2月のレディースのファッションコーデを、ラグジュアリーファッション誌『Precious』からピックアップしました。30・40代が今すぐ取り入れられる、最新冬ファッションが満載です。まだまだ寒さの厳しい冬真っ盛りですが、トレンドのコートやニットを着こなして、おしゃれを楽しみましょう。
【目次】
【30・40代におすすめ】レディース2月の最新トレンドコートファッションコーデ
【1】白コート×白パンツ
ひんやりと空気が冷える日には、ふっくらと温もりあふれるダッフルコートの出番。トグルボタンがアクセントになったコートは、シアリングが施されたラムファーの毛先を、さらにカーリングさせることで愛らしい雰囲気に。凛とした印象を与える白を選ぶことで、ダッフルコートを主役にしたカジュアルスタイルもリッチに仕上がります。
【2】白コート×白ニット×白パンツ
清潔感があって穏やかな「遠め美人」を印象づける、ニュアンスホワイトの装い。ムートン、カシミヤ、シルク…とリッチな素材を重ねることで、淡いワントーンにさらに生き生きとした魅力が加わって。足元はスニーカーで軽快に仕上げるのが素敵です。
【3】黒コート×黒ニット×黒パンツ
「引きの目線」を意識したとき、ダークトーンの着こなしにドキッとするようなインパクトを与えてくれるのが、白小物。カシミヤのコートとパンツ、キャメル素材のニットの上質ブラックな着こなしに白スニーカーを投入したら、色の効果に加え、軽やかな旬の気分も生まれ、着映えて。
【4】バーガンディコート×チャコールグレーニット×チャコールグレーパンツ
「鮮やかなバーガンディ色のダッフルコートを投入する日は、ほかのアイテムはあえてベーシックカラーに抑えて」(スタイリスト・大西真理子さん)。相性のいいチャコールグレーでまとめると、華やかな色が際立って、上品で着映えるカジュアルに。街で「生き生きした人」という印象を与える、きれい色コートを主役にしたコーディネートです。
【5】グレーコート×キャメルニット×グレーパンツ
グレー×キャメルというシックカラーでまとめた着こなしも、メリハリのきいた配色なら、遠めにも映えて。「明るめのキャメルをコートやニットだけでなく、バッグやブーツにも繰り返して多めに用いることで、着こなしが軽快に」(スタイリスト・大西真理子さん)
【6】グレーコート×グレーニット×スモーキーピンクパンツ
グレーのコートやニット、スカーフなど濃淡を重ねることで、ニュアンスや立体感を生み出したコーディネート。グレーのアクセントカラーには、冬の街中で映えるスモーキーピンクを選択。さらに「白スニーカーで抜け感を加えると、あか抜けます」(スタイリスト・大西真理子さん)
【7】黒コート×黒ニット×黒パンツ
モードブランドのなかでも、デニムにこだわりがあるのがサンローラン。特にスキニーの美しさには定評があります。こちらは今シーズンらしいミッドライズの黒スキニー。かすかにユーズド加工が施されたきれいめの黒デニムは艶やかで、スティックパンツと見紛うエレガンスを備えています。Pコートに合わせれば、モードな黒カジュアルが完成!
【8】モカベージュコート×ブラウンニット×白パンツ
たっぷりとした着丈のムートンコートに包まれる、幸福な温もりに癒やされて。密な毛並みが上質さを物語る、モカベージュのムートンコートは、リラックス感が香るガウンタイプ。チョコ茶のタートルニットで流行をおさえつつ、白のパンツとスニーカーで、透明感を添えるのが「素敵」の秘密。
【9】ネイビーコート×白ニット×ライトブルーパンツ
ゴールドのボタンが煌きらめくネイビーのピーコートを、デニムと白タートルネックニットに合わせた、マリンスタイル。オーセンティックでもありきたりに見せないのが、ゴールドのボタンで華麗に更新されたコートの存在感。往年の女優のような美貌を演出するスカーフとバッグの色をリンクさせて、品よく遊ぶのもおしゃれの腕の見せどころ!
【10】白コート×黒ニット×黒パンツ
活動的に過ごす日は、動きやすくてかっこいいアスレジャースタイルが気分! 若い世代ならポップな配色を楽しむところ、シックにまとめるのが大人の流儀。白のダウンが主役のモノトーンを基本に、オフ白のバッグやグレージュのムートングローブでさりげなく表情豊かに。
【11】ライトグレーコート×黒ニット×黒パンツ
澄んだモード感が香るライトグレーのダッフルコートで、端麗シンプルなパンツ×ニットスタイルに、ひとさじのリラックス感を加えたコーディネート。襟元のカットソーとと足元の靴に白を効かせたモノトーンの着こなしに、ライトグレーのコートを合わせて、クールなだけでない、大人の奥深い美意識を感じさせて。
【12】ベージュコート×レッドブラウス×白パンツ
センタープレス入りのスティックパンツと甘いブラウスで、洗練された印象に。シルクシフォンブラウスのふんわり感をより魅力的に引き立てつつ、大人のエッセンスを加えるために、ボトムは細身の9分丈パンツが絶対条件。華奢な足首を見せることで、抜け感が生まれます。
【13】ブルーコート×柄ブラウス×ネイビースカート
きちんと感の高いボウブラウスだからこそ、フラワープリントを選んで、攻めのおしゃれを。ブラウスにインパクトがあるぶん、スカートはごくシンプルなタイトスカートに。
【14】ブルーコート×柄ブラウス×ブルーパンツ
ピーコックブルーでまとめたきれい色のスーツの着こなしは、複数の色がミックスされたプリントブラウスをつなぎ役にして、ワントーンに。色使いが平坦にならず、センスのよさも感じさせます。バッグと靴はシックなグレーで統一すると、着こなし全体が落ち着いた雰囲気にまとまって。
【30・40代におすすめ】レディース2月の最新トレンド冬ファッションコーデ
【1】グレートップス×ピンクパンツ
グレーベースの装いにカラーボトムを取り入れたら、カジュアルが明るく華やかに。マノロ ブラニクのハンサムシューズやジラール・ぺルゴの時計で、マスキュリンな雰囲気を。ラムスキンのストールやブルネロ クチネリのグレージュのバッグで、やわらかい女性らしさを。両方をMIXさせた、引いても寄ってもポイントがある、「大人の映えるカジュアル」の最新実例です。
【2】ネイビーニット×ライトブルーパンツ
ローゲージニットにデニムという、ネイビー系でまとめた着こなしの襟元にスカーフを重ね、「近め美人」度アップ。濃淡ブルーのカシミヤスカーフは、70cmのコンパクトサイズがあしらいやすい。ジラール・ぺルゴの時計やマーク・クロスのバッグという、スクエア感のある小物使いが印象的です。
【3】グレーニット×レッドスカーフ
首周りにさっとあしらえる細身のシルクスカーフに加え、幾何学柄が美しいペンダントやエナメルブレスレット、シルバー金具のアクセントが効いた、上品な仔牛革のレザーブレスレット…と、多彩な表情の艶めきを、ざっくりニットと細身パンツというシンプルコーデにレイヤード。
「肌映りのいい、トレンドの気分もある赤を選ぶことで、ニットスタイルが断然、チャーミングに」(スタイリスト・大西真理子さん)
【4】グレージャケット×黒ニット
モダン柄のストールは、スパイス効果抜群。クラシック気分のジャケットのポイントに効かせても、センスのいい遊び心が漂っておしゃれ度アップします。カジュアルな雰囲気のクロスボディバッグとのバランス感も抜群。
「ゴールドバックルが効いたバッグを投入すると、さらに着こなしが華やかになって、印象的になります」(スタイリスト・大西真理子さん)
【5】ブラウンファージレ×黒ニット×黒パンツ
リッチなファースタイルをジュエリーで盛り上げ、かっこよく女らしいオーラをまとわせたパンツスタイル。漆黒に輝くジェットも、濃厚で温もりのあるローズゴールドの煌きらめきも、冬の光の下でさらにドラマティックに。成熟した艶っぽさをまとうように身につけたい。
「大ぶりのピアスなどボリューム感のあるジュエリーを重ねると、こなれ感が生まれてカジュアルが粋に」(スタイリスト・大西真理子さん)
【6】黒アウター×黒ニット×グレースカート
揺れる華やぎロングスカートで、黒ベースの着こなしがドラマティックに。冬らしい暖かみのある素材も、優雅なムードを高めて。
「スカートにボリュームがあるぶんトップスはコンパクトに。足元は、スカートの分量感に負けないブーツが好バランス」(スタイリスト・大西真理子さん)
【7】キャメル&ベージュポンチョ×ブラウンニット×ネイビーパンツ
「遠め美人」を目指すなら、動くたび、華やいだムードを放つポンチョも要チェック。キャメル×ベージュのニットポンチョは歩くたびにすそが揺れ、見た目に色の分量感が変わるのも躍動的。ウール、カシミヤベースの豊かな風合いもいい。
タートルネックニットとデニムのシンプルな着こなしに、ポンチョをはおっただけでこの存在感! 「このポンチョ、躍動感がありますね! 大人の女性を生き生きと見せる一着です。小物はポンチョとリンクするブラウン系で統一すると、こなれた印象に」(スタイリスト・大西真理子さん)
【8】白ケープ×白パンツ
冬の街でひときわ映える、白の着こなし。濃い色の小物をトッピングして、モダンなアクセントの効いたブラウンバッグを投入したら、上品な着こなしが断然今っぽく、軽やかに映ります。
【9】グレージュニット×ライトグレージュスカート
凝った模様編みが楽しいグレージュのアランニットは、「リッチアウター」に上品な陰影を添えるだけでなく、アウターオフしても絵になる優秀アイテム。ライトグレージュのティアードスカート、エクリュのカシミヤストールを合わせて繊細なグラデーションを表現。甘さ控えめのフェミニンスタイルで、洗練を知る大人のセンスを感じさせて。
【10】グレイッシュブラウンファーストール×ベージュニット×ベージュパンツ
たっぷりと長さのあるセーブルファーストールに、き心地の良いニットとパンツを合わせた、リラックス感のある装い。ロシアンセーブルならではの、えもいわれぬグレイッシュブラウンに魅せられます。
ココアベージュのモヘアシルクニット、ミルキーベージュのパンツ、と優しい色をていねいにコーディネート。モダンパールのエレガントな艶、本格ウォッチの辛口な輝きで彩れば、冬の日差しを受けてだれよりもラグジュアリーに華やぐ女性に。
【11】ピンクカーディガン×黒ニット×黒スカート
艶やかなピンクをシックな黒に合わせて、小粋な「いい女」に。カーヴィーなスカートとコンパクトなVネックのカーディガンで、王道の美人バランスが完成。インナーも黒に統一して、シックな華やぎを深めて。
【12】ベージュカーディガン×アイボリーワンピース
繊細なカーディガンは、ワントーンスタイルをいっそうリュクスに輝かせます。気品漂うアイボリーのワンピースとともに、洗練のワントーンに。遠目でも美しいフィット&フレアのシルエットに、だれもが魅了されるはず。カーディガンの短めのそでとすっきりしたフォルムが、軽やかでバランスのいいスタイルに導いて。
【13】ベージュカーディガン×黒ワンピース
アメリカン・ヴォーグの編集長、アナ・ウィンターのお気に入り、カーディガン×ワンピースの組み合わせを、ベーシックな色使いで優雅かつノーブルに。肩がけスタイルの着こなしが、ベージュの聡明な印象をより高めて。
【14】ベージュカーディガン×ライトベージュニット×白パンツ
永遠の美人配色「ベージュ×白」で颯爽と。ワイドめの白パンツを合わせ、人気配色を今の気分に。アメリカン・ヴォーグの編集長、アナ・ウィンターに倣って、首元にはボリュームパールを。
【15】イエローブラウス×黒パンツ
まるでスカーフを巻いたような襟元や肌が見え隠れするそでのカッティングなど、知的でありながら、女らしさをさりげなく主張する、華やぎブラウスを主役にしたオフィス・スタイル。優しいカモミールイエローの色調やシルクジョーゼットのしなやかな質感は、仕事相手を和ませるだけでなく、着ている本人をも心地よくさせ、気分を上げてくれそう。
【16】ネイビーブラウス×オレンジスカート
華やかなブラウスに、辛口ロングスカートを合わせ、甘く見せずに女らしさを強調したスタイリング。たっぷりしたギャザーのボリュームあるそでが、さりげないしぐさを、優しく、魅力的に見せます。ネイビー×オレンジのメリハリ配色も大人好み。
華やぎブラウスに合わせるボトムはシンプルな辛口に徹し、タックインでウエスト周りをきりっと。足元は華奢な先細パンプスで、華ブラウスとの美バランスをキープするのが着こなしの秘訣です。
【17】ネイビージャケット×ネイビーワンピース
しなやかなワンピースには、地金ベースのインパクトジュエリーを合わせて、地味に見えないような輝きをプラス。ジャケットとのセットアップで、よりエグゼクティブな雰囲気を漂わせて。
【18】ピンクジャケット×ピンクブラウス×ピンクパンツ
エターナルな魅力を備えたジャケット×パンツ、そして艶やかなシルクブラウス。そのどれもがシックなピンクベージュの濃淡で調和し合い、ワントーンで溶け合っていく、まさに理想のスーツスタイルです。ちょっとニュアンスのある優しいワントーンのスーツスタイルは、知的で余裕あふれる仕事スタイルに導いてくれます。