルーニット×ネイビーパンツ

ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・コート・デニム・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ニット/Precious創刊15周年記念コラボ商品・コート・デニム・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

モッズ風コートとデニムとのマニッシュな着こなしに、くすみブルーのニットが入ることで、明るく女性らしいムードに。ダークカラーの着こなしが多くなる冬に、指し色として活躍、肌色までもきれいに見せてくれるのが、くすみブルーの実力です。冬コーデのINに頼りたいカラー。

【2】ファー付きグレーモッズコート×ライトグレーパンツ

Olivia Palermo(オリヴィア・パレルモ) 撮影/©Afro BY:『Precious1月号』小学館、2019年
Olivia Palermo(オリヴィア・パレルモ) 撮影/©Afro BY:『Precious1月号』小学館、2019年

モデルの夫とともに、スイスでウィンターリゾートを楽しむオリヴィア・パレルモのスナップ写真。ファー付きのモッズコートを主役にしながら、テクニカのスノーブーツはあえてネオンカラーを選んで、旅先らしい遊び心を取り入れていました。ディオールのサングラスや、ふんわりとしたファーのおかげで、顔周りに華やぎが感じられます。

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