Cocoon 銀座店の店長・泰斗さんによると、縦長な輪郭が気になる面長さんにとってNGなのが、ボリュームが高い位置にくるタイトなショートスタイル。
「40代のショートヘアなら、リフトアップ効果を期待して、シルエットのボリュームゾーンを高い位置に持ってきがち。でも、シュッとした印象になる分、面長さんが取り入れるとキツイ印象に見えることも」(泰斗さん)
そこで重要なのが、ボリュームゾーンを上げすぎず、丸みを残してあげることなのだそう。
「トップにボリュームを出しつつ、サイドの丸みは頬のあたりにくるようにすると、菱形フォルムが作れます。トップにポイントレイヤーを入れると骨格補整効果もあり、ふんわり感も出せるのでオススメです」(泰斗さん)
また、全体にかけたパーマもスタイルのポイントに。
「直毛を軽く曲げる程度の、ワンカール未満のパーマを全体にかけてあげると、髪の質感が柔らかく見えるうえ、簡単に動きが出せます。大人っぽさとかわいさが演出できますよ!」(泰斗さん)
面長とハチの張りが目立たないうえ、スタイリングもラクになるパーマのショートボブスタイル。その詳しいスタイリング方法もチェック!
■髪型:トップのレイヤーでふんわりと!軽やかな毛先の動きがポイント
面長顔のショートヘア代表:武藤純子さん(49歳/会社員)の場合
武藤さんのHAIR CHART
- やわらかさ(柔→硬)★★★★
- ボリューム(少→多)★★★★
- 髪の太さ(細→太)★★★★
- うるおい(乾→潤)★★
- 白髪の量(多→少)★★★
「レザーでカットしたグラデーションボブベース。トップのレイヤーは、ハチ下と切り離してカットしているので、よりボリュームが出やすくなっています。パーマは、13~17mmのロッドで全体を毛先から1回転半平巻きに。直毛に柔らかさを出してあげることで、スタイリングもしやすく、かわいらしい印象になります」(泰斗さん)
■スタイリング:重要なのは根元のボリューム!分け目をつけず、ふんわり仕上げて
「乾かすときも、ワックスをつけるときも、しっかり根元を立ち上げることを意識して。分け目はつけず、トップのふんわり感をキープするのもポイントです」(泰斗さん)
■1:根元を起こしながらドライ
■2:ライトハードワックスをもみ込む
■3:束感を整える
〈面長ショートヘア スタイリングのコツ3か条〉
- 根元からしっかり乾かす
- ワックスを根元からつけて動きを出す
- キチッとしすぎずふんわり感をキープ
「スタイリング剤を毛先からつけてしまうと、重さでペタッとしてしまう原因に。根元からしっかりなじませることで、ふんわりとした動きを出すことができます」(泰斗さん)
問い合わせ先
Cocoon 銀座店
※3月オープン予定
TEL:03-5466-1366(表参道店)
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 片岡 祥
- EDIT&WRITING :
- 山本二季
- DIRECTION :
- 青木 笑