日本テレビ系で放送中の『トップナイフ―天才脳外科医の条件―』は、女優の天海祐希さんが「女帝」と呼ばれる脳外科医を演じていることで話題の、土曜夜10時のドラマです。
わずか0.1mmの手元の狂いも許されない脳を扱う脳外科医は「手術の天才」。今作は、そんな最高の医師(=トップナイフ)とも呼ばれる彼らが感じるプレッシャー、そして神の領域に迫るために彼らが抱える苦悩など、医師のすべてを描くリアル・ドクターストーリーです。
天海さん演じる主人公・深山瑤子は、「女帝」「氷の女」と呼ばれている脳外科医。患者の命を第一に考える反面「家族を捨てた」という罪悪感を抱えているよう。そんな秘密を抱えるのは深山のみならず、他のトップナイフたちも同様。
深山以外の脳外科医として、女癖は悪いが世界的に手術の「天才」である黒岩健吾を椎名桔平さん、自信のみで実力が伴わない「ド新人」の研修医・小机幸子役を広瀬アリスさん、天才に勝てない嫉妬に襲われる「秀才」西郡琢磨役として永山絢斗さんも出演。
第2話では、彼らにも何らかの秘密があることを感じさせるシーンも見られ、医師たちの秘密を巡る群像劇としても気になるところ。
また、脳外科医の部長・今出川孝雄役として、三浦友和さん。脳外のオアシス的存在のBAR「カサブランカ」のオーナー・来島達也役として古川雄大さんも出演中!
さらにベテラン看護師・犬飼剛役として、数多くの作品に出演し、その爽やかなマスクで女性を魅了している福士誠治さん。冷静沈着で優秀な若手看護師・小沢真凛役として、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』での熱演が話題になった森田望智さんなど、実力派俳優が登場しています。
実は救命医役として、芸人のアキラ100%さんも出演中なのですが、みなさんお気づきだったでしょうか?
そんな本作の脚本を担当するのは『コード・ブルー』『医龍-Team Medical Dragon-』(ともにフジテレビ系)など、話題の医療ドラマを世に送り出してきた林宏司さん。演出を担当するのは、天海さん主演で人気を博した『女王の教室』(日本テレビ系)など数々の問題作を生み出す鬼才・大塚恭司さん。
天海さんを含む最高の3人がタッグを組む医療ドラマは、第2話の放送後にも「最高だった」との声が寄せられ、多くの人を虜にした模様。
まずはそんな2話のあらすじや反響をおさらいしてみましょう。
顔の痛みの原因に迫る!さらに、脳外科にストーカーがいる?第2話のあらすじをおさらい
※ネタバレを含みますので、気になる方は飛ばして次回のあらすじをお楽しみいただければと思います。
黒岩健吾(椎名桔平さん)の手術の見学中にコケてしまった新人研修医の小机幸子(広瀬アリスさん)。深山瑤子(天海祐希さん)は、黒岩がそんな幸子に対して言い放った「女は脳外に向いてない、辞めてしまえ」という言葉に「女性蔑視でしょう」と怒りをあらわにします。
外来患者・牧羽由香里(松本若菜)を診察する深山は「脳外のドクターにつきまとわれて困っている」と相談されます。彼女が写真の黒岩を指差したことから、深山たちが黒岩を問い詰めたところ心当たりがある様子。
しかし翌日、由香里は黒岩とすれ違ってもまったく反応しないどころか、今度は西郡に付きまとわれていると言い出します。
一方、救急に運ばれてきた、自殺未遂を繰り返し屋上から転落した患者・桑原和子(濱田マリさん)を担当することになった西郡琢磨(永山絢斗さん)は、自殺願望を持つ彼女に嫌悪感を覚えます。「痛みは誰にもわからないから」と言われ、彼女の痛みに向き合うことになります。
うっかり西郡相手に由香里の件を「女性が訪ねてきた」と漏らしてしまう幸子でしたが、どうやら西郡にも心当たりがあるようで、ある相手に電話をします。しかし、由香里の供述はまたしても変わるのでした。
深山、幸子、看護師の小沢は、次は今出川部長が怪しいと話を聞きに行くと、こちらも心当たりがある様子。しかし、今出川と話している中で、深山はあることに気が付きます。
そんな中、西郡は和子が長年悩まされてきた“顔面を針で刺すような痛み”の原因を突き止めます。おそらくテント髄膜腫が三叉神経に触れているため、痛みが生じているのだと確信した西郡はオペをすることに。
ストーカー被害を訴えていた由香里でしたが、それも脳によるものと判明。感情を抱く部分が活発になりすぎ、顔の認識する部分を混乱させる「フレゴリの妄想」が出ており、彼女は誰を見ても恋人や親しい人だと思ってしまう症状だったのです。
顔もまったく違う相手に対し「恋人が変装して自分の前に現れている」と感じていたのだとか。由香里は、ともにバス事故に遭った不倫相手への想いが強く、脳が黒岩や西郡のことを彼に見せていたのです。
そんな中、由香里が倒れてしまい、緊急手術を行うことに。彼女のオペは黒岩が担当し、深山は西郡のオペに入ります。
オペを進める西郡でしたが「あなたは逃げた、あの痛みから」という電話相手からの言葉を思い出し、手が震えてしまいます。急遽、深山が執刀を変わり手術は無事に成功。和子は10数年悩んでいた痛みから、たった1時間の手術により解放されたのでした。
由香里の手術も終わりましたが、まだ混乱中の彼女。深山たちに由香里をフォローするように言われた黒岩は彼女の手を握り、目を閉じるように促すのでした。
濱田マリさんの演技に視聴者も鳥肌!脳の神秘に驚きの声も
長年の痛みから解放された濱田マリさん演じる和子。手術後には深山のメイク道具を使い化粧をした和子に「綺麗じゃねぇか」と夫から声をかけられるシーンが描かれました。
その際の和子の泣きそうになりながらも照れて笑顔になる絶妙な表情の演技に、視聴者も引き込まれた様子。「すごかった」「思わず泣いてしまった」との声が寄せられていました。
第2話で紹介された「フレゴリの妄想」も初めて聞くという方も多かったはず。脳にまつわる症例が出てくる今作を通し「脳って不思議」「興味深い」と感じる視聴者も多いようです。今後どんな脳にまつわる病をトップナイフたちが解決していくのかも楽しみですよね。
次々と明らかになるトップナイフたちの秘密も気になる!
2話ではそれぞれのトップナイフたちの抱える秘密も垣間見える展開になりました。
なんだかんだ面倒見のいい深山に対し幸子が、「深山先生ってなんで『氷の女』って呼ばれているんですか?」と看護師に疑問を投げかける場面では、「できない医者はどんどんやめさせられた」「恨んでいる人も多いと思う」「傷抱えているからね、気をつけなよ」と気になる返答をされていました。
さらには、2話のラストシーンでは、深山の娘・真実(桜田ひよりさん)も登場。SNSにも「続きが早くみたい!」「過去が気になりすぎる」との声が溢れていました。
また、手術中に手の震えが止まらなくなった西郡。かつての交際相手から「あなたの息子」とひとりの少年を紹介された黒岩。トップナイフたちの抱える秘密と、それに伴う痛みについてもどんどん明らかになるのではないでしょうか。幸子の恋の行方にも注目です!
そして、1話に続き話題になったのが、JUJUさんの新曲「STAYIN’ ALIVE」に合わせてキャストがダンスするエンディング! 1話とは別バージョンが流れたのですが、お気づきでしたか? まさかの展開に「うれしすぎる!」といった声が上がっていましたよ。
それでは、気になる第3話のあらすじを日本テレビさんご協力のもと、ご紹介します!
関西弁しか話せない病?深山が殺人容疑で連行?第3話のあらすじ
自宅に戻ると、実の娘・真実(桜田ひよりさん)がおり、突然転がり込んできたことに戸惑いを隠せない深山(天海祐希さん)。また、元交際相手から「あなたの子供だ」と、小学生の男の子を突然押し付けられた黒岩(椎名桔平さん)と、それぞれプライベートに問題を抱えるドクターたち。
さらに看護師の真凛(森田望智さん)から、バーのチャラいマスター・来島(古川雄大さん)への恋心を指摘され、恋愛経験のない幸子(広瀬アリスさん)も動揺しています。どのドクターも前途多難の様子。
子供の面倒を見られるようにと、シフトの調整をしようと気遣う脳外科部長の今出川(三浦友和さん)でしたが、深山と黒岩はあえて仕事を優先します。
そんな中、関西弁の患者・赤坂(金井勇太さん)から、「生粋の東京人であるにも関わらず、外傷性くも膜下出血になった後、関西弁しか話せなくなった」と驚きの相談をされる黒岩。
一方、西郡(永山絢斗さん)が連日長時間のオペを志願していることを知った深山。先日の手術の際に手に震えたことを知っていた深山は、西郡が何か事情を隠しているのではないかと問い詰めます。
しかし、そんな場面に突然やってくる刑事! なんと刑事は深山のことを“殺人容疑”で連行しようとしているよう。なんでも通報者は「深山のオペで殺された」と主張しているようで……。
関西弁しか話せなくなってしまった原因とは? そしてなぜ深山を通報した相手は「殺された」と主張しているのでしょうか。それぞれのトップナイフたちの抱える問題にもさらに迫る1時間となりそうですよね。
エンディングのダンスまで見逃せない第3話の放送は、1月25日(土)夜10時から! お見逃しなく。
番組詳細
- トップナイフ―天才脳外科医の条件―
- 2020年1月25日(土)午後10時スタート予定 日本テレビ系