東京・丸の内に位置する「シャングリ・ラ ホテル 東京」は、東京駅至近という抜群の立地ながら、日本では意外に知られていないラグジュアリー・ホテルの雄。香港に本拠地を置き、アジアを中心に広く展開している。このホテルのメインダイニングはイタリアンレストラン「ピャチェーレ」。MEN'S Precious 2015年春号で紹介済みのシグネチャー・ディッシュ、スパゲットーニ カルボナーラが有名だが、この名皿を超える一品が登場している。写真の自家製ラザニヤ ミートソースとブッラータチーズがそれだ。モッツァレラチーズの生地でつくった袋に、とろとろのチーズとクリームを封じ込めたもの。この一皿ではラザニアの上にのせていて、フォークで壊してとろとろのチーズをラザニアと一緒に食べるのだが、食感と品よい味わいがミックスされたまさに絶品の仕上がり。アンドレア・フェレーロ料理長の創意が発揮された新たなシグネチャー・ディッシュと言えるだろう。

「ピャチェーレ」東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館 シャングリ・ラ ホテル 東京28F  03-6739-7898

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